11月29日に行われました京都府写真部選考会(京都府高等学校文化連盟写真専門部主催)におきまして、1年生中島さんの作品が第45回全国高等学校総合文化祭(紀の国わかやま総文2021)に推薦されることとなりました。写真部としては3年ぶりの全総文出品となります。
11月29日に行われました京都府写真部選考会(京都府高等学校文化連盟写真専門部主催)におきまして、1年生中島さんの作品が第45回全国高等学校総合文化祭(紀の国わかやま総文2021)に推薦されることとなりました。写真部としては3年ぶりの全総文出品となります。
11月は炉開きの季節ということで、今月より炉点前を始めています。部室では炉を切っていないため、高2生が置炉を使い、炉点前をお稽古しています。
講義室では、中高1生が風炉点前をしています。現在は部員同士で教え合い、お茶をよく覚えている部員が指導に当たっています。人に教えるというのは大変難しいことですが、人に教えることが自らの学びに繋がります。
炉開きのお菓子と言えば、亥の子餅です。風味の良いごまが練りこんであり、イノシシの子(うり坊)を形どったお餅です。炉開きにはこの亥の子餅が出され、もともと古代中国の無病息災を祝う「亥子祝(いのこのいわい」という宮廷儀式が起源とされています。旧暦の亥の月(現在の11月)、亥の日、亥の刻に餅を食べれば病気にならないと言われています。
22日の日曜日に,龍谷大学の瀬田演習林の隣地で,炭焼き体験と自然観察会をおこないました。コロナ禍のため,今年度初めての活動になります。
JR瀬田駅に集合後,バスで龍大の瀬田キャンパスまで移動し,演習林を抜ける道を目的地まで歩きました。当日は晴天に恵まれ,木漏れ日のさす中で,周囲の植物を観察しながら,ドングリを拾ったり,色づいた紅葉をながめながらの行程になりました。
炭焼きは,演習林隣地の民家の方のご好意で,畑地に設営した簡易炭焼き窯を使っておこないました。
炭焼きではいつもお世話になっている京都女子大学名誉教授の高桑先生から,窯の仕組みと炭焼きの手順について説明を受け,いよいよ作業が始まります。
今回は龍大の演習林を間伐したコナラを材料として,窯の中を掃除してからコナラの薪を窯にぎっしり詰め込みます。
材料の詰め込みが終わると,窯の蓋の上から水で練った土をかけて密閉します。その上に濡らした新聞紙とアルミホイルで包んでおいたサツマイモを並べて,さらに土をかぶせます。こうしておくと,炭焼き窯の遠赤外線で,中までホクホクの焼き芋ができあがります。
次はいよいよ窯の火入れです。高桑先生の指導を受けながら,生徒たちは煙に苦戦しながら必死に火を焚きつけていました。
白い煙が出ている間は,炭になる木材から水蒸気が出ているので,しばらくは煙突から出る煙の色を見ながら火をくべ続けます。
だんだん煙の色が青っぽくなり,やがて煙が透明になると,煙突と焚き口を密閉します。この後は窯の中で材が蒸し焼きになり,炭化して炭に変化していきます。密閉した後は,3~4時間程度,窯が冷えるのを待ちます。
ちょうどお昼ご飯の時間になったので,窯の上で焼きあがったサツマイモを取り出しました。芯まで熱が通って半透明になった焼き芋をみんなで美味しく頂きました。
窯が冷えるまでの時間を利用し,瀬田の演習林を散策し,自然観察をおこないました。
演習林の入り口では見事な紅葉が広がり,生徒たちはおのおの写真を撮ったり,紅葉の絨毯を踏みしめたりしていました。
散策の途中で冬イチゴがなっているのを見つけ,観察会が一転してイチゴ狩りに変わりました(笑)。道沿いを探しながら,イチゴが見つかるたびに歓声が上がっていました。
また,窯の場所まで戻ると,高桑先生から稲刈り後の稲から,新たに稲穂が実っているのを教えていただきました。この時期の暖かさのせいで,非常に珍しいとのことでした。
窯が冷えてきたので,窯の中からまだ熱い出来立ての炭を,注意しながら次々と炭を取り出しました。高桑先生曰く,今回はとても上手に良い炭ができたようで「こんなことは珍しいよ」と仰っていました。
最後に,片付けをして,できた炭を皆で分けて持ち帰りました。
