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個人懇談から 2012年11月09日(金)14時41分

 どの方面へ進む選択をしても、「何かができる自分」を目指さなければならないということです。昔から勉強が好きな人は高々二割、仕方なくやっている人が三、四割。残りの五割近い人は勉強嫌いと相場が決まっているのです。「勉強」とは、つとめてしいると書いているではありませんか。困難なことを努力して行うという意味です。嫌いでも、他人から、あるいは自分から自分に強いてやるものなのです。
 基本中の基本を学ぶ小学校ならともかく、高校では「わかる」程度に差が生じることを自明のこととしてやっているのです。教科の得手、不得手はありましょうが、まあ努力すればした程度に応じてわかるようになっています。高校ではわかる努力をしない者をじっと待つことはできません。そもそも、やってもやってもちっともできないなんてことはありません。やらなくてやらなくてできないだけなのです。
人は勉強嫌いです。わかろうと努力しない人にはわからない。だから、人は勉強嫌いでも、勉強がわかるように懸命に努力しないといけない。しいて努めるのが「勉強」というものなのです。
 進路を選ぶためには、まず努力です。まず勉強です。そのうち必ず自分の可能性が見えてきます。努力していれば必ず開けてきます。そうしたらその方角に向かって、「何かができる自分」を求めて進んでいけばいいのです。これからの一年、自分を試してごらんなさい。自分に無理強いしてでも勉強するというのは、あなたの人としての総合力にかかることですから、期待してますよ。