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11/21 講堂仏参 2022年11月21日(月)18時42分

本日で2学期期末考査の1週間前となりました。生徒の皆さんはしっかりと自学自習ができているのでしょうか?今週は水曜日が祝日なので、そこでどれだけ仕上げることができるのかが高得点をとれるかどうかの分かれ目です。中だるみをしている生徒も多くみられるので、意識を改めてください。

さて本日の講堂仏参ですが、中学部長の森本先生のお話から1週間がスタートしました。
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森本先生はスポーツが好きで、平安高校のハンドボール部の顧問を30年以上続けています。その中でも一番印象に残っている試合は女子チームが終了30秒前まで同点で、最後の最後にペナルティスローを獲得し、当時のキャプテンがしっかりとゴールを決めたことで京都ベスト4に入ることができたというものでした。
正直なところ、森本先生は勝つことができないと思っていたようですが、当時の生徒たちはハンドボールに真剣に向き合っていて、先生の見ていないときや練習以外の時間にもできることをしっかりとやっていたようです。森本先生は元巨人ピッチャーの桑田真澄選手の著書を引用して、「負けに不思議の負けなし、勝ちに不思議の勝ちあり。努力には表の努力と裏の努力がある。表の努力は家に帰って素振りをするなど目に見えている努力で、裏の努力というのは、トイレ掃除だったり、挨拶や返事であったり、ゴミが落ちていたら拾うことだったり、玄関先で靴が乱れていたらそろえることだったりなど人の見えないところで善い行いをするということである。スキルの上達とは全く関係のない努力ではあるけれど、裏の努力をすることで運やツキ、縁が蓄積される。」「表の努力が全てではなく、目に見えない裏の努力も含めて、その人の実力になる」と伝えられました。これから先、自分自身がどれだけ裏の努力をすることができるのかが成功へとつながっています。自制をし、大事な時により良い結果を出せるようにしてください。