霜月になりました。今月の聖語板は高3の天川岬さんが書きました。堂々とした字からは大きなパワーを感じます。
「宮」と「商」は雅楽の音階で、この二つはいわゆる不協和音になる関係だそうですが、それまでもが「和」となるお浄土の世界を表現していると聞かせていただいております。「和」といえば今年は聖徳太子の没後1400年の御遠忌の年です。「以和為貴」の精神を大切にしたいものです。
(聖語の詳しい内容につきましては、宗教教育blogも併せてご覧になってください)
霜月になりました。今月の聖語板は高3の天川岬さんが書きました。堂々とした字からは大きなパワーを感じます。
「宮」と「商」は雅楽の音階で、この二つはいわゆる不協和音になる関係だそうですが、それまでもが「和」となるお浄土の世界を表現していると聞かせていただいております。「和」といえば今年は聖徳太子の没後1400年の御遠忌の年です。「以和為貴」の精神を大切にしたいものです。
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今日は午後から清水坂にある森陶器館にて、抹茶茶碗の絵付け体験をしました。抹茶茶碗づくりは過去数回行いましたが、今回の絵付け体験は初めてでした。
まず、楽茶碗に鉛筆で絵の下書き。部員たちは、桜や紅葉、月うさぎなどの絵を上手に描いていました。それから5色(紺・黒・ピンク・黄・緑)を使って、筆で楽茶碗に色を塗り、線をなぞっていきました。
作業中は無言で集中し、みな熱心に取り組んでいました。なかなか難しかったですが、それぞれ楽しんでやっていました。予定時間よりも大幅に延長してしまいましたが、各自思うような作品が出来たようです。
出来た楽茶碗については、そのまま窯元で焼いていただき、1ヵ月後に各自の手元に届く予定です。できれば茶会などで使用し、自分たちの茶碗を活用してほしいと思います。今回の絵付け体験はとても好評だったので、毎年の恒例活動になりそうです。
今週は火曜・木曜と続けてお稽古でした。中間考査があったため間が空いてしましましたが、部員たちの上達ぶりは見てわかる程です。
高2生から順に点前指導を受けつつ、割稽古を重ねています。また12月には3年ぶりに「全国高校茶道フェスティバル」がリアル開催予定で、役割を決めながら着々と準備を進めています。
火曜日のお菓子は、いと達の包み餅。御室仁和寺近くにある小さな和菓子屋で、店主は本校向かいにある笹屋伊織で修業。4色のカラフルな包み餅は、もちもちしていて美味しかったです。
本日木曜のお菓子は、叶匠寿庵の栗山家です。栗の甘露煮をまるごと一粒入れた、風味が良いこし餡の羊羹でした。
ネイチャー部の活動として、15日にJT生命誌研究館との打ち合わせ、16日に東山での自然観察会をおこないました。
まず、生命誌研究館との打ち合わせですが、以前よりアフリカツメガエルやプラナリアを譲渡していただき、特にプラナリアについては共同研究を計画しています。
その一環として、15日にはこれまでの実験データの分析と、今後の実験の内容についてクラブの生徒を交えて議論しました。今後は遺伝子の解析なども含めて、どのような展開になるか非常に楽しみです。
翌16日の午前中は、京都の東山区の山中で、自然観察会をおこないました。
京都女子大東側の豊国廟の南側から山中に入り、ゆっくりと歩きながら周囲の植物を観察しました。
クスノキ、カクレミノ、リョウブなどの広葉樹林を抜け、ヒノキとスギの植林帯に入り、点在するアカマツや、下生えのキジノオシダやウラジロなどを確認しました。
コースの終盤には、部の先輩が設置作業を手伝った看板を見て、昔に湧き水が出ていた遺構も確認しました。
今回は短時間でしたが、充実した観察会になりました。学校から便の良い場所ですので、季節を変えて定期的に実施したいと思います。
神無月になりました。今月の聖語は高2の新垣香葉さんが書きました。行書の魅力がたくさん詰まった仕上がりになったと思います。
法句経は釈尊のみ教えを集めたものです。こうして今ここに生きているということは、自分一人の力ではなく、数多くのおかげによって生かされているわけで、どんなに難しいことであるか、と経典は説いているそうです。人間に生まれた幸せ、生かされている幸せ、この「あるのが難しい」から、感謝の念を表す『ありがとう』という言葉になったと聞かせていただいています。
聖語の詳しい内容につきましては、宗教教育blogも併せてご覧になってください。
9月9日と10日に文化祭を行いました。今年の文化祭テーマは「青春は誰にも奪えない‼-PURE DETERMINATION-」でした。これは、3年ぶりに学校開催での文化祭を実現することが出来たのは偶然ではなく、多くの人の“何者にも屈しない不屈の意思”が生み出した結果だと考え「不屈の意思」を意味する「PURE DETERMINATION」をサブタイトルに、そしてコロナ禍でも絶対に負けないという気持ちをメインタイトルに表現しました。さて、生徒会執行部では前年の冬休みから準備を始め、当日も運営を行いました。そして、多くの笑顔があふれる文化祭を創り出すことができました。これができたのは、在校生の皆さん、保護者の皆様、諸先輩方、先生方や協力してくださった全ての方がいたからこそで、みんなで創った文化祭だと思います。本当にありがとうございました!次は体育祭で再び平安を笑顔があふれる学校にするので、楽しみにしていてくださいね!
茶道部は高2生を中心とする新体制になりました。新部長に茶道部初の特進一貫生を起用。高3生が引退し、部員12名で活動しています。
最初に、部則変更の確認をしてお稽古に入りました。部員数が減った分、点前がまわってくる率も高くなりました。現在もお茶は点てず、お菓子も持ち帰りにしています。
高2生もお点前はまだまだ未完のため、点前指導を受けるだけではなく、割稽古も必要です。
本日のお菓子は、七條甘春堂の月宵うさぎです。
可愛らしいうさぎの上用饅頭で、うさぎの目・口・耳の焼印がされています。ですが、表面が内装にべったり引っ付き、取り出した時には顔が潰れてしまうという残念な状態になりました。
先週の9日と10日の文化祭で、ネイチャー部は生物実験室で飼育生物や普段の活動についての展示をおこないました。
アフリカツメガエルの成体と幼体(オタマジャクシ)、アカハライモリ、メダカ、キンギョ、グッピー、プラナリアなどの生物、過去の観察会での採集物や作成した標本、8月末に実施したツバメの塒(ねぐら)入りのレポートなどを展示しました。
また、これまでに見学・研修会などでお世話になっている、高槻の「JT生命誌研究館」から、出張展示「いのち愛づる館の物語」をお借りして、研究館のリーフレットやペーパークラフトと一緒に展示しました。
また、体験コーナー「植物の葉脈標本を作ろう」では、用意したキンモクセイの葉から、葉脈標本作りを体験してもらい、できあがった標本をしおりにして持ち帰ってもらいました。
新型コロナウイルス感染拡大予防のため、来校者は各ご家庭1名に限定されている中で、本校生徒と合わせて二日間で424名の方に入場・見学していただきました。
来場していただいた方々には、この場をお借りして御礼させていただきます。ありがとうございました。