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仏参と人権学習 2015年11月24日(火)15時45分

今日の仏参は
中森先生のお話でした。

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みなさんが高校1年生の時には
『選択することも大事だけどその先で何をやるのかが大切』
というお話をさせて頂きました。

今日は自分が経験した部活についてお話します。

小学生の頃、高校で全国大会に出場して活躍されている先輩達の姿を見て、
自分も全国大会で活躍したいと思うようになり
高校では軟式野球部に入部しました。
高校生最後の3年生の夏、
選手だったのですが試合を前にしてけがをしてしまい、
悔やんでも悔やみきれませんでした。

引退をしてもやり残した事があると思い、
大学では準硬式野球部に入部しました。
けがに注意し同じ事を繰り返さないようにして、
大学2年生では選手に選ばれることが出来ました。
優勝したいと言う気持ちがより強くなり、
試合に向けて一生懸命練習していたのですが、
新しく入ってきた大学1年生の方が選手に選ばれるようになっていき、
次第に自分は選手に選ばれなくなってしまいました。

一生懸命やっているのに自分は先輩達から見放されているのではないかと、
そのときばかりは、もう野球を辞めようという気持ちが強くなっていき、
先輩達が引退されるときに自分も辞めようと思いました。
先輩達の引退の際にあいさつに行くと、
「お前が一生懸命やっているのは知っている。
お前の事を考えていないわけではない、
お前の今後のことを考えて決めている。」
と言われ、もう1度、高校のときに思い残したことも含め、
辞めることをやめようと思いました。

そして大学4年生のときにいい結果を残すことが出来ました。
それは大学2年生のときのことがあったからです。
「他人の過失は見やすく、己の過失は見難し」
という言葉があるように、
大学2年生のときに自分が気づいていなかったことを先輩達は気づいていて、
自分のことをしっかり見ていてくれたのです。

必ず自分のことを見てくれている人がいる。
1人か2人か、もっとか。
何かあきらめつまづきそうになったとき、
あきらめるのは簡単なことです。
でもあきらめないで続けられたのは、
周りの人の支えがあったから、しっかりとした目標があったから。
目標をもって、くじけかけても、
周りには必ずあたたかい言葉をかけてくれる人がいる、
みなさんにはそんなことを思いながら日々過ごしてほしいと思います。

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6時間目に人権学習として
北海道の僧侶と坊守の有志で結成された
「朗読塾・チームいちばん星」さんによる
『いのちのいろえんぴつ』という朗読劇を鑑賞させて頂きました。

脳腫瘍によって余命半年(本人には知らされていない)となった小学生、
そしてクラスメイト・先生、家族との物語でした。

入退院を繰り返し、次第に体が麻痺していく中で、
それでも周りの人への気遣いを忘れない主人公。
その子に自分たちは何をしてあげられるのでしょうか。

大切な人との出会いは永遠であるかのように思えてしまいます。
対岸の火事として真正面から向かい合いにくいものですが、
命の終わりに順番はありません。
一期一会を大切に、今日1日1日をしっかり過ごしていこう。
生まれて来られたうちに、後回しにしたりなんかせずに、
ありがとうの種をまこう、遅すぎないうちに。