HEIAN BLOG 校長 BLOG

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未来くん賞・ジュニアスポーツ賞 2019年12月23日(月)18時48分

写真12月23日(月)午後1時15分から、付属中学の生徒の皆さんに京都府スポーツ賞「未来くん賞」並びに京都新聞「ジュニアスポーツ賞」の表彰・メダル伝達式を校長室にて行いました。
来室してくれたのは、中学フェンシングクラブの精鋭です。
京都新聞ジュニアスポーツ賞は北川天さんに、京都府スポーツ賞「未来くん賞」は、全国中学生大会個人・団体で活躍した岸本鈴さん、飯村彩乃さん、北川天さん、太田陽詩さんに、記念メダルを伝達いたしました。

写真水球競技で活躍した 来海 琳 さんも京都新聞ジュニアスポーツ賞を受賞しましたが、現在、強化合宿中で来室できなかったのが残念でした。後日、あらためて表彰・伝達いたします。

新年の大活躍を心より応援します!

※ 1月8日(水)のお昼休み、水球競技で活躍した来海さんが、校長室を訪ねてくれましたので、京都新聞ジュニアスポーツ賞メダルと全国U-15水球選手権の入賞メダルを伝達させていただきました。

お詫びと訂正:本文中の来海さんのお名前に誤植がありました。お詫びして訂正させていただきます - 2020/01/17

第23回平安中学校音楽祭 2019年12月21日(土)18時04分

写真
12月21日(土)午前中、付属平安中学校の第23回音楽祭が開催されました。音楽祭は、体育祭、English Dayと並ぶ中学三大行事のひとつです。
学年ごとに課題曲があたえられ、、さらに各クラスは独自の自由曲も斉唱します。課題曲、自由曲は、次のとおりです。

1年生 - Let's search for tomorrow
・1組 - スパークル
・2組 - 小さな恋のうた
・3組 - HAPPY BIRTHDAY

2年生 - COSMOS
・1組 - ふるさと
・2組 - 宿命
・3組 - まちがいさがし

3年生 - 青い鳥 -Movie Edit Version-
・1組 - 愛にできることはまだあるかい
・2組 - home
・3組 - 正解

最優秀賞は2年生1組(上の写真)、優秀賞は3年2組と3年1組でした。

また、全クラス発表後には、教員合唱と「平安藤の会」の恒例のコーラスも披露され、緊張感のとれた会場はヤンヤの大喝采でした。
写真写真

フェンシング 世界第3位! 2019年12月19日(木)10時47分

写真2019男女フルーレ・カデ・ユーロサーキット・カブリエ大会が、フランス共和国カブリエ市で、11月29日(金)から12月1日(日)まで開催されました。速報ではすでにお伝えしていますが、本校中学2年生の飯村彩乃選手が、女子フルーレ種目で第3位に入賞し、晴の銅メダルを受賞いたしました。ジュニア部門とはいえ、世界第3位、銅メダリストの誕生です。

掲載の写真は、12月12日(木)の昼休み、フェンシング部顧問の石代先生と、校長室に受賞報告に来てくれたときのものです。

本校高校・中学のフェンシング部の国際的な活躍は、幾度にもわたって本ブログに紹介していますが、新年(2020年)早々にも、次のような試合や強化練習会への参加が予定されています。

高校 飯村一輝選手
・・2020フェンシング ワールドカップ フランス・パリ大会出場(1/10-12)
・・フランス・パリ合宿参加(1/13-16)
・・2020フェンシング ワールドカップ フランス・エクサンプロバンス大会出場(1/18-19)

中学 太田陽詩選手・飯村彩乃選手
・・(公材)日本フェンシング協会主催2019年度NAVI事業三種目合同キャンプ(1/5-8、東京都)

龍谷平安『成道会』を勤修いたしました! 2019年12月08日(日)11時01分

写真12月6日(金)に龍谷平安は「花祭り」「降誕会」「報恩講」「涅槃会」とならぶ仏教五大法要のひとつである『成道会』を勤修させていただきました。

成道とは、ゴータマ・シッダッタ(釈尊)が35歳の時に真実に目覚め(悟りを開くこと)仏陀となられてことを意味します。仏陀とは「真実に目覚めた者」という意味です。したがって、成道会とは釈尊が真実に目覚められたことを祝い、またあらためて釈尊の教えに触れる行事です。今日でも成道会は仏教関係学校をはじめ広く執り行われています。

