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記事一覧

【中2】理系探究合宿1日目 2025年01月29日(水)21時23分

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続きです。

手紙作文コンクール入賞 2025年01月28日(火)13時13分

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「第57回手紙作文コンクール」で、中学2年生の嶋彩花さんの作品が「審査員奨励賞」を受賞しました。8万を超える応募作品の中、嶋さんは、夏休み、野球の練習に打ち込み、日焼けでどんどん黒くなっていく弟の姿を描き、愛情いっぱいのひと言を添えた心温まる作品を仕上げ、見事受賞しました。

1/27 講堂仏参 2025年01月27日(月)13時05分

 本日の仏参講話は、学年部長の森本先生でした。「人生、しんどい時は上り坂 楽な時はくだり坂」という言葉を最初に挙げられ、ご自身の中学・高校時代のことをお話されました。

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 中学時代は一言でいうと「貧困」で、貧困生活の中で公立高校受験に失敗というつらい経験をされました。結局、併願で合格された私学の高校に通い、授業が終わった後はバイトに明け暮れたそうです。そして、授業料(分割払い)や定期代の工面をされ、勉強は隙間の時間をされていました。あるとき、森本先生は「このままで終わりたくない、絶対大学に行ってやる」という強い思いを抱き、自分の経済状況でも働きながら通える国立大学を探され、大阪外国語大学(2007年に大阪大学と統合)に進学されました。授業のレベルがとても高く、働くことを重視して一度休学されますが、「やっぱりここままでは終わりたくない、勉強したい」と復学され、無事に大学を卒業されました。
 
 最初に挙げられた言葉は、ドイツの思想家であるフリードリヒ・フォン・シラーさんの「苦しい時が登り坂」というお言葉です。人生を登山に例えられた内容で、森本先生はこの言葉に出あわれ、「これが人生の上り坂だったんだろう」と学生時代を振りかえられました。最後に、聞いている生徒たちに対して、「しんどいときは逃げないで、この言葉を思い出してほしい。そして、自分のやりたいことができているということは、とても幸せなことだということを忘れないでください」と、メッセージを伝えられました。

【中2総合】学年発表 2025年01月19日(日)12時37分

中2では、9月以降の総合学習で、「自分たちで課題解決への提案をしよう」というねらいのもと、観光・町づくり・ジェンダー・食・服・ごみの6つのテーマに分かれて班の中でアイディアを出し合い、実現可能な提案を考えてきました。

先日、1月14日(火)はその発表を学年で行い、身近なところで考えた自分たちの解決策をみんなに提案しました。3年生では自分たちの案を実際に実現していきます。
また代表を決定し、来る2月18日の「総合の日」で中学生全員の前で「提案」をします。

報恩講 2025年01月16日(木)17時00分

本日は報恩講が行われました。
この行事は浄土真宗において最も重要な,親鸞聖人のご遺徳をしのぶ行事
です。

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浄土真宗本願寺派布教使の野田茜先生よりご法話をいただきました。
お話の中で『聞く地蔵と聞かぬ地蔵』そして星新一さんのショートショー
ト『ある夜の物語』の内容に触れられました。「私たちは独りではなく、
周りにいる人たちに見守られている、どこかに必ず自分のことを考えてく
れている人がいる、そしてその1人が阿弥陀様である」と話されました。

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自分への願いを感じるとともに周りの人たちへの感謝の気持ちや願いを持
って日々過ごしていきたいものです。

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ビブリオバトル 全国への道 2025年01月08日(水)18時09分

3月に開催されますビブリオバトルの全国大会に出場する学校代表を選抜するための選考会を行いました。

授業内で取り組んだビブリオバトルにおいて、各クラスの上位に選ばれた生徒の中から3人が挑戦してくれました。

3人ともが「読んでみたいな」と思わせるような工夫をこらした発表をしてくれたので、大変楽しい時間になりました。

なお、発表された本は、以下の通りです(発表順)。
⑴宮島未奈『成瀬は天下を取りに行く』
⑵綿矢リサ『蹴りたい背中』
⑶木爾チレン『二人一組になってください』

選考の結果は来週発表されます。

3学期がスタートしました! 2025年01月08日(水)17時00分

いよいよ学年をしめくくる3学期のスタートです。
1限目に講堂に集まり、始業式を行いました。

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2025年、気持ちも新たに、自分自身に「変革」をもたらせてください!

