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7月26日(金) 全国高校野球選手権京都大会 準決勝 2024年07月26日(金)15時21分

本日,わかさスタジアムにて本校硬式野球部と京都国際高校の対戦が行われました。この日から全校体制ということで,多数の生徒が応援に駆け付けました。朝から天気も良く,暑さの厳しい中での戦いになりました。

対戦相手は春に続けての全国出場をねらう京都国際です。本校硬式野球部も全力で臨みましたが,11対1で敗れてしまいました。

高校3年生のアスリート生にとっては最後の夏でした。暑い日も寒い日も,たゆまず努力していた姿が目に焼き付いています。試合だけがすべてではなく,その裏で日々仲間同士支え合い,ぶつかりあいながら全員でチームをつくりあげたのでしょう。その頑張りが,この先の人生でも必ず皆さんの力になると信じています。

非常に悔しい結果ではありますが,点差が開いても諦めずに一生懸命戦う姿に応援する私たちも勇気をもらいました。アスリートの皆さん,3年間,感動をありがとう!

7月24日(水) ドラゴンゼミ夏期講座・全国高校野球選手権京都大会 2024年07月24日(水)11時13分

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終業式を終え,それぞれの夏が始まりました。
プログレスコースは夏季休暇に入り,連日各教室で三者面談が行われています。進路実現に向けて,この夏やるべきことをしっかり話し合っておきましょう。

特進の皆さんは,昨日から始まったドラゴンゼミ夏期講座に参加しています。普段と違う90分授業になり,集中力を保つのが大変かもしれませんが,入試や大学の授業の練習だと思って慣れていきましょう。

そしてアスリートコースは京都大会を勝ち上がり,いよいよ準々決勝を迎えました。本日11:30,わかさスタジアムにて乙訓高校と対戦します。全員が日頃の努力の成果を遺憾なく発揮できるよう願っています。がんばれ平安!

7月22日(月)4限 終業式 2024年07月22日(月)13時50分

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本日4限,終業式・ICT講習会が行われました。
高校3年生は自教室にて,オンラインで視聴しました。

終業式では,山脇校長先生より「畏れる」ことについてまずお話がありました。
江戸時代の本草学者貝原益軒が著した『養生訓』には,健康で長生きを保つ秘訣として「畏」の字が示されているそうです。夏休み,猛暑による熱中症や,思わぬ事故・事件に巻き込まれる危険性があります。休暇期間だからといって気を緩めることなく,先々の不安に備えて行動することが非常に大切です。正しく「畏れる」ことこそ,自身や周囲の身を守り,厳しい自然環境を乗り切ることにつながります。
さらに,1学期を振り返り,今一度自分の有様を見つめなおすことも必要だとお話がありました。目まぐるしく変わる環境や情勢の中で,ただ流されていくのではなく,いったん立ち止まることが大切です。夏期休暇はただ学校・授業がないだけの休みではありません。ゆっくり自身を見つめ直し,次に良いスタートを切るための猶予ととらえましょう。

終業式後,株式会社SkyさんによるICT研修会が開かれました。
既に恒例行事となり,SNSの危険性などは「前も聞いたね」という声も上がっていました。しかし今回は特にChatGPTや生成AIについての注意喚起を重く受け止めてほしいと思います。
それらは非常に役に立つ存在ではありますが,近年Web上の試験を代わりに解かせたり,論文作成に使うなどの悪用が問題になっています。高校3年生の皆さんが進路実現の過程や大学進学後にこれらを悪用してしまえば,取り返しのつかない事態を引き起こすことになります。無知や怠慢から違法な使い方をしてしまうことのないように,今日のお話をよく覚えておいてください。

7月19日(金)4限 大掃除 2024年07月19日(金)13時35分

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本日4限は学校全体で大掃除を行いました。

掃除と聞いて「面倒くさい~」ともらす人もいましたが,いざ始まると皆テキパキと手際よくこなしていました。中には「汚れが綺麗に落ちて気持ちいい」と率先して楽しそうに掃除してくれた人もいました。自教室のホワイトボードや床はもちろん,普段使っている廊下や階段もとてもきれいになりました。

