宗教教育

建学の精神

 本校の「建学の精神」は「浄土真宗の精神」です。
 阿弥陀仏の願いに生かされ、真実の道を歩まれた親鸞聖人の生き方に学び、「真実を求め、真実に生き、真実を顕らかにする」ことのできる人間を育てることにあります。
 このことを実現するための日常の心得として、「ことばを大切に」・「じかんを大切に」・「いのちを大切に」という3つの「大切」を掲げています。これらはみな、建学の精神があってこその心であり、生き方です。

「ことばを大切に」 正確な言葉 やさしい言葉 ていねいな言葉
「じかんを大切に」 今という時間 青春という時間 人生という時間
「いのちを大切に」 いただいているいのち 願われているいのち 支えられているいのち

 宗教教育を通して、「ことば・じかん・いのち」という三つの大切を糸口として、自ら深く見つめることのできる目を養い、あらゆる存在により支えられている私のいのちの尊厳に気づくことができる生徒を育てます。

宗教行事

 校内にある講堂において、以下のような宗教行事を行っています。

 5月:花まつり(お釈迦さまの誕生を祝う行事)・宗祖降誕会(親鸞聖人の誕生を祝う行事)
12月:成道会(お釈迦さまがさとりを開かれたことを記念する行事)
 1月:報恩講(親鸞聖人の祥月命日に行われる行事)
 2月:涅槃会(お釈迦さまの入滅の日に行われる行事)

 これら以外に、物故者追悼法要(龍谷大平安関係者が亡くなられたことを偲ぶ法要)も行われます。

御命日法要

 親鸞聖人の御命日(旧暦1262(弘長2)年11月28日、新暦1263年1月16日)である毎月16日(新暦)前後に法要が行われています。『正信念仏偈』を唱和し、僧侶による御法話を聴聞します。龍谷大平安の教職員や生徒たちが参加します。

仏参

 仏参とは、仏さまにお参りすることです。週に1回講堂において、仏さまに手を合わせ、音楽法要形式で行われます。聖歌を歌い、学年の先生から仏教的なお話や体験談などを聞き、自分自身を見つめる時間です。

 月曜日:中学生      水曜日:高校1年生
 金曜日:高校2年生    木曜日:高校3年生    ※火曜日:教職員仏参(礼拝堂)

※今年度より上記の該当曜日の「講堂仏参」に加えて、毎日、教室で「ホームルーム仏参」が行われます。講堂のご本尊に向かって、音楽法要形式でお参りします。また、今年度より全教室に仏教の象徴である「法輪」が掲げられました。

宗教の授業

 中学・高校共に、各学年で週1時間、宗教の授業があります。宗教に関する正しい知識と、仏教や浄土真宗の教えを学びます。たとえば、生徒を主体とした授業を展開し、毎月クラスに掲示される「今月の言葉」を用いた言葉の発表をはじめ、グループワーク(プレゼン発表など)を行っています。

今月の聖語・言葉

 校門前の聖語板に、今月の聖語を掲げており、書道部の生徒たちが揮毫してくれています。また、今月の言葉と共に紹介文を、全教室にも掲示し、宗教ブログ にもアップしています。
 今月の聖語は、仏教経典や親鸞聖人、蓮如上人著作の書物より引用しています。今月の言葉については、お釈迦さまや親鸞聖人の言葉をはじめ、浄土真宗の名僧や仏教詩人などによって示された言葉です。とくに本校の「三つの大切」である「ことばを大切に」「じかんを大切に」「いのちを大切に」をテーマとしたものを多く選んでいます。

仏教コース

 放課後や夏期集中授業等にて、浄土真宗本願寺派の得度式受式資格や教師資格に関する授業を展開しています。

出版物

 毎年5月に『明るい朝』を発行しています。前の年に実施された宗教行事の法話を中心に、本校の校長、副校長をはじめ、教員が仏参で話したことをまとめた1冊です。
 また、3年間分の今月の聖語・言葉を集めた『今月の言葉集』を作成し、卒業式の日に卒業生たちへ贈っています。

校内放送

 毎日、校内で流れているチャイム(メロディー)です。

8:10  衆会  ― 作詞:羽田野仁、作曲:平井康三郎
8:23  朝の歌 ― 作詞:杉崎大愚、作曲:末広恭雄
8:25  敬礼文・三帰依・さんだんのうた・念仏 ―「HR仏参」
13:25  平安高等学校・中学校応援歌(空紺碧に) ― 作詞:鴫原一穂、作曲:中村武俊
17:30  恩徳讃 ― 作詞:親鸞聖人、作曲:清水修
18:00  人の世の ― 作詞:八谷秋剣、作曲:服部正
19:00  夕の歌  ― 作詞:渡辺千秋、作曲:藤井制心

施設

 本校では、講堂に「南無阿弥陀仏」の名号、礼拝堂に阿弥陀如来像を安置し、入堂・退堂の際はご本尊に一礼します。また、登下校時においても、講堂のご本尊に向けて正門で一礼します。