HEIAN BLOG 高2学年 BLOG

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保護者対象進路ガイダンス 2018年04月21日(土)16時16分

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本日は保護者対象進路ガイダンスが行われました。保護者のみなさまにおかれましては、お暑い中ありがとうございました。

関目校長からは、充実した進路実現を目指すことための課題として、勉強時間の確保、中だるみの克服などが挙げられました。

牧野進路部長からは、大学入学はゴールではなく、大学生活あるいはその先も見据えて進路選択をしてもらいたいとの話でした。

高大連携室の吉本先生からは、被推薦者資格や、年間プログラムの説明を詳しくしてもらいました。

コースコンセプトの関係上、高3同等に高2が重要視されるプログレスコース。中だるみしている暇はなさそうです。

新ドラゴンゼミ 2018年04月16日(月)15時46分

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今年度のドラゴンゼミが始まりました。
今年度からは,90分の1コマで,各科目とも2クラス分割で行われます。
1クラスは昨年まで,龍谷大学の講義が行われていた「至心館」での講義となります。初めて使う大講義室に戸惑いながらも数学の問題に取り組んでいました。

平成30年度 前期始業式 2018年04月09日(月)10時21分

いよいよ高校2年生としての時間が始まりました。
本日は,始業式日です。

朝,本館前で新クラスの発表のもと,少し緊張した面持ちで新しい教室へ。新しいクラスメイト。新しい担任の先生。気持ちも新たに高校2年生となった自分を意識したことでしょう。

始業式は仏参形式で行われ,本年度より校長先生となられた関目六左衛門先生が式辞を述べられました。
先生は,平安の「3つの大切」をもう一度確認された後に,仏陀の最後の言葉「世の中のことはすべて移ろいゆく,常に怠らずに勤めよ」ということばを引用され,高校時代という「時間」を大切に生きてほしいと述べられました。
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午後からは,高校1年生に向けてクラブ紹介が行われ,各クラブ,後輩の獲得に早くも意欲を見せていました。

終業式 2018年03月09日(金)12時01分

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本日は、後期終業式が行われました。校長先生の式辞では、卒業生の辻一弘氏が先頃メイクアップ部門でアカデミー賞を受賞したことや、各クラブの戦績など、卒業生、在校生の活躍が紹介されました。

また、本校の宗教教育に触れ、先日卒業した高校3年生の作文『宗門校に学んで』から、「世は無常 怠りなく努力」という仏教の教えの大切さを改めて説かれました。今年1年が終わろうとしていますが、こういうことに気づくことこそが、成長なのだとおっしゃいました。そして、今後も「目に見える華やかさではなく、目に見えないものの大切さ」に気づき、心の知性を伸ばしていきましょうと締めくくられました。

その後、平安保護者会賞の表彰があり、生徒会から1年間の活動報告がありました。終業式終了後は各クラスに戻り、大掃除、ロッカー移動をして、最後のホームルームを行いました。

生徒の顔を見ていると、みんないい表情をしています。この1年色々なことがあり、挫折や成長もそれぞれ経験したと思いますが、その一つ一つが足跡となり、自信に変わることと思います。2年生は、高校3年間の中核学年としてクラブや学校行事で中心になる一方、勉強も難しくなり、大学受験への意識も強くなってきた頃だと思います。高校生活は残り1年になりましたが、3年生の1年間というのは、2年生の1年間よりも早く感じると思います。しかし、皆さんは平安高校に入学してからこの2年間で着実に成長していると思います。自分ではなかなか気づかなくても、周りから見るとたのもしく感じます。次年度はいよいよ最高学年になります。下級生のお手本になるのはもちろん、自分で将来を切り拓ける人になって欲しいと思います。そのためには、言われたことをできるのは当たり前、言われる前に、今自分に、周りの人に何が必要なのかを考えて動ける人になって欲しいと思います。正しく状況判断をして、行動に移せることが大切です。社会で通用する大人になるために、今できることを一つずつ成し遂げて欲しいです。

後期考査 2018年03月06日(火)10時54分

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本日は後期考査の4日目です。後期考査も明日で終了になります。
1年間の学習の成果を出せるよう、あと少し頑張ってもらいたいと
思います。

仏参 2018年02月27日(火)08時45分

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本日の仏参講師は本願寺の竹林真悟先生でした。

竹林先生は、北海道出身でアイスホッケーをされていたそうです。
そんな竹林先生は、アイスホッケーにまつわる自身の経験談をお話しくださいました。


小学校2年生からアイスホッケーを始め、小学校6年生になる頃には、
チームでも上手な方で試合でも活躍していました。

チームメイトに一つ下の学年の長野という児童がいました。
長野は、同じくらいの時期にアイスホッケーを始めたにもかかわらず、
全然上達せず、レギュラーにもなれていませんでした。

そんな長野に、私は
「あんた下手くそだ。上達しないのならやめた方が良いのではないか。」

長野は、悔しそうな表情で、目に涙を浮かべていました。


それからしばらくして中学生に進学し、アイスホッケー部に入部しましたが、
三年生との体格差と技術差が嫌になり、やめました。

高校のアイスホッケー部は無名の弱小チームで、
このチームならレギュラーになれるだろうと入部しました。
しかし、一年間はレギュラーになれず、
三年生が卒業し、次こそレギュラーになれると思いました。
しかし、強い新入部員が数名入ってきて、レギュラー入りを逃しました。
強い新入部員と共に長野も入部しており、
以前馬鹿にした長野と私は練習を共にすることとなりました。
三年生になってもレギュラーにもなれず、コーチには褒められないし、
周りの部員は不真面目に練習している。
退部しようと、キャプテンに電話をしました。
当時のキャプテンは、30分間私の愚痴を黙って聞いてくれました。
その後に
「今まで一緒にやってきたじゃないか。最後まで一緒にやろう。」
と言ってくれました。