式次第は、次のとおりです。
・開式のことば
・献灯・献華
・「敬礼文」「三帰依」
・「さんだんのうた」
・「念仏」
・法話
・・・(高校3年生対象)浄土真宗本願寺派布教使 高島 幸博 氏
・・・(中学生、高校1/2年生対象)同上 龍田 智 氏
・「恩徳讚」
・合掌・礼拝
・閉式のことば」

本校『成道会』の配付資料より

今年度、「今月のことば」「今月の聖語」で紹介した釈尊の言葉です。あらためて味わってみましょう。

□ 善く説かれたことばでも、それを実行しない人には実りがない『ダンマパダ』
□ 恨みに報いるに恨みをもってしたならば、ついに恨みのやむことがない『ダンマパダ』
□ もし為すべきことがあるならば、それを為すべきである『ダンマパダ』
□ 善いことばを口に出せ。悪いことばを口に出すな。善いことばを口に出したほうが善い。悪いことばを口に出すと悩みをもたらす。『ウダーナヴァルガ』
□ あたかもひとつの岩の塊が風に揺るがないように、賢者は非難と称賛とに動じない。『ウダーナヴァルガ』

ALL JAPAN CHEER DANCE CHAMPIONSHIP 2019 2019年12月02日(月)10時50分

写真ALL JAPAN CHEER DANCE CHAMPIONSHIP 2019が、11月30日(土)、東京の武蔵野の森総合スポーツプラザで開催されました。
本校の中学・高校チアーダンス部 MADDERS は、Pom部門Medium編成にAチームが、Pom部門Small編成にBチームが参加いたしました。結果は、Aチームがライバル横浜創英高校に敗れて僅差で準優勝、Bチームは第3位に入賞しました。参加チームは138チーム、その中での上位入賞はさすがですね!

チームは、来年こそは”優勝奪回!”とその意気や盛んです!!

フェンシング部 続々と国際大会出場! 2019年12月02日(月)09時42分

本校中学校・高等学校のフェンシング部員が、次々続々と(公社)日本フェンシング協会<会長:太田雄貴(本校卒業生)>から派遣されて、国際大会に出場しています。
後期(10月~)以降、現在までの派遣・出場実績は、次のとおりです。

写真飯村 彩乃(中学2年生)
・2019アジアU-23選手権大会、タイ王国バンコク市
・2019男女フルーレ・カデユーロサーキット カブリエ大会、フランス国カブリエ市
飯村 一輝(高校1年生)
・2019ワールドカップ ドイツ大会、ドイツ国ボン市
岸本 鈴(中学2年生)
・2019女子エペ・ジュニアワールドカップ スペインブルゴス大会
太田 陽詩(中学2年生)
・2019女子エペ・ジュニアワールドカップ スペインブルゴス大会
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【速報】 飯村彩乃選手が、2019男女フルーレ・カデユーロサーキット カブリエ大会で第3位入賞の速報が、12月1日に入りました。国際大会、上位入賞! いやはや凄すぎます!!

Dana for World Peace 2019年11月28日(木)13時15分

本日、11月28日(木)は、高校3年生にとって最後の「仏参」の日となりました。中高一貫生は6年間、高校よりの入学者は3年間、原則として、週に一回、始業時に講堂に集合・正座してご本尊にお参りし、先生方の講話を聞いてきたことになります。
本日の講師の先生は、学年部長の西村了慶先生。講話の冒頭、西村先生から、次のような報告がなされました。

写真9月6日(金)7日(土)の文化祭で、3年生の各クラスが取り組んだ模擬店の収益合計約17万円(その他寄付金を含めた総額は 243,273円)は、浄土真宗本願寺派(西本願寺)の「Dana for World Peace -子どもたちの笑顔のための募金-」にお納めしました。この募金は、国外では西本願寺の関係機関などと連携して、貧困に苦しむ子どもたちを支援します。また、国内では子ども食堂や学習支援などの活動、児童養護施設などで暮らす子どもたちのために活用されます。

