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【茶道部】師走稽古 2022年12月08日(木)09時02分

今日は12月最初の稽古日で、ようやく部員たちに抹茶茶碗を渡すことができました。

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先月清水で絵付けしたものですが、みなうまく仕上がっていました。そして、部員たちはお互いの茶碗を見合っていました。

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期末考査があったためしばらく間が空きましたが、体が点前の所作を覚えている感じで、みなスムーズに点前をしていました。

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予告していたとおり、お菓子は嵯峨嘉のいちご大福を出しました。茶道部で1番人気と言ってもよいですが、熊本産の豊の香を使用したこのいちご大福は絶品です。

【茶道部】強化稽古 2022年11月17日(木)21時46分

今日から風炉釜を3ヵ所設定し、藪内流の先生と顧問、高2生がそれぞれ点前指導に当たりました。

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しばらく倉庫に眠っていた風炉釜ですが、炭で火を起こすタイプのものなので、空点前にしました。高1生全員がひととおり風炉点前(棗・茶杓の拝見を含む)をできるようになり、今は細かい所作を指摘しつつ、よりレベルを上げている最中です。

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その後、18時からお運びの稽古に入りました。あらためてお茶の運び方を確認し、お茶の出し方・下げ方を1人ずつ行いました。茶道の世界ではお点前だけできればオッケーではなく、水屋での作業やお運びなど、何でもこなせなければなりません。

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さて、お菓子は鶴屋吉信の京観世を出しました。しっとりとした小倉餡を村雨で巻き上げた和菓子で、誕生から100年を超える鶴屋吉信の代表銘菓です。

【茶道部】合同稽古会の復習 2022年11月08日(火)21時42分

今日の部活では、先日嵯峨野高等学校で行われた合同稽古会の復習をしました。

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畳を三畳敷き、稽古会の時のレイアウトを再現しました。そして、点前担当の部長がお点前をしつつ、進行役の後見の動きを確認。そして、後見がどの茶道具の時に後見と中継(裏方から茶道具を持ってきて手渡し)するかも決めました。今回高1生は順に点前指導を受けていましたが、今後は水屋の復習も加え、本番の茶道フェスに向けて事前稽古を進めていきたいと思います。

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さて、お菓子は笹屋伊織のもみじを出しました。紅葉の秋ということで、季節を感じさせる一品です。

【茶道部】下見会&合同稽古会 2022年11月06日(日)20時13分

今日は12月17日に催される茶道フェスティバルに向けて、茶道部で下見会&合同稽古会に参加しました。午前中は会場となる歴彩館にて、当日の会場確認と打ち合わせがありました。

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お昼から嵯峨野高等学校へ移動し、嵯峨野高等学校茶道部・京都外大西高等学校茶道部の皆さんと合同稽古を行いました。表千家流の2校と藪内流の本校とのコラボは、実に3年ぶりのため前回を知らない部員ばかりでした。

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茶道フェスでは5席ある内、本校は前半2席を担当。部長がお点前をしながら、後見(進行役)との連携を確認し合いました。また、お運びをはじめ、お茶点てや菓子盛りなど役割はいろいろ。

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茶席順によって役割は異なるので忙しいですが、学校や学年(スタッフは高2、1年生)、そして流派の枠を越えて、部員同士がすっかり仲良くなっていました。そして、夕方17時過ぎまでみっちり事前稽古でした。

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お菓子は鶴屋吉信の「紡ぎ詩」で、きざみ栗入りの漉し餡の饅頭です。茶道フェス本番では別のお菓子ですが、本日は代わりのものを用意していただきました。

茶道部 絵付け体験 2022年10月22日(土)21時33分

今日は午後から清水坂にある森陶器館にて、抹茶茶碗の絵付け体験をしました。抹茶茶碗づくりは過去数回行いましたが、今回の絵付け体験は初めてでした。

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まず、楽茶碗に鉛筆で絵の下書き。部員たちは、桜や紅葉、月うさぎなどの絵を上手に描いていました。それから5色(紺・黒・ピンク・黄・緑)を使って、筆で楽茶碗に色を塗り、線をなぞっていきました。

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作業中は無言で集中し、みな熱心に取り組んでいました。なかなか難しかったですが、それぞれ楽しんでやっていました。予定時間よりも大幅に延長してしまいましたが、各自思うような作品が出来たようです。

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出来た楽茶碗については、そのまま窯元で焼いていただき、1ヵ月後に各自の手元に届く予定です。できれば茶会などで使用し、自分たちの茶碗を活用してほしいと思います。今回の絵付け体験はとても好評だったので、毎年の恒例活動になりそうです。

