HEIAN BLOG 高1学年 BLOG

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みなさま,良いお年を・・・ 2022年12月28日(水)15時42分

本校も明日12月29日(木)~1月3日(火)まで一斉休日となります。くれぐれも体調管理に気をつけて過ごしてくださいね。3学期始業式は1月7日(土)です。この日に学年のみんながまた元気に登校してくれることを楽しみにしています。束の間の休息ではありますが,自宅学習に励みながら,あたたかな年末年始となりますように・・・。合掌。

12月24日(土)終業式・大掃除 2022年12月24日(土)09時31分

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本日講堂にて2学期終業式が行われました。

既に登校期間を終了した高3生を除く全ての学年が一堂に会し,
久しぶりに全員の歌声が講堂に響きました。

校長先生より,2022年を振り返ってお話がありました。
今年も世の中には様々なできごとがありました。本校でも,よいことがあった一方で,残念なできごとが少なからずありました。
本校の,ごく一部の生徒とは思われますが,他者を傷つけたり,迷惑をかけたり,過ちを素直に認められなかったり…という事実がありました。
他者を思いやる心の余裕がなくなってしまいそうな時代だからこそ,平安生の皆さんには一層本校の教えを大切にしてほしいと思います。
締めくくりに,本校に届いた一通の手紙の内容が紹介されました。
小学生の息子さんと公園に遊びに行った際,平安生の皆さんが声をかけてきてバスケットボールで一緒に遊んでくれたこと,普段なかなかお友達と遊べないので,その心遣いが嬉しかったことなどをお書き下さったそうです。この話を聞いた私たちまで本当に嬉しくなりました。
こうした小さなふるまいの一つ一つが,社会を確実に良くしていくのだろうと思います。

2時間目は,教室に戻り大掃除を行いました。
寒くなり,水仕事などは決してやりたくないこの頃ですが,様子を見に行くとびっくりしました。
生徒たちは「先生,雑巾もっとないですか」「もっと丁寧にやろうよ」と元気な声をあげて,楽しそうに教室を綺麗にしていました。
サッカーワールドカップでは,日本の人達の掃除が世界から注目を集めました。世界の大舞台だからそうしていたのではなく,こうした普段の生活でも見られる当たり前のことなんですよね。
当たり前のことを当たり前にできる皆さんは素晴らしいと思います。

来年が皆さんにとってよい年になるよう切に願っています。冬休み,体調に気を付けて英気を養ってください。

12月21日(水)年内最後の講堂仏参 2022年12月21日(水)13時37分

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本日は年内最後の講堂仏参でした。

本願寺から,講師として布教使の正規一宣さんが来校してくださり,法話を聴かせてくださいました。

阿弥陀仏はどんな仏様でしょうか。それは「誰一人取り残さない」仏様です。
阿弥陀仏は「あれをしなさい,これをしなさい」とは決して言いません。言えば,それができない人は取り残されてしまいます。
どんな人も,ありのままの姿で認めてくださる。
人々が,大なり小なり生きにくさを感じているこの時代において,それはどれほどありがたいことでしょうか。

皆さんも,自分と周囲の違いに疎外感を感じたり,その場にうまくなじめないとき,苦しんだ経験があるのではないでしょうか。
そんなとき,自分が誰かに「そのままでいいんだよ」と認めてもらえたら,それは大きな救いになります。

私たちは今,SDGsという世界の課題について学んでいます。その解決にあたっては,ただ経済問題・環境問題に取り組むだけではなく,多様な文化に対する理解や寛容な心が大切です。
阿弥陀仏のように,私たちも少しでも広い心を持って,他人を認められるようにしたいものですね。

12月20日(火)探究 2022年12月20日(火)11時51分

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本日は年内最後の探究でした。
各班は引き続き,スライドを作成して発表の準備を進めています。
また,客観的な意見を集めるためにMicrosoft formを使ってアンケートを作成しているチームもあります。

4月から様々な場面でタブレットを使ってきたため,操作もかなり手慣れた様子です。
ただ文字と図を使ったスライドを作るだけでなく,デザイン性を高めたり見やすさを追求したり,また一段と成長が見えました。
(中には,大人がお手本にしたいくらい高レベルなスライドもあります!)