先にインターアクトクラブの歳末募金活動を紹介し、ご協力をお願いいたしましたが、「Dana for World Peace -子どもたちの笑顔のための募金-」のこともよくお知りおきいただきたいと存じます。
「お腹いっぱいご飯を食べたい!」切なる願いを抱く子どもが、5.6秒に一人の割合でなくなっている現実が世界にはあります。

※ ダーナ、दान、dānaは、梵語では「檀那(旦那)」といい、布施(ふせ)ともいう。他人に財物などを施したり、相手の利益になるよう教えを説くことなど、「与えること」を指す。すべての仏教における主要な実践項目のひとつである。

仏教青年会連盟 成道会の集い 2019年11月27日(水)10時02分

写真11月26日(火)午後2時40分から京都中学高等学校仏教青年会連盟の成道会<じょうどうえ>の集いが、本校礼拝堂を会場として開催されました。
成道会とは、「花まつり」「涅槃会」とならぶ釈尊三大法要のひとつで、お釈迦様の成道の日を記念する法要(法会)です。
京都の私立中学校高等学校の仏教系宗門校12校の代表生徒が一堂に会して、お釈迦様の修められた苦行に思いを致し、仏教を開かれたことをお慶びする集いをもちました。

式次第は、次のとおりです。
一、行事要文
一、献灯・献華
一、「敬礼文」「三帰依」
一、「さんだんのうた」
一、「念仏」
一、「成道の歌」
一、「仏教青年会会歌」
一、当番校校長挨拶、ご法話講師紹介
一、記念法話
一、「恩徳讃」
一、合掌・礼拝

記念法話は、浄土真宗本願寺派布教使の 江田 智昭 氏が、いま話題のご著書『お寺の掲示板』(新潮社刊)を基に、おもしろおかしく、平易ご丁寧にお話しくださいました。

行事要文は、次のとおりです。
写真 29歳で出家なさったシッダールタ太子は、その後、6年間、激しい苦行をされた。それは、後に自ら「これ以上の苦行をした者は、過去にも未来にもないであろう」と言われたほどの、苦しい修行であった。しかし、苦行によっては、さとりを得ることはできなかった。
 この苦行をいさぎよく放棄した太子は、尼蓮禅河で沐浴をし、村の娘スジャータの捧げる乳粥で元気をとりもどされた。太子は、しっかりとした足取りで歩を進め、河のほとりにそびえる菩提樹の下に座られた。
 「さとりを得るまでは、死んでもこの座を立たないであろう」
 固い決意の下、太子は最後の思惟に入られたが、甘美なものの誘惑、華やかな生活への未練など、心は騒ぎ、悪魔となって襲いかかった。それは、血も涸れ、肉も裂けるほどの激しい戦いであった。しかし、太子の強い信仰と深い智慧は、それらの煩悩をことごとく砕き去っていった。
 夜明けがきた。空には、幾千もの星がまたたいていたが、ひときわ明るい暁の明星を仰いだとき、太子の心は光り輝いた。さとりは開け、太子は仏陀となられたのであった。太子35歳、12月8日の朝明けのことであった。
 菩提樹の枝をわたるそよ風も澄み渡っていた。朝の雲は、七色に美しく色をかえた。そして、み仏の座から、光明が十方に流れていった。仏教という新しい教えの誕生であった。

本校の成道会は、12月6日(金)に、全校生徒により勤修致します。

下京区140周年記念式典! 2019年11月26日(火)16時50分

写真11月24日(日)午後5時から、ホテルグランヴィア京都を会場にして「京都市下京区140周年記念式典」が挙行されました。式典では、、京都市長 門川 大作 氏の祝辞をはじめ数多くの方々から祝意が寄せられ、また、その後の祝賀会では下京区長 安河内 博 氏のご挨拶も披瀝されました。京都の玄関、下京区では、本校も、1909(明治42)年以来、110年にわたって七条大宮の地でお世話になっております。なお一層の下京区と地域の皆さまのご発展を念じ、今後ともよろしくお願い申し上げます。

