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2022(令和4)年12月 今月の聖語・言葉について 2022年12月01日(木)08時00分

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今月の聖語・言葉を紹介します。

今月の聖語 ・・・ 正門聖語板
今月の言葉 ・・・ 教室掲示

【今月の聖語】
聖教(しょうぎょう)はよみやぶれ 『蓮如上人御一代記聞書』

 今月の聖語は、本願寺第八代宗主の蓮如上人のお言葉です。この『蓮如上人御一代記聞書(ききがき)』の中で、聖教(聖典)は仏教を開かれたお釈迦さまや、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人のお言葉に出会うことのできるものなので、それを読み破るくらい開いて読むことが聖教を大切にすることになると仰せです。
 たとえば英単語を覚えたいと思ったとき、みなさんは英単語帳を用いると思います。英単語を見て覚える時は、マーカーペンで線を引くなどして、何度も何度も繰り返し、ページをめくって暗記していくと思います。それを繰り返していくことで、めくった部分がだんだん黒くなり、使いすぎてカバーがはがれてしまうこともあるでしょう。しかし、それは必死に覚えたという努力の蓄積とも言えます。本は読むためのものであり、何度も繰り返し読むことが、本を大切にしていると言えるのではないでしょうか。単語帳に限らず、各教科の教科書を読み破るくらいの思いで勉強してみましょう。


【今月の言葉】
ひとつの言葉でけんかして ひとつの言葉で仲なおり
ひとつの言葉はそれぞれに ひとつのこころをもっている 吉野 弘     

 言葉には不思議な力があります。たった一言で人を喜ばせ、励まし勇気づけることができます。またその一方で、人の心を深く傷つけるというマイナスの要素も持ち合わせています。ちょっとしたことで友達とけんかになったとき、みなさんの態度はどうでしょうか。きっと相手に対して怒りの感情をぶつけてしまうでしょう。もちろん、相手にも心があるわけですから、同じような状況に陥ると思います。ですが、「ごめんね」「自分が悪かった」と一言謝ることによって、元の間柄に戻せたりします。
このように、言葉というものは「心」であり、良くも悪くも大きな影響を及ぼすものです。私たちは、友達や家族など近い間柄になればなるほど、言葉の使い方にも気が緩んでしまいがちです。今月の言葉を通して、いま一度自分を振り返ってみてください。

宗教教育係