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仏参 2016年01月22日(金)15時22分

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本日の仏参、講師は2年生の宗教のクラスをご担当の宗教科、石川先生でした。
まず先生は壇上から生徒たちに30センチほどの棒を示し、「この棒をふれることなく短くしてみるにはどうすればよいでしょう」と問いかけられました。生徒たちは考えてみましたが、答えにはいたらなかったようです。すると先生は最初に見せた棒よりも長い棒を横に並べて、「これで、最初の棒にふれることなく短くすることができました」とおっしゃいました。ちなみに、長くするためにはより短い棒を横に並べれば良いのです。
このように、私たちがいつも何かを判断するとき、そのものだけを見て判断するのではなく何かと比べていることに気付かされます。ただ、そのことを意識することはあまりありません。何かと比較して「良い」とか「悪い」とか判断するのではなく、正しくものを見る力も必要です。
また、先生は「苦手な人、好きではない人」と出会い、そう思うとき、その相手のなかに、実は自分の嫌な部分を見て取っている、という話もされました。普段慣れてしまったものの見方から離れて違う視点から生活を見直す、そんなきっかけをもらえた本日の仏参でした。

JOCジュニア・オリンピック・カップ・フェンシング大会 2016年01月10日(日)12時04分

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本日、フェンシング部の3年生が東京の駒沢オリンピック公園体育館にてジュニア・オリンピック・カップ・フェンシング大会のカデ部門に出場しています。
高校生もたくさん出場している高いレベルの大会で、どれだけねばって戦えるか、自分の実力を最大限に発揮できるよう頑張っています。

仏参 2016年01月08日(金)10時10分

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新しい年が明けて最初の仏参が本日行われました。
講師は中学部長の宮田先生でした。
本校での勤続も13年を数える宮田先生。年に一回の仏参でのお話も13回目となります。一回目から順に全ての原稿を残しておられる先生は今回の仏参でのお話に際して今まで話してこられたことを振り返ってみたそうです。毎年毎年のことが手に取るように思い出せ、いまさらながらに「振り返り」の大切さに気付いたとのことでした。
娘さんの小学校での授業参観の話を交えながら語りかけるその姿に暖かいものを感じる、そんな講話でした。

仏参 2015年12月18日(金)15時37分

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2015年最後の仏参。講師をつとめられたのは3年生の担任団の佐々木先生です。
先生は、先生が中学生だったころのことをお話くださいました。
中学校に入学し、図書委員となった佐々木先生はそこでとても優しく知的な先輩と出会いました。その先輩のことを手本とし、見習い、目標とすることで3年間で大きく成長できたとおっしゃっていました。身近なところにそのようなロールモデルを見つけることができたのはとても幸運なことでもあります。中学生の皆さん、部活や団活動を通して手本としてよい影響を受け、そして良い影響を与える、そういう関係を目指し2016年も勉強やスポーツにまい進してください!
良いお年を!

税を通して学んでほしいこと 2015年12月14日(月)15時22分

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中学3年生の6時間目LHRの時間は税理士の森幸治先生より
「税を通して学んでほしいこと」というタイトルでお話がありました。

もし税というシステムがなかったら?
公平に税金を集めるにはどうしたらいいか。
公平に使うにはどうしたらいいか。
税からみた民主主義とは?
財政赤字をどう考えたらよいのか。

クイズや具体的な事例を交え、大切なことを学ぶ事ができました。

仏参 2015年12月11日(金)15時37分

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本日の仏参でお話されたのは、中学3年生担任団の玉置先生です。
先生は平安の三つの大切(ことば、じかん、いのち)のうち「ことばを大切に」についてお話をしてくださいました。
理科の先生らしく、最初はDHMO(Dihydrogen Monoxide)という物質の話から始まりました。生徒たちはいったい、何のことなのか興味しんしんで耳を傾けていました。
Dihydrogen Monoxideとはつまり水素と酸素の化合物、水のことなのですが、それを知らずに「DHMOは酸性雨の主成分である」とか「一度摂取してしまうと、また24時間以内に必ず体が必要とする物質である」といった断片的な説明を聞かされると、生徒たちもずいぶん怖い物質なんだという風に勘違いしてしまいます。
ことばも正しく使わないと同じことを言っていても全く意図したように相手に伝わらないということが起こります。
少し難しい話ではありましたが、中学生の皆さん、きちんと汲み取れましたか?

