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第88回選抜高等学校野球大会(甲子園)出場 壮行会 2016年03月14日(月)15時57分

奉告参拝式  於、西本願寺阿弥陀堂

校長挨拶
 春のお彼岸を目の前にして、校庭の紅梅も、見事に満開を迎えています。本当に暖かくなり、正に球春到来というところであります。
本日、本校硬式野球部の第88回選抜高等学校野球大会出場の奉告参拝式に際しまして、浄土真宗本願寺派総局のみなさまご臨席の元、また毎日新聞社京都支局長元田 禎様、京都府高等学校野球連盟会長北村 聡様をはじめ、多数のご来賓のご臨席を賜り衷心より御礼を申し上げます。
また、本奉告参拝式にあたり、本山の職員のみなさまには、たいへんご尽力をいただき心より感謝申し上げます。
ご出席いただきましたみなさま方におかれましては、平日のお忙しい中、激励に駆けつけていただきまして誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます。
さて、龍谷大平安も明治9(1876)年滋賀県彦根の地に「金亀教校」として産声を上げましてから、今年、創立140周年を迎えます。その記念すべき年に、こうして硬式野球部が4年連続40回目の甲子園出場を決めてくれました。本当に心から嬉しく思っております。夏の選手権大会出場の33回と合わせて、春夏通算73回目となる甲子園で是非とも2年前の感動をふたたびと心から願っているところであります。
その2年前のチームですが、秋の近畿大会の解説をされていた大阪ガスの石井智さんから、龍谷大平安の選手は「考える野球」がしっかりとできている。強さの秘密は、強打ということもあるが、その何よりも「考える野球」が実践できているとお褒めの言葉をいただきました。こういう評価をしていただいていた裏付けから、監督の口より「日本一」という言葉が出たのだと思います。この選抜大会でも「考える野球」を実践してください。
最後に、東日本大震災から今年で丸5年が経過いたしましたが、今なお避難生活を余儀なくされている方々がたくさんおられます。また、悲しい事件なども絶え間なくニュースで報道されているのも現実です。月並みかもしれませんが、今、こうして今日のこの日が迎えられたことを、心から「ありがたい」と感謝し、みんなに支えられてはじめて自分がここにあるのだということを忘れることなく、甲子園では頂点まで駆け上がってくれることを心から期待いたし、みなさまにはご声援の程宜しくお願い申し上げまして、私の挨拶といたします。本日は誠にありがとうございます。