この度、校内で実施したベネッセ実力診断テストの答案用紙が所在不明となる事態が発生しましたので、ご報告いたします。
　このような事態が発生し、関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけすることになりましたことを深くお詫び申し上げます。
また、本件発覚後、捜索や事実関係の確認、事後対応策の検討等に注力してまいりましたが、その結果、公表までに時間を要してしまいましたことを重ねてお詫び申し上げます。
　本校といたしましては、今般の事態を重く受け止め、教職員のより一層の意識向上を図り、再発防止に取り組んでまいります。

1. 発生の経緯
　2023(令和5)年1月17日（火）、高校2年生を対象とした実力診断テスト（ベネッセ）を校内で実施しました。その後、答案用紙をベネッセに返送するために専用箱に梱包して事務室で保管していました。翌1月18日（水）、ベネッセ委託の配送業者が集荷に来た際、所在不明となっていることが発覚しました。以後、継続して捜索を行っているものの、いまだ発見に至っていません。

2. 所在不明となった答案用紙について
（１）実施試験：実力診断テスト（ベネッセ社）
（２）試験対象者：高校2年生（プログレスコース）330名
（３）梱包物内容：国語・数学・英語の答案用紙及び受験カード（学習状況調査等を記入）

3. 対応状況
　2月6日（月）、対象の生徒（330名）全員に対して直接、事態の報告とお詫びを行うとともに、保護者に詳細なご報告とお詫びの連絡をいたしました。2月11日（土）には、緊急保護者説明会を開催し、保護者の皆さまの率直なご意見等をおうかがいしました。
　答案用紙の捜索は引き続き行います。
　なお、現時点で生徒の個人情報が校外に流出した、あるいは個人情報の流出をうかがわせるような報告はありません。これらに関する新たな情報が入りましたら、あらためてお知らせいたします。

4. 今後の対応
　希望した生徒を対象に、実力診断テストを再受験できる機会を2月24日（金）に設けます。なお、今回所在不明となった実力診断テストは生徒の学習意欲向上を主な目的として実施しているものであり、本事案によって生徒の成績等に影響が出ることはありません。
　本校では、これまでも全ての個人情報の取り扱いについて、教職員に対して注意喚起を行うとともに、周知徹底を図ってきたところですが、今後、このような事態が生じることのないよう、より一層再発防止に努めます。