本日は,仏参前に校門にて「身装点検」がおこなわれました。
月曜日から行われている「あいさつ運動」とともに,今一度,「あ・じ・み・そ」の基本的習慣が身についているのかを自分自身でも点検する機会としてもらいたいです。
本日は,仏参前に校門にて「身装点検」がおこなわれました。
月曜日から行われている「あいさつ運動」とともに,今一度,「あ・じ・み・そ」の基本的習慣が身についているのかを自分自身でも点検する機会としてもらいたいです。
本日、プログレスコースのLHRでは進路探求チェックの回答・進路探求レポートの作成が行われました。
高校に入学してから1年間、『進路探求ワーク』の冊子を使って自身の進路について考えてきましたが、本日の内容が1年間の集大成となります。
進路探求チェックではこれまで考えてきた進路に関する自身の考えをマークシートで回答し、進路探求レポートではより具体的に高校卒業後の進路について、自身の将来についてレポート形式で記述しました。
特にレポートを書くにあたっては、それぞれ1年間で取り組んできた進路探求ワークの冊子を見返して考えを文章にまとめていく姿が見られました。
入学したばかりの頃は卒業後の進路などほとんどイメージすることができなかったと思いますが、ワークを進めて行くにつれて少しずつ将来について考えていくことはできたでしょうか。
自信の将来について考えるということは、それを考えること、考え続けることこそが大切です。
昨日の6限目のLHR時に、プログレスコース高校1年において、ドッジボール大会が開催されました。
2組から7組まで、2つのコートに分かれ対戦し、第一試合からかなり盛り上がりました。
それぞれのクラスがお互いに声をかけ合いながら、本気で対戦している様子、男子が女子を思いやる様子が微笑ましく思えました。
5組と7組の決勝戦では、スピード感のある試合展開となり、他のクラスの生徒たちの盛大な応援のもと、白熱した試合となりました。
今回のドッジボール大会の結果は以下のとおりです:
第1位 1年7組
第2位 1年5組
第3位 1年2組
伸び伸びと体を動かすことによって、1年生の生徒たちが交流を深めることができました。
今朝の仏参は、学年部長の西村先生(社会科)でした。
学年の目標である「基本的生活習慣の確立」について振り返られ、生活の「活」という字を使った言葉を紹介されました。いま「婚活」や「就活」をはじめ、「腸活(肌を綺麗にするために腸の活動を整えていく)」などの言葉が流行っています。その中で「就活」を挙げられ、平安を卒業して大学へ進んだ卒業生たちを例に出されました。いざ就活になると、具体的にイメージを持っている人と、まわりがやっているからやっている人に分けられます。こういう風になりたいというイメージを持ち、それに向かっていま自分が何をすべきか、自分を整えること(セルフコントロール)が大切だという内容でした。
西村先生は「1年生の終わりから2年生にかけて、中だるみの時期と言われています。なぜ中だるみをするのかというと、大きな目標がないからです。もしくは、大きな目標はイメージしているけれども、それは私には無理だと。そうではなくて、大きな目標のイメージを具体的に持って、そこから想像して、いま自分がどのように動いていかなければならないのか、セルフコントロールしていくべきなのかを強く思っていただきたい」と、生徒たちに伝えられました。最後に宗教的な意味合いとして、「それぞれの目標に向かってセルフコントロールをして過ごしていく。そのさまこそがまさに生きている活動そのものだと思います」と付け加えられました。
聞いている生徒たちは、まさに中だるみの時期にあたります。今朝のお話を通じて、じっくりと一人一人に考えてほしいものです。
今朝の仏参は、7組副担任のリム先生(英語科)のお話でした。
まず、以下のような小さい実験を2つされました。
①指を組む・・・右の親指か左の親指、どちらが上になっているか?
②腕を組む・・・右腕と左腕、どちらが上になっているか?
