今週の仏参の御法話は浄土真宗本願寺派の小笠原先生でした。
「命は大切です」とはよく言われますが、理解できているでしょうか。この言葉を「あなたは大切です」という言葉に変えてみると、わかりやすくなりまた安心感を感じられる言葉となります。
人間の命が38億年前に生まれてから、いくつもの奇跡が起こり、そして私たちの命は誕生しました。1人1人の命はかけがえのないものなのです。
日々、自分のことそして周りの人のことを大切にしていきましょう。
今週の仏参の御法話は浄土真宗本願寺派の小笠原先生でした。
「命は大切です」とはよく言われますが、理解できているでしょうか。この言葉を「あなたは大切です」という言葉に変えてみると、わかりやすくなりまた安心感を感じられる言葉となります。
人間の命が38億年前に生まれてから、いくつもの奇跡が起こり、そして私たちの命は誕生しました。1人1人の命はかけがえのないものなのです。
日々、自分のことそして周りの人のことを大切にしていきましょう。
今週の仏参の御法話は3年1組副担任国語科の三田先生でした。
23年前の1月17日は、阪神淡路大震災の起きた日です。
三田先生も当時は幼かったそうですが、その日兵庫県の自宅で目が覚めると、母親が揺れによる落下物から自分を守るために覆いかぶさってくれていました。また、父親の枕元には大きなたんすがあり、それも頭側へ倒れました。しかし前日にたまたまたんすの戸を開けており、開いた戸に支えられて完全には倒れず、父親も一命を取り留めたそうです。
そんな非常事態の中、当時不足していた水などを届けてくれた友人、以前に購入したことがあるからと食料を無料で届けてくださったお店、小学校に仮設のお風呂を設置してくださった自衛隊の方々。沢山の方の優しさを、ご両親は今でも鮮明に覚えているそうです。
中学生の皆さんはまだ生まれていませんでしたが、当たり前の毎日のありがたさを、この機会に見つめ直してみて下さい。そして今日という一日を、大切に、精一杯過ごしてください。
また、みなさんの家の家具の配置はどうですか。「まさか」が起きたのが阪神・淡路大震災。家族で一度、防災についても話し合ってみてください。
本日は音楽祭が開催され、どのクラスも本当にすばらしく胸が熱くなりました。
審査の結果、最優秀賞は3年1組、優秀賞は3年2組と3年3組が受賞しました。
さすが3年生、声の厚みもありハーモニーがとても美しかったです。
今週のリハーサルではまだまだ心配なところはありましたが、放課後や朝早くからもクラスで練習を重ねてきました。
それぞれのクラスで思いを込めて本気で取り組んできただけに、嬉しさや悔しさが生徒たちからも伝わってきました。
保護者のみなさまにおかれまいては、普段とはまた違う子どもたちの姿を見ていただけたのではないでしょうか。
たくさんご来場いただきありがとうございました。
今週の仏参の御法話は浄土真宗本願寺派の金龍先生でした。
私たちは常に評価される社会の中で生きています。テストの点や大会の順位、その他にも人と比べることや出来具合を気にすることは沢山あるでしょう。
金龍先生が中学生だったとき、水泳大会がありました。苦手でしたが一生懸命泳いだそうです。ところが泳ぐのが遅く、それを見た同級生たちは「溺れているみたいだ」と言ったそうでした。それ以来、水泳が嫌いになってしまったそうです。
ところが阿弥陀様は、人に点数をつけません。能力のあるなしと命の価値は全く関係がない、どんな人であっても等しく尊い命であるとおっしゃるのです。
このことを聞いてから金龍先生は、中学時代の出来事を、人からの評価によって水泳が嫌いになってしまったという思い出ではなく、一生懸命頑張った思い出と捉え直せたそうです。
南無阿弥陀仏という声になって、もしくはそうえなくても、常に私をあたたかく見守ってくださるのが阿弥陀様です。
見守られている私のいのちを、側にいる人のいのちを、大切にしながら日々を過ごしていきましょう。
今週の仏参の御法話は2年3組副担任理科の玉置先生でした。
100回している筋トレを101回に増やすように、昨日より1%増やして努力をするというのはそれほど難しいことではありません。けれど365日続ければ、1.01×1.01×1.01×……365回かけると、およそ37になります。始めの37倍にもなるのです。
逆に1%下がった0.99を一年間続けると、1/40にまで減ってしまうそうです。
小さな努力を継続することが大きな結果に繋がります。
来週はいよいよ音楽祭。この一週間、努力をクラスの皆で積み重ねればきっといいハーモニーが生み出せるでしょう。
みなさんも今日から一日一日、小さな努力を積み重ねてみてください。
今週の仏参の御法話は2年2組副担任国語科の松村先生でした。
松村先生は、カルタ部卒業生の「自分の誇りは練習のときに一度も手を抜かなかったこと」という言葉、そして字をきれいに書くことを心がけはじめて1年後、先生に字をほめられたというご自身の経験から、小さなことでも毎日続けることで習慣となり、自分の強みとなっていくということを教えてくださいました。何も考えずに過ごしても何も残らず身についていきません。
みなさんも何か継続できることを見つけ今日からはじめてみましょう。
今週の仏参の御法話は2年1組副担任数学科の惣臺先生でした。
よく、勉強は何の役に立つのか?と訊かれることがあります。
しかし、例えばバイト先の人間関係に数学の論理的思考が使えるかもしれません。また、レーザーレーサーという水着の開発には、生物であるサメがヒントになりました。惣臺先生のご友人で建築家の方は、数学の思考が設計に役立ったそうです。
このように、いつどこで役に立つか分からないのが勉強です。
さて、SUT③が目前です。
いざというときに知識を役立てられるように、今のうちにしっかりと学んでおきましょう。
今週の仏参の御法話は1年3組副担任数学科の武内先生でした。
武内先生は「覚える」ということについてお話ししてくださいました。記憶には感覚記憶、短期記憶、長期記憶の3種類があります。人は繰り返し覚え直すことで記憶を短期記憶から長期記憶にすることができます。しかし、記憶を継続させるために、もう1つ必要なことがあります。それはしっかりとした睡眠をとることです。睡眠をとることにより、覚えたことを頭の中で整理することができ、すぐに思い出すことができるようになるそうです。
みなさんも家に帰ってからの時間の使い方を見直し、勉強と睡眠の時間をしっかりと確保するようにしましょう。