仏参 2015年12月04日(金)12時05分

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本日の仏参、中学3年生担任団の隠岐先生がお話されました。
昔は引っ込み思案でおとなしい子どもだったという隠岐先生、ある幼馴染との長年のやり取りのなかで自分を変えていくきっかけをつかんだそうです。小学校1年生のときに引っ越していってしまったその幼馴染とはその後も長い間年賀状のやり取りを続けていました。その中で喘息を持ち体も弱かった幼馴染が少しずつ新しいことに挑戦して自分を変えていった姿を目の当たりにし自分も変わろうと思えば変われるんだという確信をつかんだということです。
また、心のどこかでその幼馴染に対して「喘息を持ってるのに」「体が弱いのに」という先入観を持って接していたことにも同時に気付いたともおっしゃっていました。
「自分を変えられるのは自分しかいない」「知らず知らずのうちに先入観や偏見を持って人と接していないか、常に気をつける」という二点、皆さんも普段から心に刻んでおいて欲しい言葉でした。

仏参 2015年11月27日(金)18時25分

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本日の仏参、講師は2年生担任団の山之内先生でした。
先生は小学生のころからソフトボールを続けてこられました。平安中学校・高等学校にソフトボール部はないのですが、現在は軟式野球部の顧問をしておられます。
小学生のときに通われていたソフトボールクラブの練習グラウンドを最近久しぶりに訪れたそうです。そのとき元気に挨拶する小学生を見て当時のことを思い出されました。用具の扱いや人との対応などソフトボール以外のこともたくさんそこで学んだと先生はおっしゃいました。基本に立ち返り一つ一つの小さなことを大切にしていくことの意義についてお話されました。
楽しいことも辛いこともおろそかにせずがんばっていくことこそが夢への近道だ、という言葉で本日の講話を締めくくられました。

人権学習 2015年11月24日(火)19時43分

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本日の6時間目、講堂にて人権学習が行われました。
 
 朗読塾・チームいちばん星 による
 朗読劇【いのちのいろえんぴつ】

2003年に11歳という若さで亡くなったある少女が、
生前に先生からもらった12色のいろえんぴつで絵と詩を描きました。
この絵と詩、彼女の生涯を通じて
精一杯生きることの大切さや、生きることの意味を考えさせられましたね。
迫力ある朗読と歌に、吸い込まれるように集中して学習できていたと思います。

私たちは明日も生きていると当たり前に思ってしまっていますが、
自分が明日生きているとは限らない。
友達・家族に明日も会えるとは限らない。
だからこそ、大事なことや伝えたい言葉は、
先送りせずに「いま」伝えなければならないのではないか。
そのような問いかけもいただきました。

みなさんがどのように感じたのか、感想文が楽しみです。

仏参 2015年11月20日(金)17時50分

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本日の仏参、講師は2年生担任団の平井先生がおつとめされました。柔道部の顧問でもある平井先生は常々柔道部の生徒たちに言っている言葉があるということです。
まず一つ目は、自分の長所も短所も含めて、自分自身を好きなりなさい、ということです。きちんと自分を見つめて長所を伸ばし、短所を直していくためにもまずは自分自身を好きになり、大事にすることが必要です。
そして、それと同じくらい周囲への感謝も忘れてはならないとおっしゃいました。どんな人にも親はいます。両親どちらがかけても自分はこの世には生まれてこなかった。縁に恵まれ、いろんな人との出会いがありますが、何よりもまずこの世に生んでくれた両親に感謝の気持ちを持ち続け、その上で周囲のあらゆる人への有難さを忘れてはならないというお話でした。
何事も基本となるのは感謝の気持ちです。生徒たちには自分自身も周りの人も大事にしながら日々成長を続けてもらいたいと思います。