いよいよ春季茶会に向けて、本格的な稽古を始めました。今回の点前は、棚有りの風炉点前になります。
流派によって棚の種類は異なり、藪内流では中段が斜めに切られて三角形になっている帛紗棚を用います。
春季茶会は3月23日(日)で、2年生が点前・後見(茶会の進行役)を務めます。以前よりも平点前をよく覚えており、後見はすでに経験済みの部員も多いので、スムーズにこなしてくれています。
1年生もよく点前を覚えていることから、最近では割稽古はせず、入室からお茶を点てるところまで指導を受けています。
今回のお菓子は、きねや老舗の寒椿を出しました。蕾の状態を模したものですが、こちらから要望を出し、店主に作っていただきました。
中は白餡で、とても上品な上生菓子でした。