HEIAN BLOG 高2学年 BLOG

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12/3仏参 2021年12月04日(土)11時38分

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 本日のお話は10組・12組副担任の成田直也先生です。
「ロボットと聞いて何を思い浮かべますか」から切り出され、ロボットについて語源や歴史について説明されました。ロボットはチェコ語で強制労働を意味する語とスロバキア語で労働者を意味する語から作られた造語。この言葉が初めて用いられたのは、1920年にチェコスロバキア(当時)の小説家が発表した作品の中。日本でも「人造人間」と訳された……特に「弱いロボット」「何もできないロボット」について、人間のフォローがコンセプトのロボット開発の話など、興味深いものでした。人に対して何かしてほしいと要求し、満たされない場合は……、人の場合に置き換えてみて、人のためにこうどうすれば、ついつい見返りを求めてしまいがち、ついつい自分中心、利己的な考えに陥ってしまいます。私たちの心には「自分だけがよければいい」と考える利己の心と「自分を犠牲にしても他の人をたすけよう」とする利他の心があります。利己の心で判断すると、自分のことしか考えていないので、周りの協力を得ることはむずかしい。自分中心だから、視野も狭くなり、まちがった判断をしてしまいます。しかし、利他の心で判断すれば、周りの人が協力してくれます。また視野も広くなるので、正しい判断ができるのです。思いやりに満ちた「利他の心」に立って進んでいってほしい、としめくくられました。

PBA(国際交流授業)の様子 2021年11月30日(火)17時59分

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コロナで中断していたPBAのビデオカンファレンスですが、先月から本格的に再開できました。2年前と比べICTツールを使い生徒たりそれぞれがコミュニケーションをとることが可能になりました。

自己紹介から始まり、今回はPBAの校舎案内をしてもらいました。本校とPBAとの共通点や、鳥よけにフクロウを飼っていたり、クラスルームの壁全体がホワイトボードになっていたりと、海外ならではの作りに興味津々で映像を見る生徒たちでした。

次回は次年度になりますが、平安の校舎案内をします。果たしてうまくできるのか・・・・・本来ならば研修旅行でハワイに行けば生徒たちと交流ができるのですが、会えないのは残念です。

*PBAとは「Pacific Buddhist Academy」のことでハワイにある学校です。

本日の仏参 2021年11月26日(金)13時08分

本日の仏参のご講話は、6・7組の副担任の鎌田先生でした。

「挨拶の大切さ」について、お話し頂きました。見ず知らずの人でも挨拶をされて不愉快になる人はいないでしょう。顔見知りなら尚更です。一日一日はとても大変で忙しいでしょうが、挨拶の持つパワーを認識し、感謝の心を忘れないようにしたいものです。平安の伝統の中で大切にされてきた挨拶をもう一度見つめ直して、私たちも気持ちのよい挨拶から一日が始められるように変わっていきましょう。

本日の仏参 2021年11月19日(金)08時57分

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本日の仏参の講師は、5組・9組の副担任の吉田先生でした。
ご自身の妊娠・出産・子育てを通して感じたことについて話されました。
子どもを授かることで分かってきた親への感謝の思い。そして生徒に対しては、「生まれてくること自体に意義があり、自分を大切にしてほしい」との願いについてのお話がありました。

人権学習 2021年11月16日(火)15時04分

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今回の人権学習(高1・高2対象)は『仏教×SDGs×未来の人達の人権』をテーマに京都大学名誉教授松久寛先生の講演でした。コロナ禍、高2生が講堂を会場に直接講演を、高1生は各教室にてオンラインでの視聴による講演となりました。
 松久先生はこれからの若い人たちが将来困らないように資源や環境を持続させるためには、資源の使用量を縮小するしかない。たとえば、現在100年分の化石燃料があるとすると、毎年1%ずつ使用量を減らせば、資源の残存年数は増加していく。これが、資源争奪戦争を回避する有力な方法であると話されました。
幸福はものの豊かさだけでなく、他者との共生や創造的な仕事から得られるという考えに触れ、これから私たちはどのように生きていけばいいのか、講演を通し、偏見や固定観念をなくし、互いの尊厳を大切にできる価値観を養ってほしいと願っています。
 詩人、坂村真民さんの「あとからくる者のために」の詩を引用します。
   あとからくる者のために
   苦労をするのだ
   我慢をするのだ
   田を耕し
   種を用意しておくのだ
   あとからくる者のために 
しんみんよお前は
   詩を書いておくのだ
   あとからくる者のために
   山を川を海を
   きれいにしておくのだ
   ああ後からくる者のために
   みなそれぞれの力を傾けるのだ
   あとからあとから続いてくる
   あの可愛い者たちのために
   未来を受け継ぐ者たちのために
   みな夫々自分で出来る何かをしてゆくのだ
 さあ、今からでもお互い「自分で出来る何か」をやっていきましょう。「あとからくる者のために」、それぞれがんばってみましょう。

