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10月23日 仏参 2019年10月23日(水)19時39分

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 今日は10組担任井上先生からお話をうかがった。

 「龍谷大平安高校生として使命 責任 プライドを持って欲しい」

 後期に入り10月も後半です。今ひとつみなさんに考えて欲しいことがあります。龍谷大平安生として「使命 責任 プライド」を持っていますか? 入学して半年も経った訳ですから、何らかの「使命」「責任」「プライド」は持っているでしょう。私自身はコースコンセプトが「使命」だと思っているので、その上で「責任」と「プライド」を持ってくれたら良いのでは…と考えたりします。

 平安へ勤務し11年が経ちました。私自身は、ずっと公立の学校で学んだので、仏参のたびに色々驚きました。「仏さんの学校」ということで、仏参のたびに「すごいなあ」と関心をしたり、あるときには引いたりしたこともあります。
 よく子どものことで燧土先生や藤井先生、石川先生にお話をするときがあります。あるとき石川先生が「競わない。優劣の気持ちがないというのも真宗なんですよ…」と言われたとき、自分の子どもへの視点が変わったと思います。
 今きみたちに「平安で何を学んだの?」と問うとどう答えてくれるでしょう。高3の人に面接練習などで同じ質問をすると、「建学の精神」と言ってくれます。「ことばを大切に じかんを大切に いのちを大切に」と言ってくれますが、それが実行できているのか疑問です。それこそ「言葉だけ」にはなっていないでしょうか。言葉だけではなく、気持ちでも理解はできますよね。前回の南先生の言葉。南先生のお話は言葉にはならなかった。でも先生の気持ちは「言葉」以上のもので私たちの気持ちを揺さぶりました。
 
 仏参の講師は、先生方の人生、また今生きておられるところから話しをされます。その言葉を眠たいだろうが必死に聴いて、何かを学んでくれている。15年前の私には到底出来ません。羨ましいと思います。
 平安のことを悪く言う人がいます。しかしその人が「平安」のどのくらいのことを知っているのでしょう。一方で「平安」ならこれくらいのことは知ってくれているのでは…という世間の思いであることも確かです。なら他人に対しての誹謗・中傷。物理的なことになりますが、制服を地面に直接置いて汚すなどみなさんにはして欲しくはありません。
 アスリートは「甲子園」という目標に。龍プロは「龍大」へ進学後、いや龍大を卒業後に活躍してくれる人になるという目標に。特進・一貫は「本校卒業」後に活躍をしてくれる人になるという目標に「使命 責任 プライド」を持って欲しいと思います。特に一貫生の人は、「平安4年目」であるわけですから、輝いて欲しい。叱られることもあるだろうが、素直な気持ちで気づいて欲しいと思っています。

 さて、みなさんは何を感じたのだろう。井上先生のお話にもあったように、「使命感に目覚め、責任とプライドを持って行動」をしているのだろうか。日々の行為を振り返り、今日の井上先生の話をじっくり味わって欲しい。