本日、大学に合格した高校3年生による講演会が行われました。
先輩たちから、受験勉強の方法やモチベーションの保ち方などさまざまな体験談を語ってもらいました。
次はこの学年のみんなが受験生となり、大学受験に挑みます。先輩の成功体験や失敗体験を参考にし、合格を目指しましょう。
1年後、この舞台で多くの体験を語ってくれることを期待しています。
本日、大学に合格した高校3年生による講演会が行われました。
先輩たちから、受験勉強の方法やモチベーションの保ち方などさまざまな体験談を語ってもらいました。
次はこの学年のみんなが受験生となり、大学受験に挑みます。先輩の成功体験や失敗体験を参考にし、合格を目指しましょう。
1年後、この舞台で多くの体験を語ってくれることを期待しています。
3月9日(木)はプログレス登校日でした。
この日は講堂でタクシー研修発表会,研修旅行解団式,2年生の振り返りを行いました。
タクシー研修の発表は,当日のくじ引きできめたにも関わらず,全班立派な発表をしてくれました。
ライフプラン探究など,様々な場面での発表経験がいきていました。
本日の仏参は、数学科の真鍋先生にお話ししていただきました。
話の内容は「人と同じ道を歩くこと」について。
多くの人が自分の意思で自分の道を決めているでしょう。しかし自分の意思ではなく「周りがそうするから」や「人から言われたから」と流されている人も少なからずいるのではありませんか。
真鍋先生は大学3回生で教員になりたいと思いましたが、3回生時点で教職課程を履修していませんでした。そこから教員になるには大学院に進み、教職課程を履修するしかなかったそうです。今まで通り周りと同じ道を歩むなら大学卒業後、社会人となるかもしくは自分のなりたい姿のために大学院に進学し2年遅れてでも教員になるのか。そのときに自分の意思で教員になると決意し、大学院へと進みました。人生で初めての周りと同じ道を歩まない選択でした。
今日のお話で、大学入学の時点でしっかりと卒業後のことを考えられていなかったのがとても後悔した、とおっしゃっていました。
高校2年生は来年受験が控え、プログレスコースは学部選択、特進コースは学校選択が迫られます。そこでその学校・学部に進学した後のこと・卒業後の進路を考えた上で、周りに流されず自分の意思で決定してほしいという真鍋先生の思いが生徒の心にも響いていた様子でした。
本日は社会科の林先生のお話でした。
私たちは「過去から学ぶことが大切」と教わってきましたが、なぜ、「過去を学ぶ」必要があるのか。
単に過去にあったことを知るのではなく、今を生きるため、未来を気づいていくためです。
年末の大掃除、礼拝堂から風呂敷にくるまれた写真が出てきたそうです。その写真は、「遺影」でした。
平安の先輩の戦没者遺影です。
その先輩方も、私たち同様、この世に生をうけるとき、どの時代に、どこの国に等生まれる選択ができた訳ではありません。
決して、先輩方が望まれた人生、人としてのあり方生き方ではなかったのではないでしょうか、と話されました。
さて、高校2年生は、もうすぐ研修旅行で沖縄に行きますが、
楽しいだけの研修旅行ではなく、過去から学び、現在を知り、どのような未来を築いていくか、物の見方や考え方など、実り多き学びとなるように・・・と話を結ばれていました。
本日は家庭科の佐々木潤子先生のお話でした。テーマは「時間を大切に 時間は有限であることを教えてくれた一言」というものでした。
佐々木先生が高校1年生時の『現代社会』担当されていた先生のことばをご紹介くださいました。それは「あと三回この風景を見たら卒業ですよ」ということばでした。佐々木先生は、このことばがとっても印象に残っているとのことでした。
教科担当の先生は、日本には四季があるという内容の解説をする中で、窓を指さしながら「窓から見える風景は苗の弱々しい黄緑色から、段々濃くなり、黄金色の実を結ぶ、その後は一面の白い世界・・・これが一年のサイクルで、このサイクルを3回見たらあなたたちは卒業ですよ」と仰ったそうです。
