HEIAN BLOG 高2学年 BLOG

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本日の仏参 2021年07月16日(金)10時10分

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本日の仏参はプログレスコース2年4組担任の河野香先生のお話でした。

 「世界をよりよくするには自分は何をしたらよいか?」
このように問われると、あなたならどのように答えるでしょうか。
「pay back(恩返し)」という言葉がありますが、これは「pay forward(恩送り)」という映画のお話です。

 ラスベガスに住むトレバーはアルコール依存症の母親と家庭内暴力を振るう父親を持ち、中学校1年生になります。彼は社会の授業でシモネット先生から「もし自分の手で世界を変えたいと思ったら、何をするか?」という課題を出されます。彼が提案したのは「自分が思いやりを受けたら、その恩を別の相手3人に返す」といった「pay forward」というものでした。

「理想論だよ。」「やっても無駄だ。」という反論もあるでしょう。しかし、バタフライ効果のように、この世界は影響しあっています。身の回りの世界に置き換えて考えてみてください。コロナ禍で大変な社会だからこそ「pay forward」の精神で、あなたから世界をより良く変えていきましょう。

「”可能の王国”は君達の頭の中にあるんだ。君達ならきっと出来る。不可能を可能にするんだ。君達次第だ。」(作中でのシモネット先生の言葉より)

本日の仏参 2021年07月09日(金)17時52分

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本日の仏参はプログレスコース2年3組担任の平久保雄己先生のお話でした。

「克己心」という言葉は、自分の欲望に負けない心を持つこと、自分に打ち勝つ気持ちを意味します。様々な場面で自分を邪魔する敵は「自分」です。先日、SUT2が終了しましたが、勉強するときに「眠い」「遊びたい」といった気持ちが勉強を邪魔しませんか。また、スポーツでも敵は相手ではなく、緊張やプレッシャーといった自分の気持ちです。言い訳をしたり、周りのせいにしたりと自己を正当化してしまいがちですが、最後にやるのは自分です。何事も一ヶ月間本気でやってみたら、きっと今より賢くなるし上手になります。

克己心を忘れずに努力をし、勉強や部活など学校生活の中で高校2年生として大きく成長しましょう。

本日の仏参 2021年07月02日(金)09時41分

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本日の仏参はプログレスコース2年2組担任の五十嵐茂樹先生のお話でした。

みなさんは物事を決めるときはどう判断していますか?
先生は見えないメガネを心にいくつも持っています。例えば日本人としてのメガネ、教員としてのメガネ、親としてのメガネなど様々なメガネをかけ替えているためあらゆる見方ができます。

世界で話題となっているSDGsについてもどう考えているか。日本から見たメガネだけでは正確な判断ができない。様々なメガネを通してみることによって自分が見えてくる世界も変わってくるのではないだろうか。これからみなさん一人一人が心のメガネを増やしていってほしい。

というお話でした。

仏参 2021年06月25日(金)09時10分

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 緊急事態宣言解除後久々の仏参は矢ノ根教頭先生のお話はSDGsについてのお話でした。
 社会,経済,環境など「持続可能な開発」を目標に国連が採択されたものです。
 仏教精神にも「利他」と言う言葉があり、相手を自分のことのように思い自分ができる事は今何なのかを考えていこうということでした。
 

初めてのスポーツ行事 2021年06月22日(火)17時27分

 本日の球技大会は生徒会が中心となって、企画・運営をしてくれました。「競技を通してクラス、学年の親睦を深める」「学校生活の思い出づくりの一つとして」「今年度芸術鑑賞の代替行事」を目的とし、待機場所なども設けるなど、感染対策を徹底して実施されました。
 アスリートコースは3学年を縦割りにし、学年の枠を取り払い、チームの結束を図るためのソフトボール大会。さすが硬式野球部、打撃力、守備力には目を見張るものがありました。
 プログレス・選特一貫コースは、各クラス23人、前・後半7分のドッジボール大会。光顔館・110体育館を2会場に、2ブロック制、ブロックごとのリーグ戦方式。そして同順位同士の対決による決勝が展開され、6組、13組それぞれのブロック優勝となりました。 
 コロナ禍によって多くの学校行事が中止や延期となる中で、久しぶりの学年行事。入学以来初めてのスポーツ行事ということもあり、大いに盛り上がりました。クラス全員が体操服に着替え、クラスのために一丸となって競技に臨んでいました。必死に応援する姿、応援されがんばる姿、いいプレーをしようとする姿、クラスがいつも以上に一所懸命で、ポイントゲット時の盛り上がりは最高でした。白熱したゲームが繰り広げられ、クラスメイトとの親睦も深めることができ、コロナ禍のストレスを思いっきり発散することができました。

SUT①を終えて 2021年05月31日(月)08時07分

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1年生で「学習する習慣」がついていない人は「中」だるみではないと言われます。「学習習慣」は、まずは授業を中心にした予習→授業→復習という一日のサイクルです。次にSUTを見据えた、週末課題や朝テストの準備→復習→SUT準備→復習という中期サイクルです。企業で必須の「P(Plan)D(Do) C(Check)A(Action)サイクル」は文科省の資料にも堂々と出ています。「中だるみ」は「言われたこと」はできるようになったけど「言われたからやっている」だけで中身が形骸化し、惰性で勉強しているために次の段階に進めない状態です。学習習慣がついてない人は「中」だるみではなく、最初から「ゆるい」だけです。「中だるみ」は次のステップの入口です。三年生になっても「指示待ち」生活では受験は乗り切れません。二年生のうちに「言われたからやっている」から脱却しましょう。

