本日の仏参は山脇 護校長からのお話でした。
高校最終学年になりました。「心機一転」「凜として」残り少ない高校生活を無駄なく、一日をどう生きるかまたどう過ごすかをもう一度考えて、心新たにして頑張って下さい。というお話をされました。
本日の仏参は山脇 護校長からのお話でした。
高校最終学年になりました。「心機一転」「凜として」残り少ない高校生活を無駄なく、一日をどう生きるかまたどう過ごすかをもう一度考えて、心新たにして頑張って下さい。というお話をされました。
保護者対象の進路ガイダンスを開催しました。平安の進路指導計画、大学入試方式の説明、保護者の関わり方、金銭面の話など、大学受験に的を絞った話を1時間ほど行い、そのあとはクラスに分かれて懇談会を実施しました。最終学年は大学合格を目指して頑張ってもらいますが、3月いっぱいまで勉強を頑張らせることを確認しました。大学合格は通過点であり、3月までしっかり勉強をして、学力面でも精神面でも大きく成長し、立派な社会人になることを期待しています。
昨年度末manabaにあげたものを再掲します。
『論語』に言う。「吾十有五而志于学、三十而立」。十五歳のとき学問に生涯を捧げようと決心した。三十歳でやっと自信がつき独り立ちできるようになったという意味です。漢文のテキストに載っているから、知っている人もいるでしょう。ここから、十五歳のことを「志学」、三十歳のことを「而立」と言うようになったのです。
私も高校に入った頃、将来自分は学問によって身を立てようとはっきり考えていました。ただ文系を選択し、学部選択、十六、七歳では確固たるものを持たなかったので少々迷いはしましたが、結局日本文学専攻にしました。
ところで、みなさんはどうですか。とっくに十五を過ぎていますから、およそ目指す方向、ねらい所は決まっているでしょうね。三十にして立つべく、学に志していますか。
とりあえず大学入試目ざしてで結構。何か本当にできる自分になるために、一日一日努力を積みあげていかねばなりません。目標が見えない、自分が何になりたいかはっきりしないという人もいましょう。しかし、およその方向へ、まず歩き出すことです。
人生は山登りそっくりと言われます。何かを目ざして努力の毎日、労働の毎日なのです。爪先ばかり見て登っているようなものです。でも一歩一歩登る者は必ず頂に立てます。人生の喜びを味わうことができるのです。遠くから峰を仰いで、あの山は自分には合わない、この山はムリだと言って、平地をうろついているのでは…。
私がみなさんに強く望むところは、「まず目の前の山に登れ」ということです。何ほどかの山の頂に立つと、周りが展望できます。尾根を伝って別の頂へと縦走できます。多少のアップダウンはあっても、一度高い所へ上がっておれば、他へ移るのはたやすいことなのです。それなりに何かができる自分になっておれば、さらに求める別のものへ移っていけるのです。
高校生活最終学年が始まるにあたって、志を立ててください。「まず目の前の山に登ろう」と。自分がこれぞと思う山にまず登ってください。この一年志も新たに、一日一日を積み重ねていかれることを強く願っています。
本日講堂にて、龍谷大学政策学部に進学予定の生徒による,
Ryu-SEI GAP TERMの報告会が行われました。
"Ryu-SEI GAP"とは,龍谷大学政策学部生による,社会課題の発見・解決にむけての取り組みです。
プログレスコース・アスリートコースから同学部に進学予定の生徒が,入学前課題として政策学部の卒業生が起業した企業にインタビューをもとに社会課題について考えます。
龍谷大学政策部からは大石先生,井上先生,安先生,石倉先生の4名の先生方をお招きし,講評をいただきました。
卒業式を挟み短い準備期間となりましたが,
どの班も作りこんだパワーポイントを使って,しっかりと発表してくれました。
先生方からは労いの言葉とともに辛口のアドバイスもいただき,
発表した生徒たちも,入学前に「大学生になる」意識を新たにできたようでした。
大学入学に向けて,まだまだ興味・関心を広げていってほしいと思います。
本日,第74回卒業証書授与式が無事に執り行われました。
前生徒会長より,卒業生を代表して「感謝のことば」が述べられました。
社会情勢によって様々な場面で学校生活を制限されてきた学年です。何度も歯がゆい思いや辛い思いをしてきました。
しかし,くじけることなく困難を乗り越えられたのは「仲間がいたから」だと力強く言ってくれました。
