午後から、原子力科学館「あっとほうむ」に行きました。
体を動かしながら、電気やエネルギー、原子力について学べたり、早押しクイズに参加をしたり、有意義な時間になったと思います。
宿泊先に戻り、夕食はBBQとなりました。
どのグループも、みんなで協力し、食事をすすめることができていました。
2日目は、暑さ厳しい中で一日活動をしましたが、みなさんしっかりと学んでくれていたと思います。
お疲れ様でした。
龍谷大学を後にして、琵琶湖博物館へと移動しました。
到着後、各自で展示室に移動してワークシートに取り組んでいました。
実習目的である「展示物を見て、何を感じ、何を考え、SDGsの何の目標と結びつけることができるかを考える。」はできたでしょうか。
琵琶湖博物館で活動した後、宿泊施設のあるマキノへ出発しました。
その後は、天体観測・事後学習・入浴と動いていきました。
星まで届くレーザーポインターにみんな釘づけだったようです。
1日の最後に、各クラスの議長から振り返りをしてもらいました。
「しっかりと取り組めていた時もあったが、もっとメリハリをつけないといけないと思った。」
明日の活動、議長、先生方からの言葉をしっかりと意識して、行動してください。
お疲れ様でした。
8/21(水)、中1探究合宿がスタートしました。
龍谷大学瀬田キャンパスにて、
アグリカフェでは、農業について。
なぜ農業が洪水を防ぐのか?農地の役割とは?涼しくなるのはなぜ?
普段、当たり前にある風景が果たす役割について、知る時間となってくれていたらと思います。
次に、STEAMコモンズに移動して、ドローンの体験、3Dプリンターで作成された作品を手に取って触れる機会がありました。
ドローンを体験するみなさんの表情は真剣でした。(飴すくいの形式だったからかな?)
普段の学校生活では体験できない時間を過ごすことができました。
本日4限目、講堂において中高合同の終業式が行われ、1学期を締めくくり
ました。
終業式終了後、株式会社SkyさんによるICT講習会が開かれました。
SNSの危険性や問題点についてはこれまでにも繰り返し伝えてきましたが、
今回は新たにChatGPTや生成AIについての注意喚起がありました。
スマホやタブレットは非常に「便利なツール」ではあるのですが、非常に
「危険なツール」でもあります。そのことをしっかりと理解した上で利用し
ないと取り返しのつかないことになります。この「便利なツール」は依存し
てしまうと家族関係までも破壊してしまうほどの「威力」を持っています。
利用についてはきちんとルールを定め、使い過ぎにより、生活習慣が乱れる
ことのないように注意をしてください。
SNS上でのトラブルも頻繁に起こっています。講習会でも言っておられま
したが、大げさではなく、その利用により、自分の人生を左右しかねること
になりかねない「ツール」です。被害者にも、加害者にもならないようにそ
の使用については十分注意し、マナーを守るように心がけましょう。
いろんなことがたくさんあって、本当にあっという間の3ヶ月半でしたね。
ひとまず心身共にリフレッシュする時間を持ちましょう。
いよいよ夏休みです!
7月11日(木)に、中学2年生は総合探究学習の一環で4つの会社・施設に分かれて、そこで行っている取り組みを学びに行きました。
琵琶湖疎水記念館では、琵琶湖から水を運ぶ疎水を当時の市民がどうやって作り上げたのかを展示から学びました。
オムロン京都太陽では障害者雇用の取り組みについてお話しを聞いて、実際の工場を見学しました。
ヒューマンフォーラムでは、古着が回収された倉庫を訪れ、膨大な量の古着を仕分けする作業を体験しました。
三条会商店街では、商店街の方から取り組みについてお話しを聞き、また、チョコレート店のdari Kで、インドネシアでのカカオの生産やフェアトレードについてお話しを聞きました。
生徒たちは各訪問先で学んだことを今後、自分たちが課題解決策を考えていくときの参考にしていきます。
本日の講堂仏参が夏休み前最後となります。
1学期最後のお話は3年1組担任の池澤宏樹先生です。
今回のお話の初めに池澤先生はある音楽の一部を流されました。
『僕は大切な仲間や愛する人がいるのにどうして「今」という時間を大切にできないんだろう』
皆さんは聞き覚えがありますか?
これは「SEKAI NO OWARI」さんの『死の魔法』という楽曲のものです。
今はまだ6月ですが、先延ばしにしていることなどはありませんか?
これがもし年末だったら…年度末だったら…地球最後の日だったら…皆さんの行動は変わりましたか?やっておくべきだったと後悔しませんか?
なかなか次の機会がないと思って過ごしている人は少ないと思います。ほとんどいないといっても過言ではないでしょう。
しかし本当にいつ“最後(最期)”がやってくるのかは誰にもわからないことです。思い立ったが吉日という言葉もあるように、自分がしたいと思ったことはすぐにでも実行する。やらないで後悔するほうがやって後悔することよりもずっと心に残ってしまうものです。
皆さんもぜひ「知覚動考(近く同行・ともかくうごこう)」の精神で日々悔いの無いように過ごしてみてはいかがでしょうか?
