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ネイチャー部 京都府私立中高理科研究会 夏季現地研修会に参加しました 2024年08月08日(木)10時38分

 8月4日5日の二日間,京都府私立中高理科研究会主催の夏季現地研修会に,ネイチャー部員5名と顧問2名で参加しました。
 今回の研修地は石川県の白山国立公園内にある,日本三名山の一つ「白山」です。

 1日目は朝6時30分に京都駅前をバスで出発し,10時ごろに登山口の別当出会(1260m)に到着しました。日曜日ということもあり他にも多くの登山客の姿が見られました。
 登山口から吊り橋を渡ると,すぐに斜度のきつい坂道になります。京都よりは気温は低いものの,湿度の高い空気の中で,皆すぐに汗だくになりながら,宿泊地の白山室堂(2450m)の山小屋を目指しました。
 途中,一時的な雨にも遭いましたが,高度が上がるにつれ,背の高い樹木がまばらになり,笹原やハイマツと高山植物のお花畑の風景が広がるようになりました。
 予定時間の4時間余りで,ようやく白山室堂のビジターセンターに到着しました。
 宿泊の山小屋で荷物を置いたのち,6時から夕食を済ませ(山小屋は夜8時には消灯です),山の上からの見事な夕陽を眺めました。休憩の後,消灯時間後に宿舎の裏で天体観測を試みましたが,薄曇りのため残念ながらあまり星空は観測できませんでした。

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 2日目は朝4時前に起床し,他の登山客の方々と一緒にヘッドランプの灯りを頼りに,霧に包まれる中を標高2702mの御前峰を目指して登山を開始しました。
 当日の日昇時間の5時前には頂上に到着し,皆でご来光を待ち構えました。一時は霧(雲の中)で難しいかと思われましたが,何度か強い風で雲が吹き払われ,無事にご来光を拝むことができました。

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 ご来光を拝んだ後は最高峰の御前峰(2702m)で記念写真を撮り,活火山の噴火口に水が溜まった「お池めぐり」コースで宿舎に戻りました。
 朝食後,昨日のコースとは別の「観光新道」というルートで下山をしましたが,これが結構長いコースで,バス乗り場に着くころには皆疲れた表情になっていました。
 バスに乗車後,ふもとの白峰温泉(白峰地区にある地元木材を活用してつくられたナトリウム炭酸水素塩の天然温泉)で登山の汗を流し,昼食を頂きました。
 再びバスに乗車後,福井県勝山市の「かつやま恐竜の森」内にある、恐竜をテーマとした福井県立恐竜博物館を見学しました。当日は特別展「荒野に眠る恐竜たちの世界~バットランドの恐竜たち~」が開催中で,貴重な恐竜の実物化石などを見ることができました。
 その後の帰路は大きな渋滞もなく順調で,午後8時過ぎに京都駅前に到着し,その場で解散となりました。
 例年,この現地研修会は濃い内容が多く,今回も生徒たちにとって非常によい経験になったと思います。詳細は学園祭の展示で報告する予定です。

ネイチャー部 宇治川ツバメ塒(ねぐら)入り観察会をおこないました 2024年07月31日(水)09時20分

昨日(7月30日)の夕方、宇治川の河川敷にて恒例のツバメの塒(ねぐら)入りの観察会をおこないました。

ツバメは日本では初夏にかけて人家の軒下などに巣がけし、子育てをした後、夏の終わりに東南アジア方面へ渡りをする習性があります。
子育てが終わり巣を離れたツバメたちは、日中は渡りの体力をつけるために盛んに餌となる昆虫を食べに飛び回り、夜は河川敷のヨシ原に集まって夜を過ごします。
日没前になると、あちこちから多くのツバメたち(多い時には3万羽以上!)が河川敷上空に集まり、日没とともに順にヨシ原に飛び込んでいきます。これが「ツバメの塒(ねぐら)入り」です。

京阪電鉄の観月橋駅に夕方6時に集合し、そこから観察地点の堤防まで20分ほど歩き、ツバメの来るのを待ち構えました。

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当日は好天に恵まれた上に、ここ数日の猛暑にもかかわらず、夕方には堤防の上を爽やかな風が吹き抜け、絶好の観察日和となりました。

今回はこれまでの観察会でも一二を争うほど多くのツバメたちが集まり、時には頭上で鳥柱をつくりながら上空を群れて飛び回るようすを観察することができました。
(下の写真の黒い点がすべてツバメです)

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生徒たちも上空に次々と集まるツバメの群れに歓声を上げ、しきりにカメラにその様子を収めていました。
ツバメたちが塒に入り終わるのと入れ替わりに、多くのコウモリが舞う姿も見られ、それを見ながら帰路につきました。