「どちらだったか覚えておいてください」と言われた後、脳のお話が続きました。私たちの日々の行動には意味があり、この小さな実験で自分の脳がどういうタイプなのかがわかるそうです。4種類の脳があるといわれ、聞いている生徒たちもそれぞれ手を挙げ、該当する種類の説明を聞きながら笑いに包まれました。
①左親指が上で、左腕が上の人
⇒楽天的でマイペース。また自分が好きで、
ルーズのため整理整頓が苦手。
芸術家タイプ。
②左親指が上で、右腕が上の人
⇒個性豊かで負けず嫌い。こだわりが強いが、
得する出世タイプ。
③右親指が上、左腕が上の人
⇒おしゃべりかつ社交的。世話好きでもあり、
おおらかで話がうまい。
④右親指が上、右腕が上の人
⇒まじめかつ几帳面。冷静完璧主義で努力家。
アドリブがきかない、学者官僚タイプ。
普段仕事をしていて、一番しんどいのは人間関係。でも、「相手がどういうタイプなのかを理解できれば、変にイライラすることはなくなる」と、リム先生は言われました。相手の反応によってコントロールされてイライラするのではなく、常に自分のペースでおだやかな状態を保つ。「私たちは環境や人の影響を受け、ときには相手にさまざまな影響を及ぼします。そのとき常に自分がいい気分であると、相手もいい気分になり、手もいい気分になって、最終的にこの場の雰囲気もいい気分になります」と話され、今朝の仏参はとても和んだ法話でした。
本日、LHRでは『進路探求ワーク』を使って進路学習が行われました。
『進路探求ワーク』という冊子は1年生の年間を通して進路意識を高め、将来について考えていくためのものです。
今回は大学で何を学びたいのか、さらにその先の将来何をしたいのかについて考えました。
グループ形式でそれぞれの考えを話していき、それらを共有しながらワークを進めていきました。
将来のことについてまだ漠然としたイメージすらもないかもしれませんが、来年度の進路選択も終わり、時間はどんどん先へ流れていきます。
多くの人の話を聞くことで自分が何をしたいのかがまとまっていくかもしれませんね。
今朝の仏参は、本願寺派布教使の小笠原宣隆先生のお話でした。
小笠原先生は島根県出身で、島根大学出身の芸人であるブルゾンちえみさんを取り上げられました。その芸のなかで「35億、、、あと5千万」という台詞がありますがこの5億5千万という数字は、男性(恋愛対象・結婚対象)の数を意味しています。そこから、小笠原先生は次のような説明をされました。
「いのちっていつ頃誕生したのか。38億年前の海から誕生し、小さな微生物から進化を遂げ、いまの私たちまでいのちが続いているのです。その名残として、我々母体から生まれるとき、羊水と原始の海の海水の塩分濃度、ミネラルバランスは似通っているそうです。我々の体をかけめぐっている血液も海水と似ています。羊水という海に育まれ、この世に生を受け、血液という海水に似通ったものに支えられています」
次に小笠原先生は、公共広告機構(略してAC)の言葉を挙げられました。
「いのちは大切だ
いのちを大切に
そんなこと何千、何万回言われるよりも
あなたが大切だ
誰かがそういってくれるだけでそれだけで生きてゆける」
この言葉を通しても、なかなか自分のことと思えない私たちがいます。そんな私たちにはたらいてくださるのが阿弥陀さまです。人間に生まれてよかったと思い、この私を大切だと思ってくれる阿弥陀さまのはたらきに支えられて生きていけたならば、どれだけ素晴らしいことかと、小笠原先生はおっしゃいました。
また、三帰依文の前にある言葉を紹介されました。「人身(にんじん)受け難(がた)し、今すでに受く。仏法聞き難(がた)し、今すでに聞く」とあり、人として生まれたことは尊いことであり、南無阿弥陀仏に出遇えることは大変稀なことだということです。今日のお話は笑いもありましたが、生徒たちはあらためていのちの大切さを考えた時間でした。
本日の6限は薬物乱用防止講座が行われました。
下鴨警察署の方が薬物の危険性について話してくださいました。
警察の方がおっしゃった「薬物は命、人生を奪う」という言葉は
若く、未来がある中学生、高校生の心に響いたのではないでしょうか。
DVDで見た、一人の女性の人生が破壊されてしまう様子はあまりに悲惨なものでした。
薬物は決して自分たちに関係ない話ではありません。
ネットや外出先で突如姿を現すかもしれないのです。
薬物に出会う可能性があるような場所に足を踏み入れないのはもちろんのこと、
もし出会ってしまったときもはっきりと断る勇気が必要であることを今日の講義で学びました。
今朝の仏参は、6組副担任の中村先生(数学科)のお話でした。
中村先生はジム・ジャームッシュ監督最新作の『パターソン』という映画を紹介されました。主人公のパターソン(『スターウォーズ/フォースの覚醒』でブレイクしたアダム・ドライバーが演じている)は、アメリカのニュージャージー州に住むバスの運転手。そのパターソンの単調な繰り返しの1週間を描いた映画で、毎朝腕時計の時間を見て起床し、同じ朝食を食べてバスの車庫まで歩いていく。パターソンは詩人志望で、毎日バスの出発時間までにノートに詞を書き留めていました。奥さんとの夕飯後に愛犬と散歩し、行きつけのバーに立ち寄って友人と話をし、帰宅後は奥さんの横で(ベッドで)寝るといった何気ない日常生活を送っていました。
中村先生は、「繰り返しのように見えますけど、少しずつ状況が違う。そういった新しい毎日が違って来る。いくつものストーリーが繋がり、新鮮な感覚を与えてくれる映画です」と言います。そして、「忙しい中を毎日過ごしているなかで、少し身のまわりのものに目を配ってもらうと、当たり前のように見ていた毎日が違ってみえるのではないか」と生徒たちに述べられました。
今朝のお話を聞いて、生徒たちは自分たちの日常生活で置き換えて考えてみたのではないでしょうか。同じ繰り返しの毎日でも違って見えれば、中村先生と同じような気持ちになれるかもしれません。