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初釜 2018年01月18日(木)20時57分

今日は茶道部で初釜を開きました。先生が自らお点前をされ、部員たちに濃茶を練ってくださいました。

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濃茶点前と濃茶を飲むのは、新年1回のみです。とくに高1生たちは初めての濃茶で、ドロっとしたお茶に驚いていました。薄茶と比べると色も味も濃厚で、その違いは一目瞭然です。

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濃茶は基本回し飲みで、4~5人で一服でした。飲みつけていないため、皆なかなか多くの量を飲むことはできませんでした。

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濃茶を飲む前は主菓子が出され、末富の干支の常用饅頭をいただきました。戌の焼印が入っていて、とても上品な味でした。

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濃茶点前の後は、部長が薄茶点前をしながら干菓子で団欒。リラックスしたムードで、お茶とお菓子を楽しみました。

前期最終稽古 2017年09月21日(木)09時32分

今日は前期最後で、高3生だけのお稽古でした。来週から前期考査のため、高2以下は試験勉強が優先です。

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そんな中、長板を使って長板点前をしました。長板とは、地板を象って風炉や水指などをのせる板のことです。ポイントとしては、火箸を用いること。そして、藪内流では他流派と違い、建水を長板の上にのせないところです。

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高3生ということもあり、スムーズな作法で集中力も違いました。

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お茶の点ちも良く、季節的にも温かさをより感じようになりました。

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本日の主菓子は、亀屋陸奥の松風でした。茶道部では定番のお菓子で、食べだしたら止まらなくなるほどです。

通常稽古 2017年09月14日(木)21時12分

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ようやく9月に入り、茶室に飾られた秋明菊が秋を感じさせます。文化祭の茶会を終えて、ひとまず一段落といったところです。

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選抜特進の高3生たちは、大学受験に向けて勉強に重点を置いています。プログレスの高3生たちは、例年9月以降もお稽古に来て励んでいます。今日もお点前をしながら、楽しい時間を過ごしていました。

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ご指導いただいている先生は、これから茶道部を引っ張っていく高2生の指導に時間をかけられました。それぞれの成長ぶりは、お点前を見ていてもよくわかります。後半になると、今月18日のオープンキャンパス用のビデオ撮影もありました。

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今日の主菓子は、船屋秋月の舞妓はんでした。黄味あんの焼き饅頭で、抹茶と合い美味しかったです。

まっちゃCafe 2017年09月11日(月)22時51分

この2日間文化祭が催され、茶道部は例年どおりお茶会を開きました。初日は日曜日ということもあり、行列ができるほどたくさんの方に来ていただきました。

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どこ席からもお点前が見えるよう、客席の配置も考えました。

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机の上には抹茶茶碗の中に飾られた花を置き、今年も華道部とのコラボが実現しました。

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例年は椅子に座ってお点前をする立礼(りゅうれい)でしたが、今年は木の台の上にござを敷き、その上に正座して平手前にしてみました。目の前に見られるというのは正直緊張しますが、高3、高2生が順にお点前をしてくれました。

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今回のお菓子は、定番の茶だんごやくず笹、黒糖わらび餅。200~300円(抹茶+和菓子)でしたが、聖護院八ッ橋総本店がプロデュースしたnikinikiのお菓子のセット(プレミアムで400円)もとても好評。100円のグリーンティーに関しては、“バカ売れ”するほどの売れ行きでした。

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2日目は行列ができるほど並びませんでしたが、水屋はのんびり等休む時間もないくらい忙しく、自分たちの役割をこなしていました。体育祭後の茶会なので疲労も出ていましたが、部員たちにとっては楽しい時間が過ごせました。

浴衣稽古 2017年07月31日(月)09時53分

今日は先生をお招きして、最初に浴衣の着付け体験がありました。浴衣を着慣れない、帯締めでキツいということもありましたが、良い機会になったのではないでしょうか。

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部員たちもそれぞれの柄の浴衣を着て、茶室がとても華やかに見えました。みな浴衣を着たまま、大寄せの形でお茶とお菓子をいただきました。

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お点前は普段制服ですが、やはり浴衣でお点前する方が映えます。浴衣を着ることで背筋も伸び、いつもとは違った気持ちだったことでしょう。

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本日の主菓子は、仙太郎のあんころでした。いわゆるあんころ餅ですが、「土用餅」とも呼ばれ、関西では土用の丑の日に食べられています。粒あんとこしあんの2種類がありましたが、部員たちにはダントツ粒あんが人気でした。