炭は脱臭剤や水の浄化剤になり,災害時には燃料にもなります。
この時期にしてはとても暖かい中での炭焼きになりました。
今回は,炭焼き体験もあり,自然観察もあり,焼き芋もあり,紅葉もあり,イチゴ狩りもあり,と盛り沢山の行事になりました。
参加した部員たちも楽しんでくれたようで,本当に有意義な一日になりました。
前回のブログでアップしましたが,高槻の生命誌研究館の橋本研究室(大阪大学大学院)とネイチャー部で,プラナリアを用いた実験プロジェクトを開始する予定です。
10月31日と11月2日は,ネイチャー部の部員が生命誌研究館を訪れ,研修を受けましたが,今回は橋本先生(大阪大学招聘教授)が来校され,現在の研究とこれからの実験の内容について講演していただきました。
約2時間,ご自身の研究の内容をパワーポイントで説明され,今わかっていること,わかっていないこと,実験で明らかにしていきたいことなどを熱心にお話しされました。
参加した部員たちは,内容の難しさと先生の熱意にやや圧倒されていましたが,「学会に出せる論文が書けるよ」「共同研究者と思っているので一緒にやりましょう」などの先生の言葉に刺激されていたようです。
今後はまずプラナリアの繁殖と,初歩的な実験から開始し,その後は遺伝子操作などの段階へ進めていく予定です。
現在,高槻の生命誌研究館の橋本研究室(大阪大学大学院)とネイチャー部で,現在飼育中のプラナリアを用いた実験プロジェクトを開始する方向で打ち合わせを行っています。
これに伴い,先週の10月31日と11月2日の二日間,橋本研究室で,今後予定される実験の内容について,研修を受けに行ってきました。
31日は高校1年生の部員が2名,2日は高校3年生の部員が3名が,実験の材料となるプラナリアの飼育や,切断による繁殖のさせ方,今後の実験の内容について説明を受け,見学と実際の作業の体験をおこないました。
普段は入ることのできない大学の研究室の雰囲気や,実際の研究の内容に触れることができ,生徒たちにとって大変貴重な経験になりました。
今後は主に校内で実験を進めることになりますが,ただ言われた通りのことをやるのではなく,実験の内容を理解して,さらにそれについて疑問を持ち,討論を重ねていく過程が非常に大切になります。
これからの展開が非常に楽しみです。
書道部では、11月1日(日)に京都市美術館別館(左京区)で行われている私学展の見学に出かけました。
本校部員からは、西﨑夏里南・天川岬・石村優衣・栗林美妃の4名が出展しています。
やはり、他校生徒の作品を見ることは新たな視点を身につけることもにもつながり、勉強になったようです。
当日は近くの「藤井有鄰館」にも行きました(実はめったに見学できない博物館で、開館は月に2回だけです。開館しない月もあります・・・)。
国宝や重要文化財を含む絵画や工芸品を収蔵しており、中国の殷から清にかけての書も見学できます。貴重な機会となりました。
霜月になりました。今月の聖語板は高1の西﨑夏里南さんが書きました。
整然とした中に、しなやかな印象があります。
『歎異抄』は、親鸞聖人のお言葉を、お弟子の唯円房が書き記したものと言われています。なお、霜月(旧暦)は、親鸞聖人のご命日の月でもあります。
聖語の内容につきましては、宗教教育ブログを併せてご覧になってください。
今日は10月最後の稽古日でした。現況としては、釜4ヵ所設置し、講義室と部室で半々に分かれて稽古しています。ご指導いただいている藪内流の先生、顧問、高2生らが、それぞれ1年生の点前指導にあたっています。
1年生は割稽古から始まり、今はお茶を点てるところまでです。入部してから4ヶ月が経ちますが、割稽古の成果により、点前作法が身について成長が見られる部員が増えてきました。
現在の目標としては、年内までにお茶を点てられるところまでマスター。後期終了までには、お仕舞いと拝見ができるまでにすることです。
本日は、俵屋吉富のハロウィンのお菓子でした。
左がおばけで、中身はピンク餡。右がハロウィン(定番のかぼちゃ)で、漉し餡でした。見た目の可愛らしさと珍しいピンク餡で、おばけの方が部員たちには人気でした。