今回の観察会の内容は、昨年と同様に、文化祭のネイチャー部の展示で報告する予定です。

ネイチャー部 桂坂野鳥遊園にて自然観察会をおこないました 2024年05月20日(月)17時00分

 5月18日(土),ネイチャー部で自然観察会をおこないました。
 この日は高校総体で学校としては自宅学習日でしたが,運動系クラブは各会場で試合が行われています。そこで,文科系クラブも活動を!と実施したものです。

 今回の観察会の場所は,これまでにクラブで何度か訪れたことのある,西京区の「桂坂野鳥遊園」です。
 この施設は京都市の桂坂小学校と大枝中学校の北側にあり,周囲をフェンスで囲い,人が立ち入れない「バードサンクチュアリ(野鳥の聖域」とそれを観察できる「観鳥楼(かんちょうろう)」や,施設の北側の山を散策できるハイキングコースなどが備わっています。
 京都駅からバスで現地まで移動し,まず観鳥楼でバードウォッチングをおこないました。この施設はガラス張りの室内から,双眼鏡や単眼鏡でじっくり野鳥を観察できます。
 最初は池の奥で休んでいるカルガモしか見えませんでしたが,その後カイツブリが現れ,エサ取りに何度も池に潜る姿が観察できました。

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 野鳥観察の後,施設の東側からハイキングコースに入り,植物や展望所からの眺めを楽しみながら1時間ほどゆっくりと山道を歩きました。
 山道の脇には,ウラジロ(シダの一種)の新葉や,少し盛りを過ぎたヤマツツジの花を見ることができました。

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 散策の後,休憩を兼ねて観鳥楼に戻ったときに,最後に「渓流の宝石」といわれるカワセミが池の上を横切り,皆が歓声を上げていました。
 京都市内で交通の便も良く,身近に野鳥を観察できる施設ですので,また季節を変えて観察会を持ちたいと思います。

ネイチャー部 京都府私立中高理科研究会 春の自然観察会に参加してきました 2024年05月08日(水)10時23分

 4月29日,京都府私立中高理科研究会主催の春の自然観察会に,ネイチャー部員4名と教員3名で参加してきました。
 この行事は毎春に行われていたものですが,昨年夏の現地研修会と同様に,コロナ禍による3年間のブランクを経てようやく実施となったものです。
 今回は,京都の左京区久多にある八丁平が観察地となりました。
 八丁平は,琵琶湖に注ぐ安曇川の支流,江賀谷川の水源にあたり,近畿地方では珍しい5haほどの高層湿原です。冷温帯の気候のため,落葉広葉樹が広がり,湿原特有の珍しい植物が観察できるところです。

 朝8時30分に各校から50名余りの参加者が集合し,宝ヶ池からマイクロバス2台に分乗して現地に向かいました。
 10時半ごろに出発点の二ノ谷管理小屋前に到着し,そこから徒歩で八丁平へ向かいます。
 しばらくは植林されたスギ林やヒノキ林の間を歩きますが,林床にはさまざまなキノコや原始的なシダのなかまのヒカゲノカズラなどが見られました。

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 1時間ほどの山道を抜けると,峠のところで一気に風景が変わり,八丁平の落葉広葉樹の明るい林が広がります。
 そこからは八丁平に向けて,なだらかな坂をブナやクリの木立や,ウリハダカエでの新葉,谷あいにトリカブトの群落などを観察しながら下りました。

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今回は本校の教員が講師役で,植物の説明に加えて,人工林と天然林の違い,燃料としての炭焼きの歴史,シカの食害と植生の保護などの解説を他校の生徒と一緒に聞きながら,八丁平の湿原をゆっくりと歩きました。

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 昼食も含めて1時間ほどで八丁平を一周し,元のルートで出発点まで戻り,バスで集合場所の宝ヶ池まで帰りました。
 当日は雨の心配もあったのですが,バスの帰り道で小雨が降り始め,山中では雨にも降られなかったのが幸いでした。
 一日ゆっくりと自然に接することができ,良い観察会になったと思います。

ネイチャー部 京都府私立中高理科研究会 夏季現地研修会に参加してきました 2023年08月20日(日)12時40分

 8月18日・19日の二日間,京都府私立中高理科研究会主催の夏季現地研修会に,ネイチャー部員5名と顧問1名で参加してきました。
 元々この行事は毎夏に行われていたものですが,コロナ禍による三年間のブランクを経て,ようやく今年実施となったものです。
今回の研修地は,長野県の中部山岳国立公園内の上高地と乗鞍岳です。