感染対策の都合上,式の挙行にあたっても様々な面で制限がありました。
一方で「画面越しなら素直に言える」と,おうちの方に感謝の気持ちを堂々と告げる姿も見られました。
どんな時も笑顔を絶やさず,壁を乗り越えてきた皆さんに心から拍手を贈ります。
これから進む先は別々ですが,平安生としての学びを胸に,それぞれの場所で輝いてください。
ご卒業,おめでとうございます。
2月24日(木),10:30より講堂で「次へとつなぐプロジェクト」講演を実施しました。
実行委員はこの日のために幾度もweb会議を行い,最終的にはほとんど毎日登校し準備を重ねました。
また,本校の卒業生である龍谷大学の学生たちも同じように参加し,高校生を力強くサポートしてくれました。高校・大学の結びつきが強い本校だからこそできるプロジェクトです。
登校不可期間や延期など様々な困難がありましたが,それらを乗り越えて当日を迎えることができました。
”被爆アオギリ”の紹介,森光七彩さんのコンサート,戦争の悲惨さを描く劇,「仏教×SDGs」チームのジェンダー講演など,盛りだくさんの内容でした。
それぞれのチームが伝えたかったことは,同じ学年の仲間に響いたでしょうか。
いよいよ卒業式が間近に迫りました。
平安の教えを今一度胸に刻んでその日を迎えてほしいと思います。
また,今回先輩達が力を貸してくれたように,今度は大学生として後輩を支えてくれることを願っています。
今春、龍谷大学文学部へ進学する59名の生徒によるプレゼン発表が講堂にて行われました。
「文学部の学びは社会の役に立つのか?」というテーマのもと、全15グループに分かれて、自分たちの意見を発表しました。
ここに至るまで約3ヶ月間の取り組みは、昨年12月の学部ガイダンスから始まり、大学教授の講義動画を視聴したり龍谷大学に集まってディベートをしたりと、高校生活では経験しなかったようなものでした。
-文学部の学びは社会の役に立つのか? 立たないのか?-
肯定的・否定的それぞれの立場になって考え、正解の無い問いに立ち向かうという難しさを肌で感じたことでしょう!!
根拠を示すための情報収集や意見交換・資料作成など、発表までの過程で前向きに議論する姿をたくさん見ることができました。
今回実践したものを、4月からの大学生活に活かしてくれえることを願うばかりです!!お疲れ様でした。
最後に、これまでご指導くださった龍谷大学の先生方や大学生の皆さん、生徒たちの発表を見に来てくださった平安高校の先生、2年生の文学部希望者諸君、ありがとうございました。
本日放課後、講堂で、本校教員を対象とした「「総合的な探究の時間」の研修会」
が行われました。
研修会では本校教員による探究活動の実践報告と、実際に活動に取り組んでくれた
高校3年生4名がプレゼンテーションを行いました。
その4名とは、昨年夏頃、当ブログに度々登場していた「仏教×SDGs2021」の
参加メンバーです。
龍谷総合学園による「仏教×SDGs2021」の協議会は終了していますが、ジェン
ダー問題を解決するための活動を継続しています。
この4名の生徒達は性別の区別がない「完全個室トイレ」を本校の新校舎に設置す
ることを目指しています。トランスジェンダーの方は男女別のトイレを使用しづら
いという問題があります。すべての人が使いやすいトイレを設置することは、SD
Gsの掲げる「誰ひとり取り残さない」社会の実現へ一歩近づくのではないでし
ょうか。
4名の生徒達は、10月に高校3年プログレスコース生へ向けて、そして12月には
本校校長へ「完全個室トイレ」の提案(プレゼン)をしてきました。
今回は本校の先生方に向けてのプレゼンテーションです。
発表前はかなり緊張している様子でしたが、発表後は、多くの先生方からお褒めの
お言葉をいただき、安心と喜びを感じている様子でした。
とはいえ「完全個室トイレ」の設置が認められたというわけではありません。
今後は龍谷大学付属平安高校の未来を背負っていく下級生に向けて、自分たちの思
いを伝えていきます。
高校3年生 高大連携科目の理数研究最終発表が
本校の講堂にて行われました。
今回は、龍谷総合学園の公開授業としても行われ、
龍大の先生のみならず、他の学校の先生のオンラインでの参加もありました。
研究内容は、11月下旬からの成長が伺え、
充実した研究を行ってくれたと思います。
大学進学後もこの理数研究での経験を活かして、
研究に邁進してほしいと思います。
頑張れ!未来の科学者!
Egg Scientist!