こうして自ら掃除をすることで,普段から汚さないように意識することができます。どの教室も,毎日使う自分たちのために,そしてこれから先の後輩たちのために綺麗に保っていきたいですね。

7月10日(水)性教育講座 2024年07月10日(水)12時54分

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本日4限は講堂にて性教育講座が行われました。

まず助産師の渡邉安衣子先生より,避妊・中絶・性感染症というテーマで講演をしていただきました。
妊娠の経過について,また中絶の実態についても,具体的な数字を用いてわかりやすくご説明いただきました。
みな自分に関わりのあることとして,真剣にお話を聞いていました。
その後,代表者が壇上にあがり,実際にコンドームの装着を練習しました。
面白がってふざけている人もいましたが,概ねしっかり実習できていました。

性に関する話は,日本では恥ずかしいこと・秘すべきこととして忌避されることが多く,そのため若年層は正しい知識を身に付けにくくなっています。
その結果,望まない妊娠や性感染症に苦しむ人が後を絶ちません。
先生は「身を守るためには知識が必要」と呼び掛けられました。
大切な自分・相手を守るために,今日学んだことをしっかり覚えておいてください。

6月25日(火)SYIプロジェクト講演 2024年06月25日(火)16時57分

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本日6限は,講堂にてSIYプロジェクト講演が実施されました。
講演を行っていただいた西岡壱誠さんは,偏差値35から2浪で東大に合格された経歴を持ち,有名な『ドラゴン桜』にも関わっている方です。

講演では受験生の陥りがちなミス,受験に向けた気構えややるべきことなどを明確にご説明いただきました。
明確な目標を立て,それに向けた道筋を考えて取り組むべきだという指摘は,受験に限らず全てにおいて重要ではないでしょうか。
時間は全ての人に平等に与えられますが,その中で取り組むべきことは人それぞれ異なります。
自分自身を見つめ直し,必要なことを明確にして,これからの高校生活の道筋を考えてみてください。
西岡さんは「人を頼るように」とも仰られました。皆さんにはご家族,友人,平安高校の教職員がついています。周りをどんどん頼ってくださいね。

本日の仏参 2024年06月20日(木)13時11分

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本日の仏参は6組担任の渡辺先生でした。

渡辺先生のおばあさまは霊感が強く、不思議なパワーを持っている方だったそうで、実家で飼っていた猫が亡くなりそうだった時にもおばあさまが拝んだことでその後数年間長生きしたということがあったそうです。

そんなおばあさまが十数年前に難病で入院された時の話です。
当時大阪の高校に勤務されていた渡辺先生が5時間目の授業を終えて職員室に戻ってくると、ご家族から電話が入っていたそうです。その内容はあと1時間でおばあさまが亡くなるかもしれないというものでした。京都の病院に入院しているおばあさまの元へは今すぐに向かっても3時間。どうせ間に合わないのなら、6時間目の授業をしてから向かった方がおばあさまも喜ぶだろうというご家族の言葉に、渡辺先生はいつも通り6時間目の授業に行かれたそうです。
そしてこの時、偶然とは思えない出来事が起こりました。
いつも通り冷静に授業をする最中、突然教室の電気がついたり消えたりしたそうです。しかし生徒にそのことを伝えると誰も気づいていない様子で、自分にしか見えていないのかと不思議に思いつつふと時計を見ると時刻は15時ちょうどでした。
それから授業を終えて職員室に戻るとまた携帯に連絡が入っていました。その内容は今おばあさまが亡くなったというものでした。連絡の時刻は15時ちょうど。何の偶然か、教室の電気がチカチカした時刻とぴったり重なっていました。
遠い地で仕事を頑張る孫に向けての最期のメッセージだったのかもしれません。

この出来事から渡辺先生は、自分を大切にしてくれたおばあさまに対して感謝の気持ちを伝えず、何もしてあげられなかったことを後悔しているそうです。
後日、お葬式で姉から言われた「次はお父さん、お母さんやで」という言葉にハッとさせられた渡辺先生は、ご実家のある京都に戻ってこられ、おばあさまの時にように後悔しないように恩返しをされているそうです。