 一日目は朝7時30分に京都駅前をバスで出発し,13時ごろに上高地に到着しました。平日ではありましたが,夏休み最後の週末前でもあり,上高地の名勝「河童橋」周辺は多くの観光客で賑わっていました。
 午後は現地のガイドの方の案内で,上高地の地形やさまざまな自然の説明を受けながら,梓川右岸の森の中をゆっくりと歩きました。

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 折り返し地点の明神池の辺りから小雨が降り始め,帰りの左岸ルートでは時折雨脚が激しくなる中を,急ぎ足で帰路につきました。河童橋からのスタート時には青空が広がっていたのですが,山の天気が急変することを実感する良い経験になりました。
乗鞍高原の宿舎に入り,食事と源泉100%のかけ流しの温泉で一息ついた後で,宿舎のすぐ近くで星空の観察会を行いました。
京都では見ることの難しい,天の川を含めた満天の星空に,生徒たちは歓声を上げていました。

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 二日目はバスで一気に標高2702mの畳平まで上がり,そこから乗鞍岳の最高峰である剣ヶ峰(3026m)を目指して登山を開始しました。
 この高度になると,高木が生えることができない「森林限界」を超えています。登山ルートの両側に広がる高山植物の花々を見ながら,ゆっくりと山道を上がっていきました。
 最後は尾根伝いのガレ場を這うように登り,1時間半ほどで剣ヶ峰の頂上に到着しました。
 途中からはガスが出て(雲の中),まわりの風景はあまり見えなかったのですが,全員が頂上に集合した時に奇跡的に雲が晴れ,生徒たちも頂上からの景色に歓声を上げながらしきりにシャッターを切っていました。

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 そこからゆっくりとバスターミナルまで戻り,乗鞍観光センターで昼食を取った後,最後の研修地である番所大滝に向かいました。
番所大滝は乗鞍三大大滝の中で一番大きく,落差40m・幅11mの非常に迫力のあるものです。これも生徒たちはしきりに水しぶきをあげる滝の姿をカメラに収めていました。

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 帰路は渋滞もなく順調で,予定の午後9時より1時間早く京都駅前に到着することができ,その場で解散となりました。
 二日間で大変密度の濃い体験ができ,生徒たちにとって非常によい研修会になりました。詳細は学園祭の展示で報告する予定です。

ネイチャー部 宇治川ツバメ塒(ねぐら)入り観察会をおこないました 2023年07月31日(月)09時35分

先週27日木曜日の夕方から、宇治川の河川敷にて、恒例のツバメの塒(ねぐら)入りの観察会をおこないました。

ツバメは初夏にかけて、人家の軒下などに巣がけをし、夏の終わりには東南アジア方面へ(遠い場合はオーストラリアにも!)渡りをする習性があります。
巣を離れたツバメたちは、河川敷のヨシ原に集まって夜を過ごし、日中は渡りの体力をつけるために盛んに餌となる昆虫を食べに飛び回ります。
日没前になると、あちこちから多くのツバメたちが河川敷上空に集まり、日没とともに順にヨシ原に飛び込んでいく姿が見られます。これが「ツバメの塒(ねぐら)入り」です。

京阪の観月橋駅に夕方6時前に集合し、そこから観察地点の堤防まで20分ほど歩き、ツバメの来るのを待ちました。

今回は、京都の西と東で雷雲が発生していたため、雨雲レーダーと目視で天候の変化を慎重に判断しながらの観察になりましたが、幸い観察地の周辺には雷雲は発生せず、東西で時々生じる雷光も自然現象の観察の対象になりました。

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昨年は観察が8月下旬だったため、上空を群れて飛び回る姿はあまり見ることができなかったのですが、今回は多くのツバメの群舞を観察することができました。
(下の写真をクリックすると見える小さな黒い点がすべてツバメです)

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生徒たちも、上空に次々と集まるツバメの群れに歓声を上げ、しきりにその様子をカメラに収めていました。
ツバメたちが塒に入り終わる頃には、コウモリがあちこちで飛びはじめ、その頃に少し雨が降り始めたため、撤収し帰路につきました。
7時半過ぎに観月橋の駅に戻り、その場で解散となりました。

今回の観察会の内容は、昨年と同様に、文化祭のネイチャー部の展示で報告する予定です。

ネイチャー部 飼育生物が殖えています 2023年05月09日(火)17時33分

ネイチャー部では、メダカ、グッピー、金魚、アカハライモリ(親・子)、アフリカツメガエル、プラナリアなどを継続して飼育・観察しています。

これも継続して交流のある、高槻のJT生命誌研究館から、アフリカツメガエルのオタマジャクシを譲っていただいて飼育しています。
オタマジャクシは最初は数が多いですが、徐々に減っていきます。
そのうちほんの数匹だけがカエルに変態します。

