本日は開校記念日で、降誕会を行いました。
教員のみの行事はとても寂しいもので、生徒の皆さんを恋しく思っています。
京都の緊急事態宣言の解除はどのようになるでしょうか。
皆さん体調に気をつけて、解除後に元気に登校してくださいね。
本日は開校記念日で、降誕会を行いました。
教員のみの行事はとても寂しいもので、生徒の皆さんを恋しく思っています。
京都の緊急事態宣言の解除はどのようになるでしょうか。
皆さん体調に気をつけて、解除後に元気に登校してくださいね。
みんな元気に過ごしているだろうか。始業式があり、再度の臨時休校となり、ほぼ1ヶ月の月日が経とうとしている。体育系のクラブの人は、この黄金週間に大会があったであろうが、悲しいかな中止となってしまっている。
さて本来であれば、今日が「灌仏会」の行事日であった。灌仏会とは釈尊のお誕生日である。昨年、誕生仏に甘茶を注ぎ、釈尊誕生を祝っていたことを思い出したであろうか。残念ながら、今年はその宗教行事さえ「自粛」のためにかなわない。
「普通」だった日が、1日で「普通」でなくなった。通学することが当たり前であったのに、当たり前でない日が続いている。「同じ生活が続くとは考えない方が良い」と、仏参でよく話されていたが、「今」がまさにそのときなのではないだろうか。外出できない辛さ。しんどさ。友だちやクラスメイトと出逢えない日々。今まで我々は「なんとなく」日々を過ごしてきた。しかしこのコロナによって「当たり前」だと思っていたことの根底が崩されたのだ。
生活リズムが狂っている人もいるだろう。目的もなくなって動画視聴やゲーム三昧になっている人がいるのかもしれない。「今の自分はこれで良い」という時間が過ごせているか。灌仏会を機に、自分を問うて欲しい。
来週には新たな課題が自宅に送られるはずである。再会の日までメリハリのある生活を過ごして欲しい。
高2の皆さん、お元気ですか。
昨日(21日)、担任の先生より各家庭に学校からのお知らせや休校期間中の
課題(追加分)等を発送してもらいました。今週中には届くと思います。
コースや選択クラスによってはなかなかのボリュームです。前回(始業式配付)
分と合わせて、そろそろ本腰を入れて取り組まないと大変なことになるかも……。
「本日のノルマ」を自分に課して、計画的に進めてください。出来れば、「校時」
に合わせて1日の予定を立て、昼間はしっかりと学習に取り組んでほしいもの
です。そういう姿があれば、それ以外の時間にスマホを触っていても、お家の方
から「小言」を言われることもないと思います。もちろん深夜はNGですよ。
今回、文部科学省から各生徒に配付される布製マスク(4月分1枚)も同封し
ています。感染予防の方、よろしくお願いします。
改めてではありますが、日常の心得として平安が掲げている3つの「大切」を
決して忘れることなく、一日一日を過ごしてください。
じかんを大切に
今という時間・青春という時間・人生という時間
いのちを大切に
いただいているいのち・願われているいのち・支えられているいのち
(生徒手帳2020 4ページ参照)
5月6日まで残り2週間になりました。
先は見通せない情勢ではありますが、皆で何とか「今」を乗り越えましょう!!
※皆さんへの連絡・発信はmanaba及びこのホームページのニュースやブログ等で行います。
注視するようにしてください。
いよいよ高校2年生の学校生活が始まりました。
生徒たちは玄関前で新クラスを確認し、ホームルームに向かいました。
今年は入学式の要素も取り入れた始業式を放送で行い、新たなクラスを始めました。
先の見通しがきかない状態でのスタートですが、「A(明るく)、T(楽しく)、M(前向きに)」をモットーに学年団が一体となって生徒の皆さんをフォローしていきます。
明日からの臨時休校期間は、適度に運動して健康に留意して、目の前のやるべき事にコツコツと取り組んで過ごしましょう。休校明けに元気な皆さんに会うのを楽しみにしています!
