7月22日、1学期が終わり、生徒諸君は夏期休暇に入りました。この夏休みを充実したものにするために、特進一貫生全員が集まり、これまでの振り返りと今後の学習計画についての確認を行いました。また、9月になればいよいよ入試が始まります。スムーズな出願に向けて、書類の準備についてのガイダンスも行いました。この夏休み、受験生として、第1志望校合格に向けて今まで以上に勉強に励んでほしいと期待しています。
7月22日、1学期が終わり、生徒諸君は夏期休暇に入りました。この夏休みを充実したものにするために、特進一貫生全員が集まり、これまでの振り返りと今後の学習計画についての確認を行いました。また、9月になればいよいよ入試が始まります。スムーズな出願に向けて、書類の準備についてのガイダンスも行いました。この夏休み、受験生として、第1志望校合格に向けて今まで以上に勉強に励んでほしいと期待しています。
本日6月24日(金)の4限目〜6限目(12:00〜15:20)の時間を使い、プログレスコース理系クラス(3年2組・3組)の二クラスが第一会議室にて理数研究のミニ研究発表を行いました。
今回は各グループがテーマに応じてそれぞれが調べ、研究した成果を全体に発表するものとなっています。
テーマ
・太陽電池の発電量を増やすには
・和食と洋食の基準とは
・スーパーの野菜や果物袋の穴の意味とは
・食材の水分量による電子レンジでの温まり方 など
校長先生や教頭先生をはじめ、多くの先生方に見ていただいたり、卒業生がオンラインで出席してくれた中でのミニ研究発表でした。
生徒の皆さんも緊張した様子が見られましたが無事全てのグループ発表を終えることが出来ました。
本日まで色々と準備等ご苦労様でした。次は2月に研究発表会があります。その際にはもっと良いものになるようしっかり学んでいきましょう。
お疲れ様でした。
本日の仏参講師は3組担任の河野香先生でした。
6月も半ばとなり、全国で梅雨入りが宣言されました。
昨日と一昨日も雨が降りましたね。気持ちが沈んでいた人もいたかもしれません。しかし、この「雨」も雨音は心を落ち着かせてくたり、雨の中のアジサイの景色もきれいだったり、「とらえ方」次第ではいいものだと思えます。河野先生は、普段何気ないときに思う「めんどくさい」という気持ちに対しての「とらえ方」についてお話してくださいました。
「大事なことってたいていはめんどくさいんだよ。」
アニメ界の巨匠である宮崎駿監督の言葉にこのようなものがあります。アニメーションでは、「めんどくさい」ということをやらなければ決していい作品はできません。それを理解するからこその宮崎駿監督のこの言葉、「めんどくさい」も考えようでポジティブに考えられますね。
河野先生は「めんどくさい」への対処方をとして、2つの方法を紹介しておられます。1つ目は「めんどくさいと感じる前にやる」。2つ目は「めんどくさいを歓迎する」。「めんどくさい」ことは大事なことであり、必ずそのあとに達成感や幸福感があります。
勉強や課題も「めんどくさい」と思われがちですよね。「めんどくさい」にうまく付き合うことで、自分が手にしたい「将来」を掴みましょう。
本日の仏参は、3組担任の平久保雄己先生です。
「人生の遠回り」をテーマにお話しくださいました。
みなさんはこれまでも結果を求めて頑張ってきていますが、高校3年生は最後の学年ですから、これまで以上に結果を出そうと頑張る時期です。その中で、自分に必要なものだけとか、効率化のみを求めすぎて無駄を排除しようとすることも時にあります。
平久保先生は、学生時代に左肩を骨折し、テニスのプレーが思うようにできなかったことがありました。ケガをおして試合に出続けたとき、初めて大きなタイトルを勝ち得たそうです。その経験をもとに次のように話されました。
完璧な道を進んで結果にたどり着くことも理想だが、実際はそう上手くいかないことも多い。高みへ行くのに遠回りも必要であり、いま与えられていることには何かしらの意味がある。将来に何が必要なのか分からないからこそ、今、無駄だと判断することはできないのではないか。遠回りであっても、実は近道であることがある。
そして、「目の前のことに全力で挑戦できる人になってほしい。」と締めくくられました。
本日の仏参は2組(プログレスコース理系)担任の五十嵐先生でした。
不易流行という言葉があるように平安の建学の精神など変わっていってはならない、次の世代へ引き継いでいかなければいけないものもある中で、時代や周りの変化によってその変化を受け入れることも必要です。