私はうれしかった。自分の気持ちをわかってくれて、
一緒にやろうと言ってくれるチームメイトがいることに気づけたから。
退部したい理由は、周りにあるのではなく、
うまくいかない自分にあったんだを気づきました。
キャプテンのおかげで私は最後までアイスホッケーを続けることができました。


話は変わりますがここにいらっしゃる阿弥陀様は、
私たちのことを友だと言ってくださる。私たちがどんな人間でも、
お願いしなくても友だと言ってくれる。
受け入れてくれる阿弥陀様がいるということは幸せなことです。

保育園児さんとの交流授業 2018年02月26日(月)11時39分

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毎年恒例の保育園児さんとの交流授業を行いました。
年長、年中の園児さん29名が来校し、高校生徒1時間楽しく交流しました。

しっかりした園児さんが多く、高校生が押され気味のグループもありました。
名残惜しそうに、教室に戻る生徒がほとんどでした。

最後に素敵なプレゼントをもらい、代表の生徒も幸せそうでした。

クラス対抗ドッチボール大会 2018年02月26日(月)10時01分

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本日6時限目に、2学年の数クラスによるドッチボール大会が行われました。
1時間という短い時間でしたが、男女混合で行われたドッチボール大会は各クラスの良い思い出になったことだろうと思います。
優勝は2年2組でした。
現在のクラスでの生活も残りわずかになっています。毎日の限られた時間を大切にしたいですね。

オーストラリア短期留学説明会 2018年02月24日(土)15時07分

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本日は、希望者を対象に、今夏実施するオーストラリア短期留学の説明会が行われました。

龍大プログレスコースの生徒が3年生の夏休みを利用して、約2ヶ月間行くことができます。現地の高校で英語漬けの生活を送ることになるので、英語の勉強になるのはもちろん、貴重な経験もたくさんできると思います。

参加には諸条件をクリアする必要がありますが、是非この機会に積極的に挑戦して欲しいと思います。

仏参 2018年02月20日(火)08時51分

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本日のお話は高2学年部長の村上先生でした。

戦国武将の中で誰が好きですか?
という質問からお話を始められました。

僕は徳川家康が好きです。

少しの軍勢で大軍を破る恐れ知らずの武将。

というイメージ

しかし、実際には臆病で優柔不断な性格だったそうです。

小さい頃は、土地を治めていた強い武将の下で人質として、
いつ殺されるのか分からない状況で過ごし、
のちに、格上の家から嫁をもらいました。
その嫁は、家臣の前でも大きな態度で家康に接し、
恥ずかしい思いをさせられました。

あるとき,家康は知らない間に敵の策略に乗って、
殿と多数の家臣を失いました。
行き場がない家康は寺に逃げ込み、
生き残った数人の家臣と共に過ごしていました。

そこへ、大勢の軍がやってきて
「降伏したら命は助けてやる。降伏しなさい。」

「最後まで戦いましょう」と家臣たち。
「ちょっと今考えているから待ってくれ」と家康。

しばらくして、
「降伏しよう」と家康。
「私のせいでたくさんの家臣たちを死なせてしまった。
 私は今から腹を切る。首を持って行き、降伏しなさい。
 君たちは生き延びるのだ。」

それを聞いていたお寺の和尚は、
「ここで血を流すのは許さない。ここは生きるためにあるのだ。
 おまえは勘違いしている。死んだところで何もならない。
 皆が仲良く暮らす国を作りたいのではないのか。
 それは仏の国ではないか。
 自分の名誉ために戦う武将はいくらでもいるが、
 仏の国を作りたいと思う武将はお前くらいだ。
 一度死んだものと思って、生きてもう一度やり直しなさい。」

和尚の言葉で家康は生き延びて天下統一を目指したそうです。

話は変わりますが、
僕が尊敬している先生は、戦争を経験されています。
特攻隊で、一軍、二軍、、、と戦いに行った仲間たちは
誰一人帰ってこなかった。
自分の番はいつだろうと思っている時に終戦を迎え、
死んでいった者たちに顔向けできない
残された仲間たちの中では、自決をしようという話が出ていました。
しかし、そのとき尊敬している先生は
「それは違うのではないだろうか。
 私たちが生き延びたのには何か理由があるはず。
 何かはわからないが、やるべきことをやって後を追うのでも
 遅くはないのではないだろうか。」
その言葉で仲間たちは生きていく決意をしたそうです。


また話は変わりますが、
君たちから
「これから授業中は絶対に寝ない!」
「苦手な友達がいるけどなんとか仲良くなれるように頑張りたい」
など、自分の中で改めないといけないことに気づき、
改善しようとする言動が見られます。
当たり前のように思えるかもしれないが、
このように頑張る生徒たちと共に頑張ることが好きで、
そういう姿を見ているとうれしくなる。

うまくいかない、しんどい。だけど、頑張る。
自分から目をそらさず、向き合っていく姿が僕は好きです。