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2022(令和5)年7月 御命日法要ならびに御遷仏法要 について 2023年07月11日(火)09時00分

私たちのちかい  一、自分の殻に閉じこもることなく
           穏やかな顔と優しい言葉を大切にします
           微笑(ほほえ)み語りかける仏さまのように
         一、むさぼり、いかり、おろかさに流されず
           しなやかな心と振る舞いを心がけます
           心安らかな仏さまのように
         一、自分だけを大事にすることなく
           人と喜びや悲しみを分かち合います
           慈悲に満ちみちた仏さまのように
         一、生かされていることに気づき
           日々に精一杯つとめます
          人びとの救いに尽くす仏さまのように

 このたび、礼拝堂が新北校舎に移りますことから、長年にわたり多くの法要をお勤めし、たくさんのご法話を聴聞し、聞法の場として親しませていただきました礼拝堂にて御命日法要ならびに「御遷仏法要」を勤修いたします。本年8月よりは、新北校舎礼拝堂にて様々な法要を執り行いますので、この日をもちまして、最後のお勤めとなります。みなさまにおかれましては、何かとお忙しいとは存じますが、できるかぎりお参りいただき皆で感謝申し上げましょう。ところで、礼拝堂は、法要儀式を行う場所だけではなく、浄土真宗では「聞法の道場」であります。ご本山をはじめ末寺の本堂は、内陣(僧侶がお勤めをする場所)と外陣(門信徒がお参りする場所)に分けられますが、浄土真宗の本堂の特徴は、内陣よりも外陣の方が広いということです。ご本山である西本願寺御影堂は内陣 282 畳、外陣 441 畳です。他の宗派のお寺によっては、内陣のみで外陣がない場合、もしくは、あってもごくわずかという所が見受けられますが、これはお寺の本堂が僧侶の修行の場であるという意味合いが強いということでしょう。浄土真宗の本堂が「聞法の道場」であるということは、私たち一人一人が、法に出遇わせていただき、法を聴聞し、法を慶んでいく場所が本堂であるということです。宗祖親鸞聖人は、浄土三部経(仏説無量寿経・仏説観無量寿経・仏説阿弥陀経)の中で、『仏説無量寿経』が我々凡夫にとりましては真実の教えであると申されています。
聖人の主著である『教行信証』「教の巻」に
【1】 謹んで浄土真宗を案ずるに、二種の回向あり。一つには往相、二つには還相なり。
往相の回向について、真実の教行信証あり。
【2】 それ、真実の教を顕さば、すなわち『大無量寿経』これなり。この経の大意は、弥陀、誓いを超発して、広く法蔵を開きて、凡小を哀れみて、選びて功徳の宝を施することをいたす。釈迦、世に出興して、道教を光闡して、群萌を拯い、恵むに真実の利をもってせんと欲してなり。ここをもって、如来の本願を説きて、経の宗致とす。すなわち、仏の名号をもって、経の体とするなり。
『顕浄土真実教文類―愚禿釈親鸞集』

 この「教の巻」の中に、救われ難き煩悩具足の凡夫が、真実のはたらき、南無阿弥陀仏を聞信する一念に救われていく道が簡潔に説かれています。あらためて、この親鸞聖人のご法義を深く受け止め、聞法の道場として仏法聴聞を続けさせていただきましょう。

7月御命日法要ならびに御遷仏法要
○ 日時 7月 11日(火)16時~
○ 場所 礼拝堂
○ 勤行 讃仏偈
○ 法話 渡辺雅俊 師(浄土真宗本願寺派布教使)