このお話を通して渡辺先生が皆さんに伝えたいことは次のとおりです。

「何気なく過ごしていてもいつ会えなくなるかわからない。
 会える人には会える内に大切にしてほしい。」

本日の仏参 2024年06月13日(木)11時01分

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本日の仏参は3年5組担任の社会科山下先生のお話しでした。

先生は「自分が大切にしているものと他人が大切にしているもの」をテーマにしてお話をされました。

みなさんには自分が大切にしているものはありますか?山下先生が大切にされているものはお子さんが描かれた絵です。一枚の紙に描かれたその絵は他人にとっては大切なものに思えないものかもしれませんが、それは父である山下先生にとってはかけがえのない大切なものです。このように自分にとって大切なものは他人にとっては大切なものとは思えないかもしれません。しかし、それが自分には大切であると言うことで初めて他人にも分かってもらえるでしょう。今回のお話しのように先生の子どもが描いた絵であると紹介されたことで、一枚の絵の大切さが伝わってきたのではないでしょうか。
これは物に限られた話ではなく、友人にも当てはまることです。自分が他人の悪口を言っている時、もしかしたら近くにその人の友人がいるかもしれません。その友人はそれを聞いてどう思うでしょうか。自分にとっては苦手な人であっても、周りの人からすれば大切な友人かもしれません。自分にとって大切ではないと思える人であっても、その人を大切に思う人がいることを忘れないでいてください。
そして最後に、今私たちは高校3年生として高校生活最後の1年間を過ごしています。3月には卒業式があります。きっと多くの人が最後の締めくくりとしてその日を大切にしていることでしょう。それは祝われる私たちだけでなく、私たちを祝ってくれる人にとっても大切な日です。そんなみんなにとって大切な卒業式が最高の晴れの舞台となるようにみんなで力を合わせていきたいです。
3月の卒業式の前日にこのお話を思い出して、素敵な高校3年間の締めくくりとしましょう。

6月11日(火)人権学習 2024年06月11日(火)15時28分

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本日は講堂にて,人権学習が行われました。
今回の人権学習は「多様性を受け入れられる社会~普通って何ですか~」をテーマに,映画『弟は僕のヒーロー』を鑑賞しました。
ダウン症の弟の存在を受け入れられない主人公が,過ちを犯し挫折しながらも本当に大切なものを見つけていくストーリーです。
見終わると「良い映画だったね」と話し合う様子が見受けられました。
平安の3つの大切に掲げられているように,私たちのいのちはみな阿弥陀さまの願いをかけられた尊いいのちです。
一人一人が自分らしく生きられる社会であるように,お互いを尊重するためにはどうしたらいいか,考えるきっかけにしてください。

本日の仏参 2024年06月06日(木)10時18分

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本日の仏参は3年4組担任の山本先生でした。

 山本先生の大学生活を振り返りながらお話をされていました。
印象に残っている2つの内容をまとめます。

 一つ目は、高校生活と大学生活とのちがいです。
 大学生になれば今までのような授業の形態ではなく、個人個人が好きな時間に好きな単位の講義を受けることになります。そのため、クラス全体の行事やクラスメイトとのグループワークなどクラスメイトと生活を共にし続けることができるのは高校生までです。だからこそ、これからの休憩時間や学校行事を大切にしてもらいたいとのお話でした。各クラス学園祭に向けて活動している頃だと思います。より一層その時間を大切にしていきましょう。

 二つ目は、助けて欲しいときに素直にその気持ちを友人に明かしてみることです。学校でも家庭でも社会に出ても、自分が困っているときに助けてと言い合える関係性を築いていきたいですね。そのためには、まずは自分が助けて欲しいときに勇気を出して伝えてみることです。そして、その相手が困っているときに手を差し伸べて「今度は私が助けるよ」という声が助け合える関係性を作っていけるのではないでしょうか。

山本先生のお話から残された時間や人と人との繋がりをより一層大切にしていこうと思えました。優しく温かみのある学年でいたいですね。

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