HEIAN BLOG 高2学年 BLOG

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学園祭 2023年09月08日(金)17時39分

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 平安高校学園祭がいよいよ始まりました。今年は模擬店も実施され、コロナ前の活気が戻ってきました。
 1日目は高2学年の演劇発表会でした。これまでの大道具作成や演技の練習で、どのクラスも団結力がアップしてきました。本番ではどのクラスも個性的な創作劇を披露し、学園祭を盛り上げてくれました。
 優秀賞などの発表は明日の閉会式です。楽しみですね。

教室移動 2023年08月26日(土)12時39分

8月25日は教室移動日でした。個人ロッカーや机などを新しい教室に運び入れて、無事に移動が完了しました。
本日からは新教室で2学期の授業が始まっています。新しい環境で心機一転して学校生活を頑張って欲しい思います!

2学期が始まりました! 2023年08月24日(木)11時41分

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本日は始業式。
1ヶ月ほどの夏休みがあっという間に終わりました。
学校はやっぱり生徒がいてくれると学校は生き生きします。みんなで元気に「おはようございます!」から始める学校生活はやっぱり良いですよね。始業式では2年生の陸上部の活躍の他、たくさんの部活動の戦跡報告がありました。みなさんよくがんばりましたね。
さあ、明日はHRの引っ越し作業日です。夏休みの間に新しい校舎が一つできあがりましたから、いっそう気持ちよく生活が送れそう。2学期も元気にがんばるぞ!

1学期終業式とICT講座 2023年07月24日(月)15時36分

1学期が終了しました。夏休みの勉強計画を立てていますか?校長先生からは心がけと準備の大切さのお話をいただきました。夏休みは1カ月ほどありますが、十分に勉強計画を立てて、充実した日々にしましょう。
終業式に続き、ICT講座が実施されました。SKY株式会社の方より、SNSの危険性についてお話をいただきました。SNSを巡っての問題は年々増えています。使い方を一歩間違えると犯罪と同じです。正しい使い方をしてください。

ノーベル平和賞ユヌス博士との座談会実現 2023年07月08日(土)17時00分

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期末テスト、お疲れ様でした。これからはおよそ2週間ほどの短縮授業期間を、文化祭準備や三者面談を実施しながら1学期終業式まで過ごすことになります。
さて、7月8日(土)は本校生徒にとって、とても貴重な日となりました。な、な、なんと、ノーベル平和賞ムハマド・ユヌス博士が本校に来校してくださり、生徒たちとの座談会が実現したのです。「貧困、失業、環境破壊の0」「ソーシャルビジネス」などを提唱されているユヌス博士に対し、中学生から高校生までの有志が直接質問することができる時間となりました。
ユヌス博士は一人一人の質問にやさしく丁寧に答えてくださり、どのような課題解決に対しても若い世代の力や可能性を信じて期待されている気持ちを生徒に伝えてくださいました。生徒たちは、「自分たちにできることはないか」ということについて真剣に伺い、今、取り組んでいることについても意見交換ができました。とにかく自分ができること、家族単位でできることを実践すること、そして実践できる者でチームをつくることの大きな意義を教えてくださり、またその大きな価値を実感させてくださいました。ユヌス博士の母国であるバングラデシュに鉄道を敷く約束をしてくれた生徒もいて、とても心強く感じました。
とても有意義な時を過ごさせていただき、本当に感謝しています。ありがとうございました。生徒たちも、この貴重な機会を糧にして、今後の国際社会において活躍してくれることを信じています。

高2学年 学年集会 2023年06月27日(火)19時15分

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 今日のLHRでは高2学年全コースが講堂に集まり、研修旅行に向けての学年集会を開きました。今回が研修旅行に関しての初めての説明であり、研修旅行の理念、行先、団編成、研修旅行委員の募集についてお話がありました。特に研修旅行の理念について、学年部長から「共生(ともいき)」の考え方や本物に触れる研修旅行にしたいと説明があり、研修旅行の意義や目的について確認することができました。
 いよいよ研修旅行に向けての準備が始まりますね。有意義な研修旅行になるように、生徒一人ひとりが気持ちを引き締めていきましょう。

本日の仏参 2023年06月23日(金)11時00分

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 本日の仏参は、英語科で2年7組担任の山本先生のお話でした。お話のテーマは親友についてでした。
 山本先生は6歳から4年間アメリカのアイオワ州で過ごされました。言葉も通じず日本人もいない小学校に通うことになり、大きな不安を抱えていました。登校最初の日、不安な気持ちに耐えられず泣いているときに、ある女の子がそっと抱きしめてくれました。言葉は分かりませんでしたが、そのあたたかさは「大丈夫、私がいるからね」と感じられたそうです。その後、つらい時もその女の子はそばにいてくれて、幾度となく守ってもらいました。山本先生は「英語を話せるようになり感謝の言葉を伝えたい」と思い、英語を学び、自分から積極的に話しかけるようになりました。月日は経ちましたが、その女の子とは今も親友でいるそうです。
 山本先生は「人のあたたかさに気づくのに言葉は関係ない」と思われています。誰かのおかげがあって生きていることを忘れないでほしいと思います。

本日の仏参 2023年06月16日(金)09時37分

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本日は、2年6組担任で社会科の山下先生のお話でした。
国際医療ボランティアの活動をされている吉岡さんという方が薦めておられる「人生を幸せにする3つのヒント」が紹介されました。
吉岡さんはミャンマーにて毎日朝早くから夜遅くまで医療ボランティアの活動をされており、年間で1000件以上の手術を執行されています。それほど多忙を極める吉岡さんは、大変な毎日を過ごされている中でも幸せな人生を送るための秘けつとして3つのことを大切にされているようです。