このことばを聞いた佐々木先生は、自分の高校生活が有限であるという自覚をしただけでなく、自分の中に言葉や知識が落ちてくるとう体験であったともお話しになっていました。
その後、窓を見るたびに、「あと三回見たら」という先生の言葉を思い出しておられるそうです。教科担当の先生の予告通り、必ず卒業の時期がやってきます。時間に対する感覚は、子どもの頃には「無限」であっても、大人になると違ってくるのだと、少し大人としての見方を教えていただいたように思うとのことでした。
高校生活は「有限」です。皆さんにとって、ここからの一年は、今後の人生の要となる一年になる筈です。怠ることなく励んで欲しいとお話を結ばれました。
時間が経つのは早いですね。もう高校2年生もあと僅かとなりました。
本日は報恩講でした。
報恩講とは親鸞聖人の教えによって、阿弥陀如来の教えに遇わせていただいた御恩に対して感謝の気持ちをもって、聖人のお亡くなりになった日を機縁に聖人のご遺徳をしのぶ行事です。
法話の講師として朝山大俊先生にお越しいただきました。
生きることや歴史を学ぶことの意義について深く考えることができたのではないでしょうか。
本日、第3学期始業式が行われました。3年生を除く全生徒が講堂に集い、新年のスタートを切りました。3学期は2ヶ月程度しかありません。2月中旬には沖縄研修旅行が実施されます。そして学年末考査へと続いていきます。高校2年生として送ることが出来る日々を大切に過ごしていきたいものです。
始業式後、情報リテラシー学習会が行われました。スマホの利用、各種SNSに潜む様々な危険をよく理解して、情報通信機器や各種アプリを使用していかなければなりません。自分自身が被害者にも加害者にもなり得ることも把握しておく必要があります。
今一度、情報モラルについてしっかりと確認をしておいてください。
12月8日(木)の4・5・6限に、高校2年12組と13組合同の生物の授業で、外部講師による特別授業をおこないました。
講師として来ていただいたのは、JT生命誌研究館 形態形成研究室室長の橋本主税先生(大阪大学大学院理学研究科・招聘教授兼任)で、本校の担当教諭と協同で授業を展開していきました。
今回の授業テーマは、「考えよう、教科書の中の事実と仮説 ~両生類の原腸形成運動を題材に~」として、教科書に示されたカエルの発生モデルでは説明できない実験事実を提供していただき、それを題材とした仮説やモデル、その検証についてグループで考えを出し合い、発表をおこないました。この作業を通して、実験事実とモデルとの切り分けや、教科書の内容についての理解を深めていきました。
授業後の感想には、「インプットとアウトプットが同時にできるのでこのような授業が増えてほしい」「教科書をただ覚えて理解するのではなく、根本的な部分から考えるのは新鮮だった」「議論するとまた疑問が生じて、それをまた議論することが楽しかった」「他の人の考えを知るのが面白く、自分の考えと比べる機会は大切だと感じた」「自分の意見を前で発表できるのは良いと感じた」「こういう思考力が入試でも求められるのだと思った」などの声が多数上がっており、大変好評でした。
とりわけ「じっくりと考えてから答えを聞くことによって、すんなりと理解できて不思議だった」という感想は、闇雲に教科書を覚えるよりも、考えることで問題点を整理する方がより深い理解につながる、「主体的に考え、積極的に議論し、深い理解を得る」ことへの一つの回答として大いに期待させます。
今回の授業で、新学習指導要領でも謳われる「主体的・対話的」な活動から、「見出し理解する」体験を通して、深く考え、自ら変わっていく活動を体験することができました。
また、現場の研究者から生の研究についてお話を伺うことも、将来の進路選択や動機付けにつながる大変貴重な経験になりました。
授業していただいた橋本先生も、受講した生徒たちの反応を大変評価されていました。今後も引き続きこのような有意義な活動を企画していきます。