さて,今週は学力補充期間が始まっています。
補講は3学期によいスタートをきるための取り組みです。
補講の時間だけでなく,冬休みもうまく活用して学習時間を確保していってくださいね。

12月14日 仏参 2022年12月14日(水)15時52分

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本日は、11組担任、英語科の村上先生からご法話をいただきました。
お話は、以下の5つの具体例で構成されていました。
 ①アフリカの不発弾
 ②ロックアーティスト
 ③徳川家康と武田信玄
 ④BTSの歌詞
 ⑤ウクライナのサッカー
英語という言語は、「具体」と「抽象」を、日本語以上に明確に区別する言語です。
5つの具体例から、皆さんはどのような『主張・テーマ』を読み取り、感じ取ったでしょうか。

後期考査終了,本日から再び平常授業 2022年12月03日(土)07時43分

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昨日で後期考査期間が終わりました。考査後には「成道会」に臨み,本日からは再び平常授業です。
「成道会」では,浄土真宗本願寺派の僧侶の方に来校いただき「個々それぞれに良いところが必ずあるので,そこを見ることの大切さ」や,私たちは「世界に一つだけの花・もともと特別なOnly One」であることを再確認する時間をいただきました。
考査が終わっても,2学期はまだまだ続きます。最後まで気を緩ませず,引き続き「すべきこと」に専念し,「今年」を気持ちよく終えられるよう努めていきましょう!
とりあえずは,考査,お疲れ様でした。

11月28日(月)2学期期末考査 1日目 2022年11月28日(月)11時21分

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本日より12月2日(金)まで,2学期期末考査が行われます。

今日は休み明けの初日とあって気力も十分,皆張り切って試験を受けています。
試験は全部で5日間です。気持ちを切らさずに頑張りましょう!

11月22日(火)探究 中間発表 2022年11月22日(火)14時09分

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本日5限は探究の中間発表会でした。

探究はコースによってクラスを解体し,テーマごとに編成し直しています。
アスリートコースはクラス内で探究を進めており,本日も自教室での発表を行いました。気心の知れたクラスメイト同士のため,遠慮なく質問したり意見を言ったりと終始楽しそうな雰囲気でした。
特進コースでは,様々なテーマの研究が聞けるようにHR間を移動し,代表者が黒板前で発表するスタイルでの発表会となりました。HR内は静かで緊張感もあり,集中して発表に耳を傾けていました。
プログレスコースは同テーマのHRの中で,ポスターセッション形式で発表を行いました。次々と聴衆が入れ替わり,短時間で何度も発表を行いました。最初はたどたどしかったプレゼンも回を重ねるごとにうまくなったようです。

中間発表で交わした意見を参考にして,より深く探究を進めていきましょう。

2学期期末考査 1週間前 2022年11月21日(月)13時18分

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本日,2学期期末考査の1週間前となりました。
教室には試験および補講の日程が掲示されています。
普段はオープンな職員室も,中央テーブルより奥は立ち入り禁止となりました。

年末も少しずつ迫る中,個人面談を行っているクラスもあります。
高1生の傾向として,自宅での学習時間の少なさがデータ上指摘されています。
社会人はやるべきこととやりたいことの時間を管理し,うまく折り合いをつける力が求められます。担任の先生と相談しながら,自身に合った学習習慣を確立させていってください。

11月16日(水)仏参 2022年11月16日(水)14時47分

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本日は、1年10組担任、国語科の高山卓先生からご法話をいただきました。
 先生は、冒頭、「古典が好きな人、手を挙げてください」と呼びかけられました。残念ながら、わずかな生徒が手を挙げただけでした。先生は、「当然のこと、予想通りだ」とおっしゃいました。「文法はむずかしいし、内容も今どきのことじゃない・・ 好きになれないのも無理はない」とおっしゃいました。
 次に「SDGs」についてたずねられました。「SDGsを知っている人」の呼びかけには、ほぼ全員の手が上がり、「その原則は?」に対して、10組の人が「誰一人取り残さない、ということです」と返答。高山先生は、SDGsに挙げられている諸問題が一気に加速したのは、日本については明治時代、つまり、近代資本主義の発達、生活の便利さの追求が始まったときだ、と指摘されました。ということは、SDGsを実現するためにも、明治時代以前のことも知り、そこから学ばなければならない、そのためにも古典を学ぶのだ、とおっしゃいました。
 また、私たちがこの学校で日々触れている仏教も明治時代以前から日本に根付いたものの一つ。「誰一人取り残さない」という想いは、仏教の教えそのものです。その実現のためにも仏教を学ぶ必要がある、とおっしゃいました。
 古典を学ぶ意義、仏教を学ぶ意義について考えるとともに、誰一人取り残されることのない社会の実現に向けて、私たちがなすべきことについて考えさせていただきました。