宗祖降誕会・開校記念日 2021年05月21日(金)14時39分

 本日3限目は高校2年生・3年生、「宗祖降誕会・開校記念日」の行事に参加しました。浄土真宗本願寺派布教使中村啓誠先生をご講師としてお招きし、先日の「花まつり」とは参加形式を換え、3年生は講堂で、2年生は各教室でオンラインでリモート視聴しました。
「降誕会」は浄土真宗の宗祖である親鸞聖人の生誕を祝う行事です。また、この日は本校の開校記念日であるので、開校記念式も挙行されました。ご講師のお話を聴くにつれ、ふと「誕生日」についての話を思い出しました。
 誕生日がくると、みんなが祝福してくれる。「お誕生日、おめでとう」と言って、親も、兄弟も、友人たちまでも祝ってくれる。それはそれで結構なことである。でも、次のような歌があることも知っておく必要があるだろう。
  もろびとよ思ひ知れかしおのが身の誕生の日は母苦難の日
おめでたい誕生の裏には、母親の陣痛の苦しみがある。生きるか死ぬかの苦痛がある。そういう苦難の上に、みなさんの誕生があるのです。親の気持ちというものは、親に死なれてみて、あるいは、自分の子どもに裏切られてみて、はじめてわかるものではないでしょうか。
こんな話でした。それこそ、吉田松陰の
   親思ふ心にまさる親心
でしょうか。
 コロナ禍とはいえ、従来の2学年が講堂で一堂に会しての宗教行事が待たれます。

高2進路ガイダンス(プログレスコース) 2021年05月11日(火)18時00分

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 本日のLHR、プログレスコースは高大連携係より進路ガイダンスが行われました。
 進路ガイダンスでは、高大連携教育プログラムについて、大学進学についてなどのお話がありました。
 プログレスコースのみなさんは、今日聞いたお話を振り返り、整理をしておいてください。また、自分の進路について保護者の方ともよく話し合っておいてください。そして、自分の進路についてしっかりと考えていきましょう。

高2進路ガイダンス 2021年05月11日(火)16時28分

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本日のLHRでは進路部より進路ガイダンスを行いました。
高校2年生の目標は「志望校の決定である」ことを再確認し、受験に向けてどう頑張っていくのか、年間のスケジュールを一緒に確認しました。

自分と向き合い、将来どのように社会で活躍したいのか、そのためにはどの大学・学部に進学すべきなのか、そして何のために今勉強しているのか、もう一度よく考えて欲しいと思います。

希望する進路実現に向けて、平安スタッフは全力でサポートします!

花まつり 2021年05月08日(土)15時31分

 本日3限目は高校2年生・3年生、「花まつり」の行事でした。浄土真宗本願寺派布教使鴬地清登先生をご講師としてお招きし、2年生は講堂で、3年生は各教室でオンラインでリモート視聴しました。コロナ禍、学年仏参もままならず、日々HR仏参に慣れているせいか、講堂に学年が一堂に会する宗教行事がより新鮮に感じられました。
 約2600年前の4月8日、ルンビニー園という花園でお生まれになったので、お釈迦さまの誕生日を今日「花まつり」といって祝っています。お釈迦さまがお生まれになったときのエピソード――生まれたばかりのお釈迦さまは、その場ですっと立ち上がられ、東西南北に7歩ずつ歩かれ、右手で天を、左手で地を指して、「天上天下唯我独尊」とおっしゃいました。天上天下とは、「天の上にも天の下にも」、この大宇宙ということ。そして唯我独尊とは、「われわれ一人ひとりに、たった1つの尊い使命がある」ということだそうです。「この広い大宇宙を前にして、私たち一人ひとりに、たった1つの尊い使命があるのだ。それを伝えにやってきた」というお釈迦さまの気持ちが、お生まれになってすぐ「天上天下唯我独尊」とおっしゃったというお話となって伝わっています。また、生まれてすぐに東西南北に7歩ずつ歩かれたという、この7という数字は、6に1を足した7です。ここでの7という数字は「六道から抜け出す」ということを意味するそうです。仏教でいう「六道」とは、迷いや苦しみの果てしない旅のこと。苦しみや悩みに満ちた果てしない旅を抜け出し、一人ひとりが本当の安心を得て満足の身になるために、この世に生まれてきたのだよということを表すために、お釈迦さまは東西南北に7歩ずつ歩かれたといわれています。
さて、私たちが生きているということは、さまざまな人とのつながりや、支えがあります。両親がいなければ、この世に生まれることはできませんでした。祖父母や兄弟、友人、学校の先生など、私たちが今日まで成長し、生きてきた中には、無数の人々のつながりや、支えがあったことは明らかです。また、大地や大気、自然の恵みを得て、私たちの命はつながっています。何一つ欠けても、私たちが今ここにいることはなかったでしょう。「どんな人も幸せになるために生まれてきた。幸せになれるのだ」と説いていかれたのが、お釈迦さまだそうです。どんな人も、苦しむために生まれてきたのではありません。幸せになるために生まれてきたのです。そして、どんな人の命も、幸せになることができる命なのです。さあ、目を閉じ、心を落ち着け、あなたに届いているつながりや支えを振り返ってみませんか。無数のつながりがあり、そこからいろいろなやさしさが届けられていることに気づくことでしょう。