式典の席上、「未来を担う!若手奨励表彰」があり、本校の生徒も受賞の栄誉に輝きました。次に紹介いたします。

飯村彩乃-アジアカデフェンシング選手権フルーレ団体3位個人5位
飯村一輝-アジアカデフェンシング選手権フルーレ団体・個人優勝
和泉 葵-京都府高校春季卓球選手権女子シングルス・ダブルス優勝
大村風葉-京都府高校春季卓球選手権女子ダブルス優勝
蒲生将吾-近畿高校新人卓球大会男子ダブルス優勝
岸本 鈴-東日本少年フェンシング大会中学女子エペ優勝
丹波弘太郎-全国高校柔道選手権大会府予選優勝
沼田琉聖-京都府高校柔道選手権大会優勝
松田颯真-全国高校柔道選手権大会府予選優勝
山下海大-近畿高校新人卓球大会男子ダブルス優勝
吉村穂乃香-全日本中学生バドミントン大会出場ほか
卓球部-京都府高校春季卓球選手権大会女子対抗戦優勝
チアダンス部-全国高校ダンスドリル冬季大会総合優勝ほか
中学高校吹奏楽部-地域との交流活動賞

ヤッタゼ! 平安!!

龍谷大学創立380周年、記念式典を挙行! 2019年11月26日(火)10時06分

写真11月16日(土)、午後4時30分から龍谷大学深草キャンパス顕真館において、創立380周年記念式典が厳粛かつ盛大に挙行されました。

龍谷大学は、1689(寛永16)年に創立された西本願寺学寮(後に学林と改称)をその起源としています。1876(明治9)年に学制更改により大教校、1922(大正11)年には大学令により旧制大学として大学設立の認可を受け龍谷大学となり、1949(昭和24)年に新制大学として認可を受け、現在に至っています。当初は文学部のみの単科大学でしたが、現在は9学部1短期大学部を擁する総合大学として発展し、仏教系大学としては、唯一、理系学部(先端理工学部<2020/04より改組>、農学部)も開設されています。
2015(平成27)年には、当時の学校法人平安学園と法人合併を果たし、本校の設置法人ともなっています。

記念式典では、音楽礼拝、理事長式辞、浄土真宗本願寺派ご門主様祝辞、文部科学大臣祝辞に続いて、入澤 崇 学長から「龍谷大学からのメッセージ」が発せられました。その内容は、一部ではありますが、次のとおりです。

『自省利他の精神を根底にして』
写真龍谷大学は本年、創立380周年を迎えました。それにあたり、龍谷大学から新たな哲学を発信したいと思います。
新たな哲学、それは「自省利他」です。
いま、世界を見わたせば、排他的な考えが蔓延し、国家や地域間で、紛争がそこかしこで起きています。その結果、多くの子どもの未来が奪われ、貧困や飢餓がさらに追い打ちをかけています。経済格差や温暖化など、地球的視野で現代社会をみつめるならば、あまりに多くの深刻な課題があることに気づきます。
問題の本質はどこにあるのでしょうか?それは人間の「自己中心性」にあると私は考えます。
(中略)
創立380周年記念事業を実施するに当たり、自己中心性に気づくことから始めたいと思います。自分は果たしてこのままでいいのか。自分に欠けていることは何なのか。自分をありようを省みることが自己変革に繋がります。「自分のものさし」ではなく、「仏さまのものさし」で自分をはかれば、そもそも「自己なるもの」は虚妄であることが見えてきます。自分という存在は、他者との関係性から成り立っているのであり、他者との関係性を重んじる「気づき」が重要となってきます。
(中略)
大学は閉鎖的な存在であってはなりません。学術世界を世間の隅に封じ込めてはなりません。「学び」は成熟した人生、成熟した社会を創り上げる要です。他者との関係性を重んじ、他者の幸福に資することを考え行動する。教職員と学生が仏教の「利他の精神」に学び、創立380年を機に、改めて龍谷大学の使命を血肉化していきたいと考えます。