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ネイチャー部 新年度第1回の自然観察会をおこないました 2015年04月18日(土)18時56分

 久しぶりの晴天で,気温も上がり春の陽気いっぱいの今日,ネイチャー部の今年度第1回の自然観察会をおこないました。

 今日の観察会は,毎月第3土曜日に梅小路公園内の「いのちの森」で開催される自然観察会に参加する形での実施です。
 また,新入部員の2名も加わり,昼食後に6名で公園に向かいました。

 今回のテーマは「さくら」。最初に日本のいろいろな桜の種類について説明を受けたあと,実際に公園内のさまざまな桜を観察しました。

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 いわゆる「お花見」の代表のソメイヨシノはすでに花は終わりましたが,八重咲きの桜は今がちょうど満開。
 いろいろな品種の違いを確かめながら,思いがけない「お花見」に,クラブ員たちもとても喜んでいました。

ネイチャー部 自然観察会をおこないました 2015年03月16日(月)18時56分

 昨日の日曜日,ネイチャー部の自然観察会をおこないました。

 最初は学校からすぐ近くにある梅小路公園内にある「いのちの森」で観察をおこないました。
 この「いのちの森」は,都心に自然をとりもどすことを目的とした復元型のビオトープで,京都ではもっとも非自然的、非生物的であった都心に、まとまった生き物主体の空間が整備されたのは画期的といわれる場所です。

 「いのちの森」のあとは,北区の宝が池公園に移動し,冬の野鳥を観察しました。

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 新聞の記事で,オシドリが来ていることがわかっていましたが,クラブの生徒たちがまいた「鯉の餌」に水鳥も集まってきて,間近にマガモやオシドリを観察することができました。

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 また,梅小路公園ではほぼ満開だった梅も,宝が池公園ではまだつぼみで,同じ京都市内でも気温の違いを実感することができました。

ネイチャー部 今年最後の自然観察会をおこないました 2014年12月29日(月)13時18分

 28日の日曜日,ネイチャー部の今年最後の自然観察会をおこないました。
 今回は,西京区にある京都市洛西竹林公園と,桂坂野鳥遊園の2か所をまわることにしました。

 洛西竹林公園は,洛西ニュータウンが開発される前の竹林の様子や,竹の生態,竹の資源としての活用などを展示した資料館や,日本各地のさまざまな竹を植栽した生態園などがあります。

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 竹林公園の見学の後は,7月に一度訪れた桂坂野鳥遊園に移動して,冬の野鳥と,冬の山の植生を観察しました。

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 野鳥は観察小屋からマガモとカルガモが観察でき,散策では夏と冬の植生の違いを観察しました。
 特に,冬の山は落葉樹がほとんど葉を落としているので,展望台からの眺めも抜群でした。

ネイチャー部 冬の自然観察会をおこないました 2014年12月10日(水)17時36分

 12月7日の日曜日,ネイチャー部で冬の自然観察会をおこないました。
 今回の内容は,6月に一度おこなった龍谷大学の瀬田学舎演習林での炭焼きと,龍谷の森の自然観察です。

 夏に一度経験していますので,クラブ員たちは元京都女子大教授の高桑先生の指導のもと,てきぱきと炭焼きの作業に取り組みました。

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 炭窯の火を落としてから冷えるのを待つ間に,冬の龍谷の森を散策しました。夏とは一変した森の変化に,クラブ員たちは興味深く見入っていました。

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 炭窯を開けて,焼き上がった炭を確認しましたが,今回はとても良い炭ができていました。また,炭窯の上に置いておいた焼き芋をおいしくいただきました。

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ネイチャー部 自然観察会をおこないました 2014年11月04日(火)19時15分

 11月3日に高槻市の鵜殿のヨシ原で,ネイチャー部の自然観察会をおこないました。
 今回の観察会は,「SAVE JAPAN プロジェクト」の一環で,日本各地の環境団体と各地のNPO支援センターと企業などの協賛でおこなわれているプロジェクトの一つ,「世界一のヨシ原を楽しもう!~「鵜殿のヨシ原」でカヤネズミの巣を探そう!編」に,部の活動として参加したものです。また,この鵜殿のヨシ原は,夏にツバメのねぐら入りを観察した場所でもあります。

 カヤネズミは人の親指ほど(体長7~8cm)の日本で最も小さいネズミの一種で,鵜殿のヨシ原のようなイネ科植物の生える場所に巣を作って生活しています。

 カヤネズミ自体は夜行性のため,実際の姿を見ることはできませんが,高さ1m前後に作られる巣を,講師の畑先生の説明を受けながら,皆で探しはじめました。
 最初のうちは,どこにあるのか全くわかりませんが,目が慣れてくると生徒たちも次々と巣を見つけるようになりました。