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また、水槽のコケや藍藻を食べてくれる「水槽の掃除屋さん」のヤマトヌマエビを、しばらく前からメダカの水槽に入れていたのですが、ある日部員が卵を抱いているエビを見つけてくれました。
調べてみるとこのエビは、卵から稚エビの段階は汽水域(海水と川の水が混じり合うところ)で生育するらしく、人工繁殖は非常に難しいようです。

部員たちと相談して薄めの人工海水を作り、卵を抱いたエビをその中に入れておいたところ、今日、卵から多数の稚エビが生まれているのを確認しました。

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これから塩分濃度を徐々に落としていき、最後は淡水にするようですが、さて、うまくいくかどうか、期待と心配を抱えながら観察を続けることになります。

ネイチャー部 東山の自然観察会に参加しました 2023年05月01日(月)09時39分

4月29日(土)に、京都府私立理科研究会による春の自然観察会に、本校のネイチャー部員3名が参加しました。

朝9時に京都女子大学上の豊国神社に集合し、ルートの説明を受けた後、他校の生徒や先生方と一緒に、京都急行バスの車庫裏~東山トレイルに合流~出発点に戻るルートで1時間半ほど山道を歩きました。

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最初はやや急な登り道を歩きながら、道沿いの倒木で、山地の地面が意外に浅いことや、コシダ、ウラジロシダ、キジノオシダなどの下草を観察しました。
特にこの時期は、ウラジロシダの新芽が一斉に「Y」字型になっている姿が見られ、参加した生徒たちは興味津々で観察していました。
その後、天然林と人工林のようすの違いや、ヒノキとスギの見分け方、カクレミノの葉の形や、葉の裏に文字が書けるタラヨウ、アオキの赤い実などを観察しました。
帰りのルートでは、所々でヤマツツジの花が見られ、道沿いのお地蔵様や昔の泉の史跡「曼荼羅泉」を確認し、出発地点へ戻りました。

短時間の観察会でしたが、近年京都周辺の山で多くなっているシイの花の匂いを嗅ぎ、天然林と人工林の違いから、人間の生活と里山の関係を考えるなど、いろいろ学ぶことの多い良い機会になったと思います。

ネイチャー部 生命誌研究館との打ち合わせと東山自然観察会をおこないました 2022年10月16日(日)16時20分

 ネイチャー部の活動として、15日にJT生命誌研究館との打ち合わせ、16日に東山での自然観察会をおこないました。

 まず、生命誌研究館との打ち合わせですが、以前よりアフリカツメガエルやプラナリアを譲渡していただき、特にプラナリアについては共同研究を計画しています。
 その一環として、15日にはこれまでの実験データの分析と、今後の実験の内容についてクラブの生徒を交えて議論しました。今後は遺伝子の解析なども含めて、どのような展開になるか非常に楽しみです。

 翌16日の午前中は、京都の東山区の山中で、自然観察会をおこないました。

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 京都女子大東側の豊国廟の南側から山中に入り、ゆっくりと歩きながら周囲の植物を観察しました。
 クスノキ、カクレミノ、リョウブなどの広葉樹林を抜け、ヒノキとスギの植林帯に入り、点在するアカマツや、下生えのキジノオシダやウラジロなどを確認しました。

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 コースの終盤には、部の先輩が設置作業を手伝った看板を見て、昔に湧き水が出ていた遺構も確認しました。

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 今回は短時間でしたが、充実した観察会になりました。学校から便の良い場所ですので、季節を変えて定期的に実施したいと思います。

ネイチャー部 文化祭展示をおこないました 2022年09月12日(月)11時22分

先週の9日と10日の文化祭で、ネイチャー部は生物実験室で飼育生物や普段の活動についての展示をおこないました。

アフリカツメガエルの成体と幼体(オタマジャクシ)、アカハライモリ、メダカ、キンギョ、グッピー、プラナリアなどの生物、過去の観察会での採集物や作成した標本、8月末に実施したツバメの塒(ねぐら)入りのレポートなどを展示しました。

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また、これまでに見学・研修会などでお世話になっている、高槻の「JT生命誌研究館」から、出張展示「いのち愛づる館の物語」をお借りして、研究館のリーフレットやペーパークラフトと一緒に展示しました。

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また、体験コーナー「植物の葉脈標本を作ろう」では、用意したキンモクセイの葉から、葉脈標本作りを体験してもらい、できあがった標本をしおりにして持ち帰ってもらいました。

新型コロナウイルス感染拡大予防のため、来校者は各ご家庭1名に限定されている中で、本校生徒と合わせて二日間で424名の方に入場・見学していただきました。
来場していただいた方々には、この場をお借りして御礼させていただきます。ありがとうございました。

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