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物故者追悼法要 2019年11月14日(木)09時49分

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 今日は物故者追悼法要であった。「物故者追悼法要」とは本校と縁のある人で、この1年間で亡くなられた人を追悼する法要のことである。今年は28名の人を追悼することになった。法要は本山で営まれ、ご遺族もお越しになった。

 多くの人の中に、今春亡くなられた竹中先生のご遺族もお越しになっていた。竹中先生が生きておられたら、おそらくこの学年団に何らかの関わりを持っておられたのかもしれない。残念なことだが、多くの1年生は竹中先生のことを知らないだろう。竹中先生はバトミントン部顧問でいつも元気だった。それであるが故に、誰もが先生の死を疑った。

 竹中先生の最後の仏参(中学部)は1月11日である。その時の「節目」のお話を振り返ってみよう。
 竹が真っ直ぐに伸びるのは「節」があるからだ。私たちも竹のように真っ直ぐに伸びたい。そのために必要なことは「節目」を大切にすることだと話されている。

 みなさんは高校生活でその1回目の「節目」を迎えていることは実感できているだろうか? 「前期」が終わったところで、今までの自分を振り返ってみないか? 「変わるチャンス」なのだ。

 関目校長先生の挨拶の後、本山の中村先生から御法話を頂戴した。「具舎一所」ということを聴いた。「一つのところで共に会う」。お浄土で「みんなに会えて有難う。今が節目だよ」と呼びかける竹中先生に、今の私たちは「先生、有難う。私は真っ直ぐに生きていきますよ」と応えることが出来るだろうか。

 直接的なご縁がなかった多くの1年生は、是非今年の1月11日の中学部ブログを読んで欲しい。