本日の仏参 2021年11月12日(金)08時59分

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 本日の仏参のご講話は数学科の福田先生でした。
 プログレスにおいては龍大キャンパスビジットⅡ(学びの発見プロジェクトⅡ)が開催されました。 
 大学では専門分野だけではなく特に英語が必要不可欠でもありいろんな事を知っておく必要があります。 
 スケジュールを立て今からさらに受験に向け精進努力して下さいということでした。

本日の仏参 2021年11月05日(金)08時45分

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本日の仏参は2・3組副担任の佃先生のお話でした。

「継続は力なり」を主題に、佃先生独自の解釈をお話しになっていました。

これから進路を決める大切な時期に入る君たちには、否が応でも継続を強いられる場面も出てくることと思います。そのときには、今日のお話を思い出してもらえればと思います。

10月29日(金)の仏参 2021年10月30日(土)17時15分

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今回の仏参は,2年13組担任の渡辺有基先生のお話です。

「会話は聞き手の推測によって成り立っている」ということを題材にお話していただきました。
推測にはどのような情報が必要か?それらを得ることができないSNSなどは何を注意すべきか?
それらを明確にしつつ,言葉選びの重要性を生徒らに伝えていました。

高2保護者説明会 2021年10月25日(月)16時13分

 世の中が新型コロナ感染の影響で今までできていたことが制約され、私たちの行動も大きく変化せざるを得なくなりました。次第に日常生活を取り戻しつつあり、高2学年の後半をスタートした10月23日(土)の午後、1年ぶりに保護者説明会が学年全体の約70%の出席の中で開催されました(アスリートコースは11月27日(土)開催)。昨年は「保護者対象進路ガイダンス」として、コースコンセプトの説明や進路についての説明中心でした。今回は「保護者説明会」として全体、その後コース別の開催となり、進路はもちろんのこと2月実施予定の研修旅行の説明がコースに行われました。全体会は関目校長の龍谷平安の現状、将来構想などの話で始まり、その後JTBの担当者よりプログレスコース・選抜特進コース(沖縄・石垣方面)と一貫コース(南九州方面)に分かれて内容説明がありました。11月中には「参加同意書」の提出、「食物アレルギーに関する調査」も実施されます。
コース別説明会のプログレスコースは「保護者対象キャリアガイダンス」として龍谷大学キャリアセンター内藤恒義次長のガイダンスと、関目校長・本校高大連携係吉本主任より「付属校推薦入試(専願方式)」の説明がそれぞれパワーポイント資料をもとに行われました。選特・一貫コースは本校進路部西村部長より進路選択、入試の現状・将来についてのガイダンス、その後担任団からパワーポイント資料をもとに模試分析説明や現状報告がありました。受験までは時間が限られています。最短距離で到達するためには、絶対に必要なものがプラン(計画)です。受験を旅にたとえるならば、受験勉強プランは「地図」。地図がないと、どのように進んでいいかわからず、目的地に近づいているかどうかもわかりません。でも、地図があれば「もっとはやく歩かないと間に合わない」「やることがまちがっていた」とすぐに軌道修正もできます。今すぐにでもプランを立てて始めてほしいですね。

ビアンカ乗船 2021年10月23日(土)18時20分

 11/21、高校生活初めての校外学習は、琵琶湖最大の客船、優雅な雰囲気のビアンカでひとときを過ごすものでした。朝夕の冷え込みが増してまいりましたが、期待していた木々の葉がすっかり色づき、比叡の山々もすっかり秋景色にはまだ時間が必要でした。
 初めての琵琶湖、初めての船上体験の人が多い中、研修旅行を意識しての現地集合。集合時間5分前にはクラス点呼が終えられるほどでした。前半クラスはクラス写真撮影後の乗船、後半クラスは下船後のクラス写真。大津港から乗船し出港すると、肌寒さを感じながらもデッキに出て歓声を上げていました。1時間ほどの周遊でしたが、周りから見る琵琶湖とちがい、湖面に揺られながら上から眺めるという楽しみ方に新たな発見があったようです。ストリートピアノならぬ、H先生そして生徒のピアノ独奏あり、それぞれのクルーズでした。日頃の忙しさやストレスから解放されて、非日常の空間を楽しめたひとときでした。
 クラスで取り組んだ文化祭「演劇企画」、体育祭、そして秋の校外学習とイベントが続き、クラス仲間との大切な思い出が作られたと信じています。さらに研修旅行へとつなげていきたいですね。