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茶道部 指導者・生徒講習会 2022年08月05日(金)20時31分

今日は嵯峨野高等学校で指導者・生徒講習会があり、本校茶道部からは高1生6名と顧問2名で参加しました。

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京都府高等学校文化連盟の茶道専門部が主催し、各高等学校茶道部が参加する講習会です。午前の部は10時開始で、以前の講習会でも行われた菓子切り入れの製作を体験しました。

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今回のご講師は、西陣織を製造販売している織文意匠鈴木の鈴木久見子さん。西陣織に関する説明の後、菓子切り入れの作り方をご紹介していただきました。好きな柄の生地を選び、あらかじめ型どったものを使って、ボンドでくっつけていく作業です。初めての体験でしたが、部員たちは菓子切り入れを作っていました。

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製作体験の後は呈茶があり、抹茶と和菓子をいただきました。京都で有名な千本玉壽軒ですが、金魚の絵柄が入った白あんの和菓子で以前から「金魚すくい」という銘で出されています。今日の紹介では「夏まつり」という銘だったのですが、銘の誤りか変わったのか気になるところです。最後に午前の部に参加した他校の茶道部と交流して、今日の講習会を終えました。

茶道部 引退稽古 2022年07月21日(木)19時59分

今日は7月最後の部活で、3年プログレス生が引退となりました。
これで9期生すべての部員が退くことになります。

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順に点前稽古をしましたが、お互い教え合いながら稽古に励みました。現在はコロナ感染拡大により、昨年同様、抹茶は点てていません。釜の湯は水に替え、お菓子は食べずに持ち帰るという形をとっています。

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本日持ち帰ってもらった和菓子は、鶴屋吉信のこんちきちんです。袋には山鉾の絵が描かれ、「コンチキチン♪」と祇園囃子が響いてきそうです。もっちりとした、粒あん入りの焼き菓子です。3年ぶりに前祭の山鉾巡行を済ませ、24日には後祭の山鉾巡行があります。

茶道部 活動再開 2022年07月05日(火)21時12分

7月に入って茶道部の活動が再開されました。今日まで期末考査だったため、前回から少し間が空きました。

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各自カフェテリアで昼食をとり、今回から高1生も点前指導を受けました。部員たちの様子としては、とくにテスト疲れもなく元気でした。

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今日のお菓子は、「日本一薄い和菓子」で有名な熊本名物の松風を出しました。分厚い京都の松風とは違い、甜菜糖(てんさいとう)による程よい甘さと、芥子(けし)の実を用いているのが特徴です。パリパリとしたお菓子なので、部員たちにも好評でした。

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それから、お干菓子や金平糖です。あじさい茶会の時に参加された先生からの頂き物で、魚の形をしたお干菓子は可愛らしいです。部員たちは普段お干菓子を口にする機会が少なく、基本的に薄茶には干菓子だということを確認してもらいました。

茶道部 引退稽古 2022年06月16日(木)22時10分

今日から通常稽古に戻り、高3・2年生が高1生の割稽古の指導に当たりました。

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割稽古とは、お点前の所作を細かく分割し、それぞれの部分を練習することです。初心者の高1生は、まずこの割稽古から始めます。割稽古を繰り返すことで、頭で覚えるのではなく、体で覚えるのです。

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後から、ドラゼミを終えた高3特進生たち(仲良し4人組)が参加。そして、それぞれ最後のお点前をしました。4人とも初心者から割稽古をはじめ、今ではお点前もスムーズな所作です。稽古後には、4人に簡単な挨拶をしてもらいました。

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本日のお菓子は、平安からほど近い三昇堂小倉の抹茶生麩餅を出しました。抹茶あんを蓬を入れた生麩で包み、独特な食感と抹茶の風味が楽しめます。

茶道部 あじさい茶会 2022年06月14日(火)21時39分

今日の夕方、カフェテリアであじさい茶会を催しました。稽古の一環としてミニ茶会を企画し、今回は校長・副校長をはじめ、抹茶好きの教職員に絞ってお招きしました。

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17時からの席は2ヵ所で、同時進行というのは初の試みでした。今月で引退する高3特進生たちが点前と後見(茶会の進行役)を務め、高1生はお客として参加しました。

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17時半の席は1席だけでした。昨年は茶会が全くできず、場慣れしていないとはいえ、高3・2年それぞれの役割を頑張ってこなしました。出席していただいた先生方も、みなさん楽しんでいただけたようです。