税についての作文 表彰式 2024年12月18日(水)15時22分

下京税務署の方にお越しいただき、税についての作文の表彰式が行われました。

中学3年生の
長谷川 智亮さんが
下京納税貯蓄組合連合会 奨励賞を受賞しました!!

おめでとうございます。

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12/16 講堂仏参 2024年12月16日(月)10時44分

 今年も本願寺からご講師が出向され、今朝の仏参は本願寺派布教使の平尾あゆみ先生でした。そして、阿弥陀如来さまのお心をお話されました。阿弥陀さまは大いなるお慈悲の仏さまで、私たち一人ひとりの幸せをご自身の幸せと、私たちの悲しみや苦しみをご自身の悲しみと苦しみと受け取ってくださるお方です。

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 平尾先生は、小児科医の駒沢勝先生の本を読まれ、駒沢先生の「人が人の悲しみに寄り添う姿勢には、二つの視点がある」という言葉を紹介されました。寄り添うという姿勢には、「対治」と「同治」あるそうです。「対治」とは、目の前で悲しんでいる人がいたら、「元気出して、明日にはいいことがあるさ」と励ましながら寄り添うことです。「同治」とは、目の前で悲しんでいる人がいたら、同じように涙をながしながら「辛いね、悲しいね」と同じ時間を過ごすという寄り添い方です。平尾先生はその本を読まれて、「阿弥陀さまのお心に重なるものがあるなぁ」と感じられました。

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続いて、ドラえもんで「パパも甘えんぼ」というお話を紹介されました。深夜に酔っ払って帰ってきたお父さんが、そのまま玄関で寝そうになり、お母さんが「子供たちが見ているからしっかりしてください」と言いながら起こそうとします。すると、お父さんは 「何を偉そうに、僕はこの家の大黒柱だぞ」とお母さんの手を払いのけ、お母さんは怒って部屋に戻ってしまいます。それを見かねて、のび太君もお父さんを起こそうとするのですが、「何を!子供のくせに偉そうに、親に向かってなんだ!」と怒られてしまいました。のび太君はお父さんの亡くなったお母さん、つまりおばあちゃんに怒ってもらおうと考え、ドラえもんと協力してお父さんをタイムマシンに乗せて、過去の世界に向かいました。のび太君はおばあちゃんから叱ってもらおうと、事の経緯をおばあちゃんに話しました。それを聞いたおばあちゃんは叱ることはなく、「のび助や、のび助や、起きなさい」と揺すり起します。お父さんはハッと目を覚まし、びっくりした表情をしました。そして、「おかあさ~ん」と胸に飛び込み、「いじわるな部長が僕をいじめるんだ、こんなに頑張っているのに!」と泣きながらに言います。おばあちゃんは「そうか、そうか、よしよし」と、お父さんの頭をただただ撫でていました。
それを見ていたドラえもんが、のび太君に 「大人ってかわいそうだね」 と言いました。のび太君が「なんで?」と聞くと、ドラえもんは「だって、大人って自分より大きなものがないんだもの。寄りかかって甘え、叱ってくれるものがないんだもの」と言って、この話は終わります。平尾先生は、聞いている生徒たちに「大人といわれる歳に近づいていけば近づいていくだけ、自分ひとりで悲しみ苦しみを背負っていかねばならない場面が出てくると思います。でも、そんな私たちをほっとけないってお立ち上がりくださった阿弥陀さまがご一緒してくださっている」ことを伝えられました。