今日は後期始業式でした。正装を着用し凛とした姿で登校してくれました。校長先生から、140周年記念式典をはじめさまざまなお話しがありました。
昨日から全コースにおいて、前期考査が実施されています。朝テスト、SUTなどで確認してきたことをもう一度練り直し自分の力に定着させる機会としても前期考査を捉え取り組んでくれています。
高校2年生もいよいよ後半に入ります。進路目標を達成できるよう本腰を入れて準備にとりかかる時期となりました。
本日の講師は10組担任国語科の岩橋智香子先生でした。先生は最初に最近見た本で印象に残った言葉を紹介されました。それは人生をカードゲームにたとえた言葉で「どのようなカードが配られるかは運命。しかし、人生はその配られたカードで勝負する。」というものです。
先生がその言葉が印象に残った理由は、ある卒業生のことを思い出されたからでした。その生徒とは3年生の時の現代文の教科担当という関係であり、よく職員室にきていろいろな話をしてくれていたそうです。その生徒は現在のプログレスコースに在籍しており、成績優秀で経済学部への推薦も決まっていたそうです。しかし、家庭の経済事情で龍谷大学への進学を断念せざるを得ない状況となり食堂を経営する会社へ就職することとなってしまいます。
卒業後も先生は連絡を取り合っていて、卒業して三ヶ月後の時に来たメールは毎日暑いなかでやけどなどを負う過酷な仕事環境がつらいという内容のものでした。その後盛り付けやデザート作りを任されその料理の写メールが届くようになり、調理師免許を取得した報告が届きました。そして今年の春、栄養士の資格取得を目指して会社から援助してもらい大学に行くことが決まったという報告があり先生も自分のことのように喜ばれたそうです。
先生はみなさんにも置かれた環境の中で不平や不満を言うことなく、あきらめずにがんばっていってほしいとおっしゃいました。「配られたカードで勝負する」という意識を持ち続けることができるといいですね。
本日の講師は9組担任英語科の泉政満先生でした。
この夏に日本中が盛り上がったリオデジャネイロオリンピックを話題にあげられ、そこからマラソンの話をされました。
フルマラソンで2時間3分代というのが100メートルに換算して1500メートルに換算してもいかに超人的であるかということと、前回の東京オリンピック時代に活躍された君原選手の話がメインでした。君原選手は70回以上もフルマラソンを完走しており、走るたびにこれほどの選手でも途中棄権が頭によぎるけれども、くじけそうになると「 あと電信柱1本分 !」ということを思いながら走り続けた話は、スポーツにも勉強にも通じるものでした。
みなさんも、あと1ページ、あと一問、あと一周、あと素振り10回を心がけて、走り続けましょう。
台風の影響が心配されましたが、無事に体育祭2日目を終了することが出来ました。普段とはまた違うキラキラした笑顔を見せてくれました。学園祭もこれで終わりです。高校2年生はいよいよ、自分の進路について掘り下げていく時期となります。しっかり切り替えて授業に取り組めるよう、明日は体を休めてください。
体育祭1日目が終了しました。文化祭の疲れもなんのその。みんな元気にハツラツと体育祭を満喫していました。アスリートはエッサッサで勇壮な姿を見せてくれました。大縄飛びや、クラス対抗リレーなどもあり一生懸命に応援する姿はとても輝いていました。
学園祭2日目です。
高2学年は演劇コンクールを行いました。この日のために夏期休暇後の2週間、必死に練習を重ねました。意見の食い違いから喧嘩になることもありましたが、最後はクラスが一つにまとまり、各クラスの個性を活かしたすばらしい演劇を披露してくれました。
昨日、学園祭が開幕しました。高校2年生の生徒会を中心に一生懸命準備してきてくれました。初日はクラス展示でした。今日は、いよいよ各クラスの演劇が披露されます。コンクールではありますが、各クラス最高のパフォーマンスを披露してくれるでしょう。
今朝、高校2年生は身装検査でした。身だしなみは心のあらわれでもあります。若干、頭髪の改善を指示されている人もいましたが、概ねしっかりとルールを守り、清楚に身だしなみを整えてくれていました。まだまだ暑い日が続きます。心身共に健やかに、凛とした心持ちで残暑を乗り切って欲しいと思います。