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今回の茶会でお出ししたお菓子は、京都鶴屋の紫陽花きんとんです。6月といえば紫陽花ということで、赤紫の紫陽花は見ても楽しめます。

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18時から高3生の写真撮影(卒アル用)があり、そのまま部員全体の写真も撮りました。今年度まだ一度も撮っていなかったので、ちょうど良いタイミングでした。

茶道部 茶会事前稽古 2022年06月09日(木)22時37分

今日は部内茶会に向けて最終確認をしました。先月末から何度も茶会を想定した稽古を重ね、部員たちも慣れてきたようです。

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とくに高3生にとっては、一昨年の3月に校内で春期茶会をして以来です。文化祭茶会もコロナの影響で2年とんでいますから、イチから覚え直しでした。

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今回の部内茶会は高3生を中心として、お運びや水屋をプログレス生、お点前と後見(茶会の進行役)は特進生を主としています。特進生は今月で引退となるため、引退茶会を兼ねることになります。

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さて、お菓子は仙太郎のくず桜でした。くず饅頭を桜の葉で包み、葉の塩加減がくずと漉し餡を合いました。

茶道部 浴衣着付け体験 2022年05月28日(土)23時00分

今日は土曜の稽古で、昼食後に浴衣着付け体験を実施しました。例年どおり着物の先生にご来校いただき、部員たちは浴衣の着付けを学びました。

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後半は茶会形式の稽古で、お茶点て・お運び・お客と3グループに分かれ、ローテーションで回しました。入部してまもない高1年生たちもいることから、顧問より茶会での作法等の指導を受けました。普段の制服とは違い、浴衣では動きにくさがあります。本来の稽古では着物ですから、今回良い機会となったことでしょう。

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また、みんなで記念写真も撮りました。全員ではなかったですが、今年度最初の全体写真でした。

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お菓子はnikiniki(ニキニキ)の木の妖精を出しました。聖護院八ッ橋がプロデュースする、生八ッ橋で作った可愛らしい京菓子です。食べるのが勿体ないほどでしたが、部員たちにはとても好評でした。

茶道部 5月稽古 2022年05月12日(木)10時41分

今週は火・木曜と続き、茶会形式の稽古をしました。藪内流の先生より、礼の仕方や和菓子・お茶の運び方などを教わりました。

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1年生も点前帛紗などの茶道具が手元に渡り、先輩たちから帛紗捌きなどの作法を学んでいました。

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まだお互いに名前と顔が一致しない点はありますが、稽古を通じて部員同士が親睦を深めてくれたらと思います。

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お菓子は、仙太郎の柏餅を出しました。よもぎの粒餡と白の漉し餡です。ここは粒餡派と漉し餡派に分かれるところです。

茶道部 通常稽古 2022年04月26日(火)22時00分

茶道部は、今月3回に渡ってクラブ体験を実施。高1生が7名が入部し、今日から稽古に参加しました。

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①点前稽古を見る
②お茶を点てる
③割稽古

と3ヶ所に分かれ、2、3年生も優しく入部生たちを教えていました。

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お菓子は鼓月の「洛風」で、薯蕷羹と宇治抹茶入りの餡羹でわらび餅を包んでいます。部員たちから「小さいキャベツみたい」という声が出ましたが、新緑の季節に合わせて選びました。

【今年度の部員数】
・高3生 13名 ・高2生徒 4名 ・高1生 7名 ・中3生 1名 計25名

茶道部 2月17日 2022年02月18日(金)08時34分

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2月17日(木),茶道部の活動を行いました。
昨年度の春季茶会以来,お茶会を実施することができずにいましたが,
この日はお茶会形式のお稽古をすることになりました。

まずは茶花について御講義をしていただきました。
お花は白椿・侘助椿・山茱萸・猫柳が用意されました。
「みんなだったらどうする?」
先生の問いかけに,このお花とこの木にする,ここで切ったほうがいい,とあれこれ楽しそうにお話していました。

お花とお軸の用意が整った後,2チームに分かれてお茶会が始まりました。
感染症対策のためこまめに消毒しつつ,お点前と水屋仕事に一生懸命取り組みました。

また,お客のチームは入室の作法を教えていただく良い機会になりました。
さすがにいつもとは緊張感が違うためか,はじめて皆で正座をしました。
慣れている人以外は,終わった後しびれて大変なことになっていました…

いつもと違うお稽古を通して,新たなお茶の楽しみを発見してくれたことと思います。
本年度のお稽古はこれが最後になります。次年度は新入生に教えられるように頑張りましょう。