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本日の仏参 2021年07月16日(金)10時10分

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本日の仏参はプログレスコース2年4組担任の河野香先生のお話でした。

 「世界をよりよくするには自分は何をしたらよいか?」
このように問われると、あなたならどのように答えるでしょうか。
「pay back(恩返し)」という言葉がありますが、これは「pay forward(恩送り)」という映画のお話です。

 ラスベガスに住むトレバーはアルコール依存症の母親と家庭内暴力を振るう父親を持ち、中学校1年生になります。彼は社会の授業でシモネット先生から「もし自分の手で世界を変えたいと思ったら、何をするか?」という課題を出されます。彼が提案したのは「自分が思いやりを受けたら、その恩を別の相手3人に返す」といった「pay forward」というものでした。

「理想論だよ。」「やっても無駄だ。」という反論もあるでしょう。しかし、バタフライ効果のように、この世界は影響しあっています。身の回りの世界に置き換えて考えてみてください。コロナ禍で大変な社会だからこそ「pay forward」の精神で、あなたから世界をより良く変えていきましょう。

「”可能の王国”は君達の頭の中にあるんだ。君達ならきっと出来る。不可能を可能にするんだ。君達次第だ。」(作中でのシモネット先生の言葉より)