2020(令和2)年度が10日(金)からいよいよスタートします。
本来なら、気持ちを引き締めて新たなスタートを切る大切な「節目」の日です。
ただ、新型コロナウィルスの影響で世界中が今、大変な情勢です。
私たちに今できることは、何とか感染の拡大を最小限に食い止めて、一日も早い終息を願うことしかありません。
君たちのいない学校はとても寂しいです。
長い教員生活でこれほど長期間にわたって生徒たちの顔を見られない、生徒たちと言葉を交わせないのは初めてです。
でも……、
明けない夜はない
やまない雨はない
何があっても必ず朝は来る
先が見えなくて不安でいっぱいだと思いますが、「今」という時間をどうか大切に過ごしてください。
そして、来たるべき「時」のために、しっかりと「準備」をしておいてください。
文責 森本
本日は本願寺布教師の平野先生のご法話でした。
「待つ」ことは難しい。そこには愛がある。
「待たない」ことは簡単である。しかし愛はない。
待つことをテーマに、平野先生の幼なじみの方の体験を元にお話されました。
幼なじみの田中くん(仮名)、元々はジャイアンのような人で、中華料理屋さんへ就職します。仕事へは行くものの軽く捉え、仕事が終われば遊ぶ・・・という生活を送っていたそうです。
ある日事故で複雑骨折。入院。
中華料理屋さんで働いていた田中くんは、足は元に戻らないだろうし、仕事ができるわけがない、そう考えていたそうです。
しかし、入院中、毎日毎日、欠かさずお見舞いへくる人がいました。
それは、仕事場の店長さんでした。
店長さんは「待っている」と。
この足で、仕事ができるわけがない、そう思っていた田中くんでしたが、店長さんが毎日毎日お見舞いに来ることで、心変わり、
リハビリも頑張り、不自由が残ったものの、工夫をして、
今も厨房へ立ち続けているそうです。
待っている人がいると言うことは、幸せであり、一人ではない。
これからの人生、つらいとき、苦しいときも必ずある。
もしも店長さんのような人がいてないと思ったとき、阿弥陀様が必ず待って見守ってくださっています。忘れないでください。
だけど、阿弥陀様が待ってくれている、見守ってくれている、そのことを忘れないでいてください。
「私が願う人類の未来」
本日の仏参は,12組担任社会科の石代先生のお話でした。
先日の仏参で佐々木先生がお話しされた「21世紀をどのような世紀にしたいか」というテーマを石代先生も考えられたそうです。
そこで出た答えが「人間が人間でいられる」というもの。
昨今の技術の進歩はすさまじいものがあり,電話も黒電話から今やスマートフォンまでに進化しました。AI技術の進化も話題になっています。そのような世界の中で人間が人間でいるために,大切なものは。いくつか挙げられていましたが,皆さんは覚えているでしょうか。
21世紀はあと80年。21世紀を生きる生徒の皆さんだからこそ考え,その考えを仏参ノートに表現してみては。
「人生とは何ぞや」
高2学年団では最年長,教員生活36年の大ベテラン泉先生によるお話でした。
「人生とは何ぞや」と言われたとき何を考えますか?「挑戦」「苦しみ」「恋愛」・・・いろいろな事が考えられます。泉先生にとって「人生」とは「出会い」だそうです。数々の出会いの中で1番の出会いは,「平安との出会い」だそうです。故郷の愛媛県から何の縁もない京都の大学に進学し,平安に就職したことは奇跡にちかいはず。途中で違う選択をしていれば,平安と出会うことがなかったのです。そう考えると,平安との出会いは偶然ではなく必然であったと言えるのかもしれません。出会いは人だけではなく,人生を左右する書物など,物との出会いもあります。
人間は一生懸命生きていれば,必ず良い出会いがあり,その出会いが人生を祝福してくれるはずです。出会いは突然やってくるわけではありません。来年,すべての人に素晴らしい出会いがあることを願っています。
今年最後の仏参のお話しでした。これまでの人生で多くの経験をされ,さまざまな出会いがあったからこそ,出会いの大切さを実感されているのだと思います。一つ一つの出会いを大切にすることが出来れば,きっと人生そのものが豊かになっていくことと思います。いつ訪れるかわからない「出会い」のために,毎日を一生懸命過ごしていきたいと思います。
本日の仏参は、10組担任国語科の岩橋先生のお話でした。
先生は先週の松尾先生のお話を引き継がれ、先入観、偏見、固定観念にとらわれない物の見方をするにはどうしたらよいのか、というテーマで、通勤電車でたまたま横に座ることになった年配の女性とのエピソードを紹介されました。
座ろうとした際にその方から受けた態度に対して、いつもと違う対応をしたことで、その方と打ち解けてお話をすることになり、その方の素敵なところをたくさん発見し、またお会いしたいと思うような気持ちになった、ということでした。
ある事象に出会ったときに、これまでの自分の考え方、対応にとらわれないで、ちょっと立ち止まって考えてみて、今までとは違った対応をしてみる、そのことで思わぬ発見があったり、違った世界が見えたりするようになる、そういうことを心がけてみることで、視野の広い、柔軟な見方のできる人間になってほしい、と結ばれました。
本日の仏参は9組担任の松尾先生のお話でした。
『×より〇がよく見える心の目を大切に』
これは今月の言葉です。
とかく人は悪いところはよく目につくが、いいところというのは気が付きにくいという意味です。
悪いところや失敗は印象に残りやすいものです。
では今日から、人の悪いところには目をつぶっていいところだけを見よう!と決意してもなかなかそうはいかないものです。
松尾先生は人を見るときにも、自分を振り返るときにも次のようなことに気を付けているそうです。
「自分は悪いところを見るクセがある、ということを意識する」
その上で、失敗を見たときには、
1 それはその人の特徴の一部だと思うようにする。
2 減点ではなく加点で見る。
自分自身を振り返る時、ついつい悪いことに目が行き、落ち込むことが多いですが、できるだけその時間を少なくして前に進みたいものです。
また、人の嫌なところを見ても嫌な人だと決めつけずに、「こういう部分もある」という風に考えると、人間関係がもっと豊かになるのではないでしょうか。