夏稽古2 2017年07月13日(木)21時30分

今週は短縮授業(4限授業)の関係で、お稽古は13時半からのスタートでした。

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長丁場ではありましたが、その分先生からご指導いただけました。ここのところ、高2生の成長ぶりが目に付きます。点前畳に座ってのお点前だと緊張のあまり、部分的に抜けたりミスることもあります。またそれぞれ癖が出てしまうこともありますが、お点前を見ていてしっかり成長しているように感じました。

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高1生たちは部長たちから指導を受け、帛紗捌きをはじめ細かいところを繰り返し復習していました。

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本日の主菓子は、塩羊羹の元祖である新鶴本店の「塩羊羹」でした。一瞬こんにゃくに見えそうですが、北海道十勝産の小豆を厳選し、天然寒天を楢(なら)の薪で炊き上げたお菓子です。塩が利いて美味しい一品です。

夏稽古1 2017年07月06日(木)21時29分

今日は高3生不在(前期考査中のため)で、高2生を中心とする部活動でした。

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一気に人が減ってさみしい光景に見えましたが、その分高2生たちが和気藹々と楽しい雰囲気を作ってくれていました。

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別室では高1生たちの指導があり、4人とも真剣な表情で割稽古に励んでいました。何度も何度も繰り返して体に覚えさえていく。地道なものですが、「難しいけど楽しかった」いう声が聞けました。

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本日の主菓子は、七夕が近いので甘春堂の「天の川」でした。夜空をイメージした琥珀羹と味甚羹、下は小倉羹という3重層になっています。

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部屋の光に照らし横から見ることで、濃い青が強調されてとても綺麗でした。

楽茶碗作り体験 2017年06月17日(土)19時28分

今日は午後から楽茶碗作りを体験するため、清水焼の郷会館を訪れました。今回は高2生5名(+顧問2名)が参加し、川嵜和楽先生にご指導いただきました。

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みんな初めての経験で、終始無言で真剣にお茶碗を削っていました。

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手順としては、まず高台(茶碗の底の台)からいろいろな道具を使い削っていきます。続いて胴の部分を削り落とし、自分の好きな形に仕上げていきます。茶碗自体が結構重いので、茶碗を片手に持って中を掘って軽くします。それと平行して、口縁も薄くしていくことで、綺麗な形のお茶碗の完成です。

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最後は高台の横に名前を書き、赤か黒かを選んで終了です。主に削るだけの作業ですが、どこまで削っていいのかが難しい。確認しながら削らないと、穴が開いたりひび割れを起こします。もしそうなったときは、先生方が修復のサポートをしていただけるので安心です。

楽茶碗は2個作りましたが、実際どのように出来上がってくるかが楽しみです。「削るのが難しかったけど楽しかった」というのが生徒たちの感想。生徒たちにとっては良い経験になったと思いますし、今後楽茶碗の見方も違って見えてくるのではないでしょうか。

卒アル撮影 2017年06月15日(木)20時07分

今日は夕方5時すぎから、カメラマンの方に来ていただき、卒アル写真を撮りました。

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部長を中心に、高3生が13名(+茶道の先生と顧問2名)揃って撮影。卒アル用の真面目な写真と、ピースありの笑顔いっぱいの写真とそれぞれ。

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続いて、中3生の3名(+茶道の先生と顧問2名)はブレザーを着て撮影しました。

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それと平行してお稽古がある中、高1生たちが別部屋でお稽古をしていました。高1生が4名になり、高2生たちは一所懸命教えていました。秋以降は彼女たちが茶道部の中心になりますし、少しは自覚が出てきたでしょうか。

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本日のお菓子は、仙太郎の若鮎でした。6月1日の鮎釣りも解禁になり、若鮎もすっかり旬になっています。求肥を柔らかい生皮で包み、モチッとしていて食べごたえがありました。

帛紗稽古 2017年06月01日(木)21時13分

今日はようやく帛紗が届いたので、高1の子たちが帛紗捌きのお稽古をしました。

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帛紗捌きは基本の作法で、これができて初めて棗や茶杓などを清めることができます。高3の教え方が上手なのもありますが、綺麗に捌けて飲み込みが早いかもしれません。

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今年度は3人しかいないこともありますし、3人にかける時間が長いのも大きいでしょう。どちらにしても、これからの成長が楽しみです。

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お菓子の方は、俵屋吉富の芍薬(しゃくやく)です。中はこし餡で、とても上品な和菓子です。芍薬の花は開くと大きく華やかなのですが、それがうまく表現されていました。