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仏教青年会連盟 成道会の集い 2019年11月27日(水)10時02分

写真11月26日(火)午後2時40分から京都中学高等学校仏教青年会連盟の成道会<じょうどうえ>の集いが、本校礼拝堂を会場として開催されました。
成道会とは、「花まつり」「涅槃会」とならぶ釈尊三大法要のひとつで、お釈迦様の成道の日を記念する法要(法会)です。
京都の私立中学校高等学校の仏教系宗門校12校の代表生徒が一堂に会して、お釈迦様の修められた苦行に思いを致し、仏教を開かれたことをお慶びする集いをもちました。

式次第は、次のとおりです。
一、行事要文
一、献灯・献華
一、「敬礼文」「三帰依」
一、「さんだんのうた」
一、「念仏」
一、「成道の歌」
一、「仏教青年会会歌」
一、当番校校長挨拶、ご法話講師紹介
一、記念法話
一、「恩徳讃」
一、合掌・礼拝

記念法話は、浄土真宗本願寺派布教使の 江田 智昭 氏が、いま話題のご著書『お寺の掲示板』(新潮社刊)を基に、おもしろおかしく、平易ご丁寧にお話しくださいました。

行事要文は、次のとおりです。
写真 29歳で出家なさったシッダールタ太子は、その後、6年間、激しい苦行をされた。それは、後に自ら「これ以上の苦行をした者は、過去にも未来にもないであろう」と言われたほどの、苦しい修行であった。しかし、苦行によっては、さとりを得ることはできなかった。
 この苦行をいさぎよく放棄した太子は、尼蓮禅河で沐浴をし、村の娘スジャータの捧げる乳粥で元気をとりもどされた。太子は、しっかりとした足取りで歩を進め、河のほとりにそびえる菩提樹の下に座られた。
 「さとりを得るまでは、死んでもこの座を立たないであろう」
 固い決意の下、太子は最後の思惟に入られたが、甘美なものの誘惑、華やかな生活への未練など、心は騒ぎ、悪魔となって襲いかかった。それは、血も涸れ、肉も裂けるほどの激しい戦いであった。しかし、太子の強い信仰と深い智慧は、それらの煩悩をことごとく砕き去っていった。
 夜明けがきた。空には、幾千もの星がまたたいていたが、ひときわ明るい暁の明星を仰いだとき、太子の心は光り輝いた。さとりは開け、太子は仏陀となられたのであった。太子35歳、12月8日の朝明けのことであった。
 菩提樹の枝をわたるそよ風も澄み渡っていた。朝の雲は、七色に美しく色をかえた。そして、み仏の座から、光明が十方に流れていった。仏教という新しい教えの誕生であった。

本校の成道会は、12月6日(金)に、全校生徒により勤修致します。