HEIAN BLOG 平安保護者会ブログ

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協議会テーマ「私にとって宗門校とは」 2012年07月31日(火)18時26分

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7月13日(金)「龍谷総合学園保護者会連合会近畿ブロック連絡会」が開催されました。連絡会では毎年違ったテーマを設け、それに対して発表が行われるのですが、今回の協議会テーマが、「私にとって宗門校とは」でした。

ここで簡単に協議会についてご説明させていただきます。

私たち平安学園は龍谷総合学園グループに属しています。加盟法人数は27学園であり、加盟教育機関数では71校にのぼります。この数は日本最多であり、最大の学校グループということになります。

毎年、その中の近畿地区に学校を持つ加盟校同士が集まって、協議会を開いています。
近畿地区の加盟校は全部で7つであり、そのうちの一つが当番校となり、そこに各学校が集合し、協議会テーマについて発表することになっています。
今年の当番校は岐阜県岐阜市にある「岐阜聖徳学園高校」でした。
そして発表は、近畿ブロックに所属する睦学園、成徳学園、相愛学園、京都女子学園、龍谷大学、平安学園、聖徳学園の順番で行われました。

発表は、各校の保護者会が、事前に協議会テーマについて学内でアンケート調査をし、各校の保護者会会長がその結果に考察を加えながら、各学校の紹介も織り交ぜるような形で行われていきました。

今回のテーマである「私にとって宗門校とは」は私にとっては用語的に宗門校という言葉の解釈そのものが難しく、難解なテーマでもありました。

私は、6番目の発表でしたが、発表の前に、先に起こった大津の中学の痛ましい事件について触れさせていただきました。
大津市の滋賀県が同じ近畿圏で隣県であることもありますが、もう既にこれは日本国民全員が考えるべき問題になっていましたし、この連絡会自体が中学・高校保護者会の集まりであることから、問題はより切実であると思えました。
今回の「私にとって宗門校とは」というテーマも、子どもたちの精神性に触れざるをえない内容でもありました。
また、わが平安学園の建学の精神を表すものとして、学園では、ことばを大切に、じかんを大切に、そして命を大切にという3つの大切を常々訴えてもいます。

同じ年頃のこどもを持つ保護者会としては、どうしても発表の前に触れておかねばならないことでした。

そのこともあり少々時間はオーバーしてしまいましたが、平安学園保護者代表として発表して参りましたので、ここにご報告させていただきます。


*写真1:聖徳学園内立て看板
*写真2:各校のアンケート結果資料

平成24年度平安会会長 木脇和政

京都府私立中学高等学校保護者会連合会 総会 2012年06月11日(月)19時36分

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6月9日(土)、京都市下京区にある「京都私学館」にて京都府私立中学高等学校保護者会連合会の平成24年度春期定例総会がありました。平安会では会長以下本部役員5名が出席しました。
総会での議題は、平成23年度の決算報告、平成24年度の予算審議、そして新役員の選出等々でした。

いわゆる幼稚園から大学校まで学校教育法に定められた学校には、地方公共団体の設立による公立学校と私たちの平安学園のような私立学校の二つがあります。

平安学園のある京都は「私学発祥の地」と呼ばれ、今でも私学教育の盛んな土地です。文教都市京都を支えているのは私学だと言っても過言ではないでしょう。

皆さんご存じのように滋賀県の金亀教校に始まる平安学園建学の精神は、「とくに仏教精神に基づく情操教育を行うことを目的とする(前校長 安井先生文章を参照)」と表わされています。
学園では、それを生徒にも分かりやすい形で「ことば、じかん、いのち」の大切さに置き換えて、ことあるごとに熱心に説かれています。

このような崇高な建学の精神に基づいて特色ある教育を実践することができるのが、いわゆる私学です。
そのような私学の精神を守っていこうという主催者、出席者の熱気が感じられた本日の総会でした。