本日の仏参は2年3組担任の伊藤先生のお話で、テーマは「人それぞれ」についてでした。人によって言葉の受け取り方が違うので、人としゃべるときは言葉一つひとつ気をつけようということです。また、人によって答えも変わるものです。そこで、伊藤先生は「挨拶ってする必要はあるか」と生徒に質問され、SNSで気になるニュースを紹介されました。そのニュースは、「コミュニケーションの基本 挨拶したくない若者の増加」という内容でした。若者の中には挨拶が嫌いだから、学校や職場では下を向いているそうです。そうやって下を向いてばかりいると、第一印象も悪くなるものです。
伊藤先生は「挨拶をする、しないは人それぞれですが、他人の考えは極力否定してはいけません。自分の考えを他人に押し付けるのは良くないです。人としゃべっていて意見が違ったとしても、そういう考え方もあるよねという広い心が大切です」とお話されました。さらに続けて、「何気ない一言であっても、相手にとってはとても傷つく言葉かもしれません。本人は無意識なので、相手が傷つけてしまったことに気づきません」と、相手に対して言葉をかけるときにも気をつけるように諭されました。伊藤先生のお話は、言葉を大切にすることをあらためて考える機会になりました。
そして最後に、適切な人との距離感を学校生活のなかで学んでほしいと仰いました。誰しも合う合わないがありますが、合わない人に対しておちょくったりするのはなく、適切な距離を持つことです。伊藤先生の自論としては、クラス全員と仲良くするのは難しいけれども、「誰も傷つかない、誰も傷つけないクラス」を実現するのは可能だということでした。この仏参のお話を聞き、生徒たち一人ひとりが他人に思いやりのある言葉をかけ、誰も傷つくことがないクラス環境を作っていってほしいものです。
今朝の仏参は2年2組担任の河野先生のお話で、テーマは「めんどくさい」と思うことについてでした。そして、「あ~めんどくさいなぁ」と思ったときにどちらの行動をするか質問されました。
①「めんどくさい」から後まわしにしよう
②「めんどくさい」けどやってしまおう
この質問に対して、生徒たちの半数が①に手を挙げました。①の場合、私たちの何かしようとする行動を妨げてしまうとのこと。ですから、②の行動が大切なのです。そこで河野先生は、宮崎駿さんのことを取り上げられました。
多くのジブリ作品を世に出された宮崎駿さんが、NHKの『プロフェッショナル』に出演された時のことです。仕事風景が影像で流れると、宮崎さんは絵を描きながら「めんどくさい」「あ~めんどくさいわ」と何度も声に出して連発していました。それを聞いていた取材の方が、宮崎さんになぜ「めんどくさい」と言いながら作業しているのか質問されました。宮崎さんはその質問に対して、「世の中のめんどくさいことって、たいてい大切なものなんだ」と答えられました。「めんどくさい」と思うことでも細かくやっておかないと、画面に映ったときに粗が見えてしまうものです。いい加減にしてしまえば、決して良い作品にはならないでしょう。「めんどくさい」と思うことでも、それは大切なことだと言えます。
次に、河野先生は「めんどくさい」と思うことに対する対処法を、2点紹介されました。
①「無理」と声に出していわない
②とりあえず行動する
①については、声に出してしまうとネガティブな感情が頭の中まで染み込み、本当にできなくなってしまいます。
②については、「めんどくさい」と思っても、とりあえず行動してみることです。たとえば、宿題が出されたとき、私たちはつい「めんどくさい」と思ってしまいます。しかし、とりあえずちょっとずつでも取り組んでみることで、行動した先には必ず「頑張ってやった」という達成感が得られるのです。河野先生は生徒たちに向けて、「めんどくさいという気持ちと上手に付き合って、大切なことを達成できる人になっていってほしい」と思いを伝えられました。最初は「めんどくさい」と思うかもしれませんが、生徒たちが本日のお話から「まずはやってみよう」と行動に出してくれたらと思います。
本日の仏参は、1年1組担任の窪田先生のお話でした。そして、ビブリオバトルについて紹介されました。
バトラー(本を紹介する人のこと)が、それぞれ自分の推奨する本を5分間で紹介するというものです。それを観覧した人は、その中で一番読みたくなった本に投票するという形式になっています。このビブリオバトルは2007年に京都大学から始まり、今では全国に広がっているそうです。昨年、本校から中学生がこのビブリオバトルに出場しました。初めての挑戦は残念ながら予選敗退でしたが、参加した生徒たちにとっては良い経験になったことでしょう。
次にビブリオバトルの動画を流れ、一人の中学生バトラーのプレゼンを聞きました。彼が紹介したのは、『脳の外で考える』という本です。頭がよくなるこの手の本は他にもありますが、この本は科学的な根拠に基づいているということです。頭がよくなるという点について、彼がプレゼンの中で3点紹介されていました。
①ジェスチャーは物事を記憶するのに役立つ。
たとえば、英単語を覚えるときに、その英単語を連想するジェスチャーをすると覚えやすい。ある研究によると、ジェスチャーのあるスピーチを聞いた人たちは、ジェスチャーのないスピーチを聞いた人たちよりも覚えている確率が高い。スピーチ直後では33%上がり、スピーチから30分後は50%だった。
➁制服を着るだけで頭がよくなる。
制服を着ることで自分の所属がわかり、脳は自分の所属がはっきりしていると脳のパフォーマンスが上がる。
③落書きをすると集中力が上がる。
退屈な情報を聞き取る課題に取り組む間、落書きをするという行動をしていた人は、落書きをしなかった人と比べると、平均で29%も多くの情報を得た。落書きをするという行為は、退屈な情報から注意力をそらしているのではなく、逆に集中力を上げている。教科書に落書きをするのは、授業に集中するのを妨げていたのではなく、授業に集中する手助けしていたと考えられる。
動画の後、窪田先生は「読書は無理やりにするものではありませんが、本は間違いなくみなさんの生活を豊かにするものです」というメッセージを生徒たちに伝えました。本校では普段から読書を推奨しているので、より生徒たちが本を読む率が増えることでしょう。