1つ目は「自分の人生を豊かにするために行動すること」です。
吉岡さんは活動においては結果以上にその過程で自分がどれだけのパフォーマンスができたかということに比重を置かれています。自分のベストなパフォーマンスを目指すことが人生の豊かさの基準だと考えられています。

2つ目は「自分自身のことを大切にすること」です。
他人のために活動するボランティア活動の中でも、自分のことも大切にしたいと思われています。自分のことを大切にした上で、周囲の人々を大切にしたいと考えられているようです。

最後は「時間を悔いの残らないように過ごし、自分の行動に意義を見出すこと」です。
自分が現在取り組んでいることには時間の経過が伴います。その時間が無駄にならないように、取り組んでいることに対して意義を持ちたいということです。
みなさんの高校生活に置き換えると、これからやって来る期末考査に向けた勉強や、日々取り組んでいる部活動の練習、さらには秋に行われる文化祭の準備など、様々な取り組みにあてはまる話だと言えます。その全てに取り組むことは、何のためなのか、そして誰のためなのか、そんなことを考えて取り組みに意義を見出して欲しいです。

これら3つのことは高校生のみなさんにとっても、人生を豊かにしてくれる大切なヒントになるはずです。高校生活で自分が何をするべきか考えて、最大のパフォーマンスを目指して欲しいと山下先生は締めくくられました。みなさんの高校生活がより豊かな時間になるように念じております。

本日の仏参 2023年06月09日(金)09時00分

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本日は、2年5組担任で国語科の中森先生のお話でした。
 まず始めに、今回は「できない理由を探すのではなく、できる理由を探す」ことについて話されると全体へ伝えられました。
 つらいとき、忙しいときにもしなければならないことが増えてくる。高校2年生になったみなさんはクラブ活動などで1年生への関わりに加えてチーム全体を考えなければならない活動の中心となる学年。そのようななかで、やるべきことに加えてやらなければならないことも増えます。そんなときにできないことを理由にして諦めるのではなく、なにかできる方法がないかを探して少しでも自分の可能性を広げて欲しい。
 WBCで活躍しMVPにも選ばれた大谷翔平選手は高校生の頃1つの目標を決め野球に没頭していた。その目標は「12球団中8球団からドラフト1位をもらう」というものだった。この目標を達成するために大谷選手が活用したものがマンダラチャートというものである。マンダラチャートとは曼荼羅模様のようなマス目を作り、そのマス目一つ一つにアイデアを書き込むことで、アイデアの整理や拡大などを図り、思考を深めるもの。実際の用紙を見てみると理解しやすいので調べてみてもらいたい。大谷選手はこのチャートを使い、困難をできない理由とするのではなく、大きな目標達成するために何をしなければならないのかについて積極的に考え、行動して当時の目標は達成されなかったものの現在世界的に有名な選手となった。
 大谷選手の目標に向けた綿密な計画や行動を見習いこれからの探究や学園祭が充実したものになるように生かしていってもらいたい。

本日の仏参 2023年06月02日(金)13時30分

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本日は、2年4組担任で国語科の西垣美沙緒先生のお話でした。

 まず始めに、「今日は何の日かわかりますか?」と先生からの問いかけがありました。これに対して、全員が静まりかえっていると、「ヒントは1582年の6月2日です」とおっしゃったところ、アスリートコースの一人の生徒が、「本能寺の変です」と答えました。大正解!「本能寺の変」と言うと、明智光秀が織田信長に謀反を起こし、死に追いやったとされる事件ですね。そのことから、6月2日は「裏切りの日」とされていると教えてくださいました。謀反の訳は諸説あるようですが、信長が光秀の容姿を「イジった」ことにあるということで、西垣先生は、「自分ではイジっているつもりでも、相手はどう感じているか分からないから、敬意をもって他者と接するように考えてみて」とコミュニケーションを取る際に大事な点を改めて考えさせられました。

 次に、先生の座右の銘である「人間万事塞翁が馬」について、ご自身の高校時代の体験を交えて語られました。「人間万事塞翁が馬」の教訓は、「人生の良し悪しは予測できないこと」「何事もその良し悪しは後になってみないとわからない」ということです。
先生が高校2年生だったころ、文化祭の演劇でクラスの助監督を任された時のことを振り返られました。監督に立候補した友人は演劇の経験があることから、うまく進むだろうと思っていたところ、先生の思いとは反対に、日に日にクラスはまとまらなくなっていき、本番までの日数が迫って焦りだけが募っていたそうです。そのような焦りは先生だけでなく、クラス全体が感じとったことから、一人ひとりが自分で考えて行動するようになり、美術担当だった先生自身も周りに助けてもらいながら仕上げることができ、だんだんとクラスのまとまりが出るようになりました。そして、本番が無事終わり「美術賞」を表彰されて納得のいく形で終えられました。このように、最初に抱いていた不安やどうしていいか分からない不安も、杞憂に終わったということです。

 最後に、今の不安がいろいろとあっても、「人間万事塞翁が馬」の言葉通り先のことは分からないから、次起こることを考えるきっかけとして捉えるというようにおっしゃっていて、「今をどのように過ごし、生きていくか」ということを考えさせていただく時間となりました。