*写真は京都市下京区にある私学会館です。総会開始時間が近づくと各学校代表の方が続々と集まって来られました。

平成24年度平安会会長 木脇和政

Pacific Buddhist Acamey訪問その2 2012年05月26日(土)11時34分

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さて、では今回は具体的にP.B.Aの紹介をさせていただきます。
学校は、ハワイのホノルル空港から車で約20分の距離にあります。有名なワイキキビーチや名所であるダイヤモンドヘッドに行く途中にありますから、日本人にもなじみやすい立地です。
総学生数が70名余りということですから、ハワイでも小規模な部類の学校でしょう。
案内してくださったのはお名前がパイパー当山先生という日系3世の校長先生でした。お顔はどう見ても日本人なのですが、日本語はほとんど使われず、会話は私の拙い英語力でコミュニケーションするしかありませんでした。
実際に訪問してみますと、やはり一つ一つの教室は狭く、20人が入れば一杯だろうというような大きさでした。
しかし、写真にもありますように敷地内には真っ白な仏教寺院がありました。様式としては、日本の寺院とはおよそ違っていて、インド仏教様式の寺院に思えました。また、寺院内部はキリスト教でよく見かけるような礼拝堂形式になっているのですが、正面には日本のどの本願寺寺院にも安置されている阿弥陀様がいらっしゃいました。
どのような宗教も伝播の課程で、その土地土地の風土や文化に影響を受けながら、定着していきます。
ネパールとインドの国境近くで生まれた仏教は北方ルート、南方ルートを辿りながら東漸して行く過程で、様々な文化の影響を受け、変化を遂げながら中国・朝鮮半島を通って日本へ伝来したのは皆さんご承知の通りです。私はP.B.Aの敷地に立ったとき、そんな仏教伝来の歴史を感じずにはいられませんでした。
参考までに、こういった仏教伝来の歴史にご興味をお持ちの方には、龍谷ミュージアムをお勧め致します。今は、「仏教の来た道」というテーマで展示が行われており、仏教初心者にも実に分かりやすい内容になっています。
さて、パイパー校長はお忙しいにも関わらず、学校中を案内してくださいました。授業中の教室にも招き入れてくださり、生徒や先生方ともお話ししましたが、ハワイだからと言ってしまえばそうなのですが、教室は実に自由な雰囲気に満ちており、先生と生徒の区別も難しいといったような感じでした。日本人の私からするともう少し規律的なところがあってもと思ったりしましたが、生徒に将来の進路などを尋ねると、各人が各人ともはっきりと自分の1年後、2年後の将来について語ってくれることには感心しました。これも文化の違いでしょう。
日系の学校らしく、授業の一つに和太鼓や剣道があったりします。敷地内には茶室があり、私も作法も分からないまま、お手前(お茶)をいただきました。
平安学園とは異質でありながら、しっかり仏教精神の根付いた環境を経験した留学生はきっと一回り成長して帰ってきてくれることでしょう。また、こういった環境で育った留学生を受け入れる平安学園生徒は、きっと彼、彼女から貴重な影響を受けることでしょう。
交換留学生の本質は、異質なものを受け入れ、異質なものに学ぶという、仏教の受容と寛容に通じる教えではないかと思える今回の訪問でした。

*写真左はインド式寺院前の親鸞上人像です。
そういえば、本願寺の直割寺院である本願寺築地別院もインド仏教式寺院と言われています。東京帝大教授であった伊東忠太氏による斬新なデザインで日本建築史に残る建物です。

*写真右は寺院前に掲げられた案内です。
5月19日に降誕会があることや、メディテーションが朝の9時に行われることが案内されています。

平成24年度平安会会長 木脇和政

Pacific Buddhist Acamey訪問その1 2012年05月24日(木)10時52分

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初めまして。私は平安会会長の木脇和政と申します。
平安学園では、保護者会(PTA)のことを「平安会」と呼んでいます。
こちらのブログでは、平安会の活動や行事、保護者の一人としてお伝えしたい平安学園の特長や素晴らしさを投稿していきたいと思います。これから一年間よろしくお願いいたします。
さて、つい先日のことですが、私はハワイにあるパシフィックブッディストアカデミーという学校を訪問して参りました。多くの方はご存じだと思いますが、ご存じない方のために申しあげておきますと、平安学園は浄土真宗西本願寺派の派立中学、派立高校です。
詳細は校長先生のブログをご覧ください。
龍谷総合学園加盟学校として全国に多くの姉妹校を有しています。国内だけでなく海外にもあるのですが、それが今回訪問させていただいたハワイのPacific Buddhist Acamey 略してP.B.Aなのです。
そして、こちらのP.B.Aと平安学園は交換留学生の制度で提携しており、毎年留学生がお互いにやってきます。
交換留学生の意義については多くの方が認められることだと思います。高校生という多感な時期に文化の異なる土地に暮らし、知識を育むことは、何ものにも代え難い経験でしょう。最近は日本人の若者の巣ごもり現象が指摘されており、日本の将来を危惧する意見も多く出されていますから、今こそ必要な制度ではないでしょうか。
因みに、平安学園はオーストラリアの高校とも交換留学生制度の提携をしており、私も今まで2回ホストファミリーとして高校生を受け入れるという、非常に貴重でそして楽しい経験をさせていただきました。
こういった経験から、是非受け入れ先であるハワイのP.B.Aを訪問したいという希望がありやっと実現したのが先日でした。

*写真は、PBA敷地内から寺院を望んだところです。

平成24年度平安会会長 木脇和政

平安会とは 2012年04月15日(日)10時40分

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平安会は、平安中学校・高等学校に在校する生徒の保護者でつくる組織です。平安中学校・高等学校の生徒が十分な学業を身につけ、心身の円満な発達を遂げるよう、物心両面にわたる具体的な後援活動を行うとともに、会員相互の親睦及び学校と保護者の連絡をはかり、平安学園のさらなる充実発展を図ることを目的として設立されました。
上記目的のために総会、研修会等を開催したり、各種行事への積極的な参加活動を行っています。

平安会は、本部役員、常任理事、クラス理事によって構成されています。

※平成24年度より、従来あった「平安母の会」「平安会」という二つの保護者会を「平安会」という一つの組織に統一し、いっそうの充実を目指しています。
※平安会組織図については、上記画像をクリックしてください。

平成24年度平安会会長 木脇和政

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