茶道部 10月稽古 2022年10月20日(木)21時49分

今週は火曜・木曜と続けてお稽古でした。中間考査があったため間が空いてしましましたが、部員たちの上達ぶりは見てわかる程です。

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高2生から順に点前指導を受けつつ、割稽古を重ねています。また12月には3年ぶりに「全国高校茶道フェスティバル」がリアル開催予定で、役割を決めながら着々と準備を進めています。

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火曜日のお菓子は、いと達の包み餅。御室仁和寺近くにある小さな和菓子屋で、店主は本校向かいにある笹屋伊織で修業。4色のカラフルな包み餅は、もちもちしていて美味しかったです。

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本日木曜のお菓子は、叶匠寿庵の栗山家です。栗の甘露煮をまるごと一粒入れた、風味が良いこし餡の羊羹でした。

茶道部 新体制 2022年09月13日(火)23時02分

茶道部は高2生を中心とする新体制になりました。新部長に茶道部初の特進一貫生を起用。高3生が引退し、部員12名で活動しています。

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最初に、部則変更の確認をしてお稽古に入りました。部員数が減った分、点前がまわってくる率も高くなりました。現在もお茶は点てず、お菓子も持ち帰りにしています。

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高2生もお点前はまだまだ未完のため、点前指導を受けるだけではなく、割稽古も必要です。

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本日のお菓子は、七條甘春堂の月宵うさぎです。

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可愛らしいうさぎの上用饅頭で、うさぎの目・口・耳の焼印がされています。ですが、表面が内装にべったり引っ付き、取り出した時には顔が潰れてしまうという残念な状態になりました。

茶道部 指導者・生徒講習会 2022年08月05日(金)20時31分

今日は嵯峨野高等学校で指導者・生徒講習会があり、本校茶道部からは高1生6名と顧問2名で参加しました。

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京都府高等学校文化連盟の茶道専門部が主催し、各高等学校茶道部が参加する講習会です。午前の部は10時開始で、以前の講習会でも行われた菓子切り入れの製作を体験しました。

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今回のご講師は、西陣織を製造販売している織文意匠鈴木の鈴木久見子さん。西陣織に関する説明の後、菓子切り入れの作り方をご紹介していただきました。好きな柄の生地を選び、あらかじめ型どったものを使って、ボンドでくっつけていく作業です。初めての体験でしたが、部員たちは菓子切り入れを作っていました。

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製作体験の後は呈茶があり、抹茶と和菓子をいただきました。京都で有名な千本玉壽軒ですが、金魚の絵柄が入った白あんの和菓子で以前から「金魚すくい」という銘で出されています。今日の紹介では「夏まつり」という銘だったのですが、銘の誤りか変わったのか気になるところです。最後に午前の部に参加した他校の茶道部と交流して、今日の講習会を終えました。

茶道部 引退稽古 2022年07月21日(木)19時59分

今日は7月最後の部活で、3年プログレス生が引退となりました。
これで9期生すべての部員が退くことになります。

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順に点前稽古をしましたが、お互い教え合いながら稽古に励みました。現在はコロナ感染拡大により、昨年同様、抹茶は点てていません。釜の湯は水に替え、お菓子は食べずに持ち帰るという形をとっています。

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本日持ち帰ってもらった和菓子は、鶴屋吉信のこんちきちんです。袋には山鉾の絵が描かれ、「コンチキチン♪」と祇園囃子が響いてきそうです。もっちりとした、粒あん入りの焼き菓子です。3年ぶりに前祭の山鉾巡行を済ませ、24日には後祭の山鉾巡行があります。

茶道部 活動再開 2022年07月05日(火)21時12分

7月に入って茶道部の活動が再開されました。今日まで期末考査だったため、前回から少し間が空きました。

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各自カフェテリアで昼食をとり、今回から高1生も点前指導を受けました。部員たちの様子としては、とくにテスト疲れもなく元気でした。

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今日のお菓子は、「日本一薄い和菓子」で有名な熊本名物の松風を出しました。分厚い京都の松風とは違い、甜菜糖(てんさいとう)による程よい甘さと、芥子(けし)の実を用いているのが特徴です。パリパリとしたお菓子なので、部員たちにも好評でした。

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それから、お干菓子や金平糖です。あじさい茶会の時に参加された先生からの頂き物で、魚の形をしたお干菓子は可愛らしいです。部員たちは普段お干菓子を口にする機会が少なく、基本的に薄茶には干菓子だということを確認してもらいました。