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朝の仏参 2017年06月14日(水)13時14分

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本日の仏参は、4組担任の森口先生のお話でした。

最初に、森口先生は「聞くことよりも書くことの方が優先されていませんか?」と切り出されました。「聞く」ことよりも「書く」ことが優先されてしまうと、大事なことがずれてしまうのではないかと。授業の時にちゃんと先生の話を聞いても、自分が思っているほど身に付いていないことがあります。その理由として、森口先生は「それは聞くよりも別のことが優先されてしまっているのではないか」と指摘されました。

後半に入ると、実際に聞く力を試すため、森口先生はパッドを出されました。「これ聞こえますか?」と、モスキート音(蚊の羽根の音のようなキーンという不快音)を数回流されました。歳を重ねるごとに聞こえる幅が狭くなり、10代の聞こえる音が聞こえなくなります。大人は経験でカバーできるのですが、経験が少ない生徒たちにとっては、反対に聞く力(聞き取る力)が優れています。森口先生は、「君らは僕ら大人よりも、聞くという能力に関しては優れている。聞く能力、聞き取る力があるということは可能性があるということです」と生徒たちに伝えられました。

①聞くよりも大事なのは、耳を傾けること。
②聞いたことから自分が何を思うか。

以上の2点を生徒たちがしっかり聞き取り、生徒たちが一歩成長していってほしいものです。