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 巣は,オギなどの植物の葉を,歯と手を使って細く裂き,それを器用に編んで直径10cmほどのボール状にしたものです。

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 最近は,護岸工事や外来植物の侵入などで,カヤネズミの生活する場所がどんどん減少しているそうです。
 生徒たちも説明を聴き,環境問題の一つとして色々考えるところがあったようです。

ネイチャー部 JT生命誌研究館実験室見学ツアーに参加してきました 2014年10月18日(土)19時28分

 今日のネイチャー部の活動は,高槻市にあるJT生命誌研究館で開催される「実験室見学ツアー」への参加をおこないました。

 このイベントは,年3回,普段公開していない研究室が一般向けに開放され,それを体験できるというもので,今年の5月にもクラブで参加したものです。

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 授業終了後の移動だったため,最初の講演は全部聴けませんでしたが,生徒諸君は,各自の希望するプログラムに分かれ,研究内容の説明や見学をおこないました。
 今回は,昆虫と花との共生関係や,カエルやイモリを使った発生の研究,クモの卵発生の研究など,普段は触れる機会のない研究内容の説明に,興味津々で聴き入っていました。

ネイチャー部 自然観察会をおこないました 2014年10月02日(木)17時07分

 秋休み初日の今日,ネイチャー部では京都の北山で自然観察会をおこないました。

 当初の目的である『片波川源流域伏条台杉』の観察は,ここしばらくの雨のためか,残念ながら林道が大きく崩れて工事中で,やむなく途中で引き返すことに。

 急きょ予定を変更して,『大悲山峰定寺(だいひざんぶじょうじ)の三本杉』の観察に出かけました。

 この杉は,国道477号線の大悲山口から,徒歩約30分ほどの場所にあって,元は3本の独立した杉が,成長と共に根の部分が合体し,巨大な1本の杉のようになっているものです。

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 クラブ員たちも,すぐそばで樹の肌に触れて,見上げながらその巨大さに圧倒されていました。

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 その他にも,ヒカゲノカズラの群生や,近くの民家で保護されているオオサンショウウオを観察したり,渓流の魚の姿を追ったりと,一日たっぷりと自然を満喫していました。

ネイチャー部自然観察会をおこないました 2014年09月16日(火)18時01分

 14日の日曜日に,ネイチャー部の自然観察会を行いました。

 今回は,京都女子大学の東側の山林を,1時間半ほどゆっくりと植物の植生を観察しながら歩きました。生徒たちは,アカマツのまつかさや芝栗の実を拾ったり,ナラ枯れのようすを見て驚いたりしていました。また,今年は雨が多いせいか,色々な種類のキノコが見られました。

 比較的早く観察が終わったので,そこから京都大学総合博物館に移動し,館内を見学しました。たまたま,古文書に記載されている超新星爆発の再現の4D(3D+時間の流れ)映画の上映があり,それを鑑賞することができました。

 館内を1時間ほど見学した後,お天気が良いので出町柳の加茂川と高野川の合流点で,お弁当を食べた後,川の中の小魚などを観察しました。

 秋晴れの気持ちの良い空の下,盛り沢山な研修ができ,生徒たちも大満足だったようです。

ネイチャー部 学園祭で展示をおこないました 2014年09月08日(月)12時14分

 昨日と一昨日,本校の学園祭で,ネイチャー部の展示をおこないました。
 今年度は,校舎の耐震工事の関係で,図書館の一角をお借りしての展示になりました。

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 内容は,アフリカツメガエルの成体,オタマジャクシとその発生標本や,一年間の活動内容の報告,京都水族館から譲り受けたミナミメダカなどを展示しました。

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 地味な内容の展示でしたが,生きたカエル水槽には,子供さんなど多くの方が興味をもって見学され,クラブの生徒たちも展示内容について一生懸命に説明していました。

 来年はより内容を充実できるよう,部の活動もさらに活発化させたいと思っています。

ネイチャー部 京都水族館バックヤード見学をおこないました 2014年09月03日(水)10時02分

 昨日の夕方,ネイチャー部が京都水族館のバックヤード見学をおこないました。

 まず,調餌(ちょうじ)室では,一日に水族館の生き物に与える餌の種類や準備について,続いて機械室では,水の浄化の仕組みや人工海水の調整などの説明を受けました。

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 また,クラゲ類の飼育や,展示水槽に出す前の生物の調整,病気になった生き物の治療水槽から,淡水魚類の繁殖水槽を見学し,最後に大水槽の上側に入って,生物の移動や採光の仕組みなどについてお話しを伺いました。

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 普段は見ることのできない水族館の裏側を見学し,また,見えない部分のさまざまな作業や苦労を知り,生徒たちも水族館を新しい眼で見ることができたと思います。