スマホに例えると、スマホというのは日々アップデートされていき、アップデートしないものは使えません。私たち人間は変化を拒み、今の生活を何か変えようと思った人は少ないのではないでしょうか。
残り少ない高校生活ですが平安が掲げる3つの大切や今年度から始まるダブレットを使用したICT教育などを通じて残された高校生活での教育活動を全力で頑張ってください。というお話でした。
本日の講師は、1組アスリートコースの担任、剣道部顧問の山田宗宏先生です。
高校3年生にとって最後の1年間『勝負の一年』に、どのような気持ちで臨めばよいのか。
悔いが残らないようにするためには、どのようなことに気をつければよいのかについて、
先生ご自身の経験も踏まえながらお話してくださいました。
剣道で大切な心得の一つ『四戒』を勝負の一年に生かしてみてはということでした。
『恐懼疑惑(きょうくぎわく)』:心の動揺・恐れ・疑い・迷い。これらを克服すれば、何事も悔いが残らず楽しむことができる。そのためには、日頃の練習や勉強をしっかりやるしかない。
高校生活最後の一年。勉強・スポーツ・学校行事など、全てのことにおいて精一杯取り組み、悔いが残らないように楽しんで欲しいというお話でした。
本日の仏参は藤井教頭先生のお話でした。
パナソニック〔旧社名:松下電気器産業〕を一代で築き上げた経営者である松下幸之助さんの名言の一つで「雨が降ったら傘をさす」。
当たり前のことを当たり前にコツコツと積み重ね、人として大きく成長していきましょう。というお話でした。
本日の仏参は山脇 護校長からのお話でした。
高校最終学年になりました。「心機一転」「凜として」残り少ない高校生活を無駄なく、一日をどう生きるかまたどう過ごすかをもう一度考えて、心新たにして頑張って下さい。というお話をされました。
保護者対象の進路ガイダンスを開催しました。平安の進路指導計画、大学入試方式の説明、保護者の関わり方、金銭面の話など、大学受験に的を絞った話を1時間ほど行い、そのあとはクラスに分かれて懇談会を実施しました。最終学年は大学合格を目指して頑張ってもらいますが、3月いっぱいまで勉強を頑張らせることを確認しました。大学合格は通過点であり、3月までしっかり勉強をして、学力面でも精神面でも大きく成長し、立派な社会人になることを期待しています。
昨年度末manabaにあげたものを再掲します。
『論語』に言う。「吾十有五而志于学、三十而立」。十五歳のとき学問に生涯を捧げようと決心した。三十歳でやっと自信がつき独り立ちできるようになったという意味です。漢文のテキストに載っているから、知っている人もいるでしょう。ここから、十五歳のことを「志学」、三十歳のことを「而立」と言うようになったのです。
私も高校に入った頃、将来自分は学問によって身を立てようとはっきり考えていました。ただ文系を選択し、学部選択、十六、七歳では確固たるものを持たなかったので少々迷いはしましたが、結局日本文学専攻にしました。
ところで、みなさんはどうですか。とっくに十五を過ぎていますから、およそ目指す方向、ねらい所は決まっているでしょうね。三十にして立つべく、学に志していますか。
とりあえず大学入試目ざしてで結構。何か本当にできる自分になるために、一日一日努力を積みあげていかねばなりません。目標が見えない、自分が何になりたいかはっきりしないという人もいましょう。しかし、およその方向へ、まず歩き出すことです。
人生は山登りそっくりと言われます。何かを目ざして努力の毎日、労働の毎日なのです。爪先ばかり見て登っているようなものです。でも一歩一歩登る者は必ず頂に立てます。人生の喜びを味わうことができるのです。遠くから峰を仰いで、あの山は自分には合わない、この山はムリだと言って、平地をうろついているのでは…。
私がみなさんに強く望むところは、「まず目の前の山に登れ」ということです。何ほどかの山の頂に立つと、周りが展望できます。尾根を伝って別の頂へと縦走できます。多少のアップダウンはあっても、一度高い所へ上がっておれば、他へ移るのはたやすいことなのです。それなりに何かができる自分になっておれば、さらに求める別のものへ移っていけるのです。
高校生活最終学年が始まるにあたって、志を立ててください。「まず目の前の山に登ろう」と。自分がこれぞと思う山にまず登ってください。この一年志も新たに、一日一日を